令和8年5月5日(火) 【旧 3月19日 先負】 立夏・蛙始鳴
首夏の心をよみ侍りける
花鳥のあかぬわかれに春くれてけさよりむかふ夏山の色
~西園寺実兼(1249-1322)『玉葉和歌集』
花鳥との名残惜しい別れのうちに春が過ぎ、今朝から向き合うのは夏山の緑であるなあ。
首夏の心をよみ侍りける
花鳥のあかぬわかれに春くれてけさよりむかふ夏山の色
~西園寺実兼(1249-1322)『玉葉和歌集』
花鳥との名残惜しい別れのうちに春が過ぎ、今朝から向き合うのは夏山の緑であるなあ。
「首夏」は初夏と同義。旧暦4月1日に詠まれた歌のようです。年により5月4日や6日になることもありますが、多くの場合二十四節気7番目の「立夏」は、5月5日の「こどもの日」と重なります。

Photo:JREメディア(JR東日本)
「立夏」は「春分」と「夏至」のちょうど真ん中。『暦便覧』では「夏の立つがゆへ也」とされており、この日から「立秋」(今年は8月7日)の前日までが夏とされます。長い休みがある夏の季節が待ち遠しかった子どもの頃も今は昔。最近は夏の暑さも半端ないくらいで、今年には気温35℃の「猛暑日」の上に、40℃以上の日に「酷暑日」という名称が誕生するほど。その前に鬱陶しい「梅雨」も待っていますから、ますます体調に気をつけないといけない危険な季節の到来だと思えてしまいます。
夏が来ていなくなるひと戻るひとわたしの心は忙しくなる
~飯沼鮎子(1956-)
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