令和2年8月13日(木) 【旧 六月二十四日 大安】立秋・寒蝉鳴(ひぐらしなく)

くろみもつ葉ずゑに紅き花をつくる夾竹桃の夏のあはれよ
  ~木下利玄 『銀』

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Photo:キョウチクトウ(赤)

 有毒植物としても知られる夾竹桃《きょうちくとう》は6月の終わり頃から咲き始めます。夏の間、次々と新しい花が咲き続けますが、それでも花期はおよそ8月いっぱいまで。原産地はインドや中近東なので暑さにはめっぽう強いのですが、日当たりが悪いと花つきが悪くなります。逆に人間は夾竹桃のように暑さに強くはありません。一昨日8月11日の大阪の最低気温は30℃。1883年から録り始めた観測史上「最高の最低気温」を記録したそうです。屋外では密でない限り、マスクを外して、できるだけ日陰を歩いたほうが良さそうです。

ひでりつづきあまりに赤き花見れば夾竹桃もうるはしからず
  ~尾山篤二郎(1889-1963)

 尾山篤二郎は石川県金沢生まれの国文学者(文学博士)で歌人。短歌や俳句には赤い夾竹桃が好んで詠まれますが、他にもピンクやオレンジ、白い花もあります。私の近所の公園では白とピンクがたくさん花を咲かせています。

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Photo:キョウチクトウ(白)

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