令和7年1月18日(土) 【旧 一二月一九日 赤口】 小寒・雉始鳴(きじはじめてなく)
南天の実のゆんらりゆらりと鳥の立つ
~尾崎紅葉(1868-1903)
眼を閉ぢてゐても南天の白き花 わたしのそばで咲いてゐたんだ
南天は冬になると小さな赤い実をつける常緑低木。したがって「南天の実」、「実南天」は冬の季語です。南天は「難」を転じるという意味もあってお正月の縁起物として玄関などによく飾られますが、南天の実に比べると花はあまり鑑賞されません。花の時季は初夏。白色の可愛らしい花が咲きます。もちろん「南天の花」、「花南天」は夏の季語になっています。
眼を閉ぢてゐても南天の白き花 わたしのそばで咲いてゐたんだ


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