令和6年8月12日(月) 【旧 七月九日 先負】・立秋 「寒蟬鳴」(ひぐらしなく)
今よりは秋づきぬらしあしひきの山松蔭にひぐらし鳴きぬ
~作者未詳(遣新羅使) 『万葉集』 巻15-3655 贈答歌
これからは秋らしくなるようだ。あしひきの山の松陰にひぐらしが鳴いているよ。

Photo:ヒグラシ ~tenki.jp
七十二候の第38候は「寒蟬鳴(ひぐらしなく)」。二十四節気「立秋」の次候にあたります。今年は各地でカメムシが大量発生して農作物にも被害が懸念されているというニュースが有りましたが、セミもカメムシ目セミ科に分類されています。真夏にうるさくなくクマゼミやアブラゼミなどと違ってヒグラシは秋のイメージがあり、俳句の季語としてももちろん秋なのですが、実は他のセミに先駆けて6月下旬に発生し始めて他のセミがいなくなる9月頃まで鳴き声が聞こるのです。とはいえ一つの個体の寿命は3週間から1ヶ月程度で、やはりそんなに長くはありません。
きようはきようのひぐらし鳴きおわり
~荻原井泉水《おぎわらせいせんすい》(1884-1976)
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今よりは秋づきぬらしあしひきの山松蔭にひぐらし鳴きぬ
~作者未詳(遣新羅使) 『万葉集』 巻15-3655 贈答歌
これからは秋らしくなるようだ。あしひきの山の松陰にひぐらしが鳴いているよ。

Photo:ヒグラシ ~tenki.jp
七十二候の第38候は「寒蟬鳴(ひぐらしなく)」。二十四節気「立秋」の次候にあたります。今年は各地でカメムシが大量発生して農作物にも被害が懸念されているというニュースが有りましたが、セミもカメムシ目セミ科に分類されています。真夏にうるさくなくクマゼミやアブラゼミなどと違ってヒグラシは秋のイメージがあり、俳句の季語としてももちろん秋なのですが、実は他のセミに先駆けて6月下旬に発生し始めて他のセミがいなくなる9月頃まで鳴き声が聞こるのです。とはいえ一つの個体の寿命は3週間から1ヶ月程度で、やはりそんなに長くはありません。
きようはきようのひぐらし鳴きおわり
~荻原井泉水《おぎわらせいせんすい》(1884-1976)


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