令和6年11月5日(火) 【旧 一〇月五日 友引】霜降・楓蔦黄(もみじつたきばむ)
女なり男なりを超えたるかたち網に掛かりて帰りたまひき
~梶原さい子(1971-)『椿/リアス』
女か男かもわからなくなった遺体が漁網にかかって帰ってきた。東日本大震災の津波の惨状を詠んだ梶原さい子さんは宮城県出身の歌人です。
Photo:EARTH Journalism Network
今日、11月5日は「津波防災の日」。安政南海地震の際に稲むらの火で多くの人命が救われたことに由来し、2011年に制定されました。更に4年後の2015年には国際連合が同じ日を「世界津波の日(World Tsunami Awareness Day)」という国際デーに制定しています。南海トラフの危険性が叫ばれていますが、それ以外の場所が安全だという保証は何もありません。今年は年始から能登で地震がありましたし、豪雨災害もありました。天災は防げませんが命を守る手立てはいざというときでなく、今安全なうちに考えておかねばなりません。同じく宮城県にお住まいの歌人、田宮智美さんの歌集から。
履歴書を書く 震災時知らぬ人にまぎれて床に寝た図書館で
~田宮智美『にず』
Youtube:World Tsunami Awareness Day 2024
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女なり男なりを超えたるかたち網に掛かりて帰りたまひき
~梶原さい子(1971-)『椿/リアス』
女か男かもわからなくなった遺体が漁網にかかって帰ってきた。東日本大震災の津波の惨状を詠んだ梶原さい子さんは宮城県出身の歌人です。
Photo:EARTH Journalism Network
今日、11月5日は「津波防災の日」。安政南海地震の際に稲むらの火で多くの人命が救われたことに由来し、2011年に制定されました。更に4年後の2015年には国際連合が同じ日を「世界津波の日(World Tsunami Awareness Day)」という国際デーに制定しています。南海トラフの危険性が叫ばれていますが、それ以外の場所が安全だという保証は何もありません。今年は年始から能登で地震がありましたし、豪雨災害もありました。天災は防げませんが命を守る手立てはいざというときでなく、今安全なうちに考えておかねばなりません。同じく宮城県にお住まいの歌人、田宮智美さんの歌集から。
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~田宮智美『にず』
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