令和2年11月27日(金) 【旧 十月十三日 仏滅】・小雪・朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)

もみぢ散る音は時雨のここちしてこずゑの空はくもらざりけり
  ~藤原家経(992-1058) 『後拾遺和歌集』 巻6-0383 冬歌

紅葉の散る音は時雨のように思えるが、梢の上の空は曇ってはいない。

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 今日は七十二候の第59候「朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)。二十四節気「小雪」の次候にあたります。「朔風」とはこの時期の北風、すなわち木枯らしを指します。その木枯らしが吹き払う木の葉は紅葉や黄葉の見頃を終えた枯葉たち。一面に散り染めた落ち葉の絨毯もこの季節の風物詩でサクサクとそれを踏みしめて散歩するのもいいのですが、近くの公園では熊手とチリトリで枯葉を掃き集めている管理人の方を毎日見かけます。掃いても掃いてもきりがないほどビニール袋に溜まっていきます。大変なお仕事ですね。

見送れど君振り向かずからからと枯葉舞ひ散るあと追ふごとく
  ~林龍三  『塔』 2015年10月号(掲載時は新仮名遣いでした)

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