【旧 六月三日 友引】大暑・桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)
今年、夏の土用は7月19日から立秋前日の8月6日までの19日間。干支のめぐりは12日で一回りするので、この19日間のうちに丑の日が廻ってくるタイミングは最低1回、多いときには2回あってもおかしくありません。今年の場合は今日、7月25日と12日後の8月6日の2回が丑の日に当たります。最初は「一の丑」、二度目を「二の丑」と呼びます。鰻の和歌と言えば万葉集の大伴家持が吉田石麻呂を冷やかして詠んだ歌、あるいは蒲焼き大好きな斎藤茂吉の短歌が思い出されますが、いずれも掲載済みなので、今日は少し毛色の変わった鰻の歌をどうぞ。
Photo:シラスウナギの稚魚
沙浜に くされし如き 水流れ
白き鰻の子 やや上流に 上れるもあり
~土屋文明 『六月風』
昭和10年の「稲村が崎」と題された一連の作品から。鰻は淡水魚とされていますが、産卵・孵化は海で行い、その後淡水に遡ってくる「降河回遊」という生活形態をとっています。そんな鰻の稚魚が短歌の題材にされることはめったにありません。そのうえ、この短歌自体もめずらしい、5・7・5・7・7・7の仏足石歌体ですね。
d ^_^; よろしければ 1Day 1Click を↑












