令和6年1月27日(土) 【旧 一二月一七日 仏滅】・大寒 水沢腹堅(さわみずこおりつめる)

Photo:霰が降った時の瓦 ~photoAC(あみん30さん)
二葉亭四迷の本名は長谷川辰之助。国語の授業では言文一致体の小説『浮雲』を世に出したことを習いましたが、読んでないのでペンネームが「くたばって仕舞《しめ》え」から来ているということだけが頭に残っております。さて、俳句にある霰《あられ》の話。霰には雪霰と氷霰に分けられ、天気予報では雪霰は「雪」氷霰は「雨」と予報されるそうです。ただし観測された場合は単なる「霰」。ちょっとややこしいですね。短歌や俳句でもよく取り上げられますが、木々の葉に降り注ぐ音が詠まれることが多いようです。
竹の葉にあられ降るなりさらさらに独りは寝ぬべき心地こそせね
~和泉式部(978?-?)『和泉式部続集』
竹の葉に霰が降り、さらさらと音が聞こえて一人では寝る気にはなれません。
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手枕の夢にふりこむ霰かな
~二葉亭四迷(1864-1909)
Photo:霰が降った時の瓦 ~photoAC(あみん30さん)
二葉亭四迷の本名は長谷川辰之助。国語の授業では言文一致体の小説『浮雲』を世に出したことを習いましたが、読んでないのでペンネームが「くたばって仕舞《しめ》え」から来ているということだけが頭に残っております。さて、俳句にある霰《あられ》の話。霰には雪霰と氷霰に分けられ、天気予報では雪霰は「雪」氷霰は「雨」と予報されるそうです。ただし観測された場合は単なる「霰」。ちょっとややこしいですね。短歌や俳句でもよく取り上げられますが、木々の葉に降り注ぐ音が詠まれることが多いようです。
竹の葉にあられ降るなりさらさらに独りは寝ぬべき心地こそせね
~和泉式部(978?-?)『和泉式部続集』
竹の葉に霰が降り、さらさらと音が聞こえて一人では寝る気にはなれません。


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