令和8年7月14日(火) 【旧 6月1日 赤口】 小暑・蓮始開
家いへの門に誇らしく朝顔の花を咲かする小さき街行く
~上皇后美智子『ゆふすげ』
アサガオは菊と並んで日本の園芸植物の代表格ですね。江戸時代には競って品種改良が行われ、これほど多種多様に変化してきたという意味では世界でもまれに見る植物といっても過言ではありません。
アサガオが日本に渡ってきたのは奈良時代末期。遣唐使が薬として種を持ち帰ったのが始まりとされていますので、それ以前に『万葉集』に詠まれていた「朝顔」は今のアサガオではないようです。今のアサガオは日没後10時間後に開花すると言われますが、開花には必ず夜の闇が必要なので街灯の下など終夜明るいところでは咲きません。その上30℃を超える高温の夜であれば朝になっても咲かないそうです。入谷の「朝顔まつり」がまだ真夏日になる前、7月の初旬に行われるのもそのためでしょうか。
七月七日入谷の朝顔とどきたる
~細見綾子(1907-1997)
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