令和7年1月11日(土) 【旧 一二月一二日 大安】 小寒・水泉動(しみずあたたかをふくむ)
カレル橋似顔絵売りし老画家の息白くして客を待ちをり
~林龍三(2025年1月3日)
カレル橋似顔絵売りし老画家の息白くして客を待ちをり
~林龍三(2025年1月3日)
昨年生誕200年を迎えたべドルジヒ・スメタナの連作交響詩『我が祖国』の2曲目を日本では「モルダウ」と呼んでいますが、これはドイツ語の名称。チェコではこの川をヴルタヴァ川と呼んでいます。恒例となっている「プラハの春音楽祭」ではオープニング曲として必ず演奏されています。私が今年最初に訪れたプラハ王宮と旧市街をつなぐカレル橋はかつての東欧と西欧を結ぶ唯一のルートだったとか。欄干に並ぶバロック様式の彫刻群と対岸のプラハ旧市街の町並み、そしてこの川の滔々した流れを見ていると日本人があまり意識することのない「祖国」という言葉の重みを感じます。
モルダウの川幅広げ春の水
~稲畑廣太郎(1957-)


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