令和6年9月23日(月) 【旧 八月二一日 仏滅】秋分・雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)
いなづまはかげろふばかり有し時秋のたのみは人しりにけり
~詠み人しらず 『古今和歌六帖』 第1-0816
稲妻がかげろうのようにほんの一瞬光った時、秋の逢瀬などどれほどのものかを人は知るのですよ。

Photo:稲妻 ~ことくらべ
期間としての「秋分」は次の「寒露」の前日までの半月間です。それを3等分した最初の5日間は七十二候の第46候「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」。春から夏にかけて鳴り響いた雷もそろそろ鳴りを潜める頃。秋の雷は稲が育つ時期と重なるため昔の人は雷が稲を実らせると考え、稲妻と呼びました。科学的にも必ずしも間違っていないそうで、雷は大気中の酸素や窒素に化学反応を起こさせ天然の肥料である窒素酸化物を作り、雨とともに大地に降り注ぐのだそうです。とはいえ、毎年のように雷による死亡事故が発生しています。ゴロゴロと遠くで雷鳴を聞いたら建物や車の中に即避難です。
かみなりの墓場もあらん見にゆかん
~金子兜太(1919-2018)
にほんブログ村
d ^_^; よろしければ 1Day 1Click を↑
いなづまはかげろふばかり有し時秋のたのみは人しりにけり
~詠み人しらず 『古今和歌六帖』 第1-0816
稲妻がかげろうのようにほんの一瞬光った時、秋の逢瀬などどれほどのものかを人は知るのですよ。

Photo:稲妻 ~ことくらべ
期間としての「秋分」は次の「寒露」の前日までの半月間です。それを3等分した最初の5日間は七十二候の第46候「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」。春から夏にかけて鳴り響いた雷もそろそろ鳴りを潜める頃。秋の雷は稲が育つ時期と重なるため昔の人は雷が稲を実らせると考え、稲妻と呼びました。科学的にも必ずしも間違っていないそうで、雷は大気中の酸素や窒素に化学反応を起こさせ天然の肥料である窒素酸化物を作り、雨とともに大地に降り注ぐのだそうです。とはいえ、毎年のように雷による死亡事故が発生しています。ゴロゴロと遠くで雷鳴を聞いたら建物や車の中に即避難です。
かみなりの墓場もあらん見にゆかん
~金子兜太(1919-2018)


d ^_^; よろしければ 1Day 1Click を↑