令和5年11月12日(日) 【旧 九月二九日 先勝】・立冬・山茶始開(つばきはじめてひらく)

高円の野路の篠原末さわぎそそや木がらし今日吹きぬなり
  ~藤原基俊(1060-1142)『新古今和歌集』 巻4-0373 秋歌

高円の野道の篠原では葉末がざわざわと音を立てている。そうか木枯らしが今日吹いたのだな。

231112_高円の野路の篠原末さわぎ.jpg
Photo:木枯らし ~GANREF(KAWA)

 樹々の木の葉を落として枯れたような姿にしてしまうことから名付けられた「木枯らし」。気象庁の予報用語によると、木枯らしとは「晩秋から初冬にかけて吹く、北よりの(やや)強い風」とされています。気圧配置が西高東低の冬型になると北から吹く風はかなり冷たくなります。大阪では昨日この風の最大風速が8m/s以上になったために「木枯らし1号」の発表がありましたが、東京と大阪では1号と認定する期間が少し違います。東京では「10月半ばから11月末」、大阪では二十四節気の「霜降から冬至」としています。したがってこれ以前に吹いても木枯らし1号とは呼ばないようです。

凩やこの頃までは荻の風
  ~与謝蕪村(1716-1784)

  にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ にほんブログ村
d ^_^;  よろしければ 1Day 1Click を↑