令和7年1月20日(月) 【旧 一二月二一日 友引】 大寒・款冬華(ふきのはなさく)
大寒の夜さり凍みたる土間の瓶今朝汲む酒に薄氷うかぶ
~中村憲吉(1889-1934)『しがらみ』
今日は二十四節気24番目の「大寒」。「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」と暦便覧に記されている通り、寒さが最も厳しくなる頃です。ところで、日本酒のアルコール度数は15℃くらいなので家庭用の冷凍庫であれば十分凍るようです。アルコール度数がこれより高ければ凍りにくく、低ければ凍りやすくなります。ウォッカなんて絶対凍らないのでしょうね。でも、憲吉の汲んだ日本酒ならば外気温次第では薄く氷が張ることもありえそうです。
大寒の夜さり凍みたる土間の瓶今朝汲む酒に薄氷うかぶ
~中村憲吉(1889-1934)『しがらみ』
今日は二十四節気24番目の「大寒」。「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」と暦便覧に記されている通り、寒さが最も厳しくなる頃です。ところで、日本酒のアルコール度数は15℃くらいなので家庭用の冷凍庫であれば十分凍るようです。アルコール度数がこれより高ければ凍りにくく、低ければ凍りやすくなります。ウォッカなんて絶対凍らないのでしょうね。でも、憲吉の汲んだ日本酒ならば外気温次第では薄く氷が張ることもありえそうです。
しかし、天気予報では今日の大阪の最低気温は7℃、最高14℃。とてもそんな寒さにはならないようです。こんな俳句がありました。
春寒は大寒よりも情強し
~相生垣瓜人(1898-1985)『負暄』
主季語は大寒ではなく「春寒」。大寒は寒いだろうという覚悟をしていたのだがそれほどでもなかったが、春になったはずなのに急に寒くなるとこちらのほうが体に応える。不意打ちの寒さのほうが身に応えるということのようです。


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