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【巡礼日:2019/4/28~29】

2017年のGW以来となる2度目の飛騨高山に訪れました。

鎌倉からだと片道約5時間半と大型連休や最低でも三連休でないとゆっくり探訪するのは中々難しいですね。

小京都と呼ばれるその町並みは、江戸期から明治までに城下町や商人として栄えた趣きのある建物が並びます。

自分が前に訪れた2017年と比べて訪日観光客が大変増えたような気がしました。町には、英語で書かれたゲストハウスにカフェ等真新しいお店がオープンしたばかりだと感じました。次訪れる際には高山のカフェ巡りもしてみたいものです。



『氷菓』~古典部シリーズとは~

氷菓 (角川文庫)
米澤 穂信
2001-10-28


-あらすじ-
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いつだってそうだ、折木供恵からの手紙は俺の生活を狂わせる。『奉太郎、姉の青春の象徴、古典部を守りなさい』
 神山高校に入学した折木奉太郎は、姉の言いつけで古典部に入る。
 密室になった部室、愛なき愛読書、文集『氷菓』をめぐる謎。
 33年前に高校で起こったこととは。
 日常に潜む謎を古典部が解き明かす青春ミステリー「古典部シリーズ」の第一作。
米澤穂信氏が手掛ける推理小説を原作とした

青春は、それ自体が謎である--

ビターで優しい学園ミステリの名品!

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米澤穂信氏のデビュー作で第1作目となる『氷菓』が刊行されたのは2001年とかなり前になります。広く認知されるようになったきっかけは、もちろんアニメ化してからに違いないだろう。後の漫画版然り今では大人気シリーズの一つですね!
※各言う自分もミステリー小説はアニメ放映が開始された後に読みました。予め今後の展開、答えが分かっていても楽しめるというのが、米澤穂信氏のシリーズの特徴ではなかろうかと言うのが率直な感想でした。また青春小説でありながら時折、普段全然訊かない漢字に文語体といった難読する文章を見受けます。(※例えば、冒頭の「俺は鼻を鳴らすことで肯定を示した。」と一文。普段はこんな言い回し使わないだろう。)一見、読むのが難しいように思う。しかし、そこまで苦労なく読み進められるのも特徴ですね。

――この小説は六割くらいは純然たる創作ですが、残りは史実に基づいています。新聞の地方版にも載らなかったささやかな事件が、この物語の底流にあります。/ちなみに創作部分と史実部分を見分けるコツですが、いかにもありそうななりゆきを記した部分が創作、どうにもご都合主義っぽい部分が史実だと思っていただければおおむね間違いないと思います。(※『氷菓』あとがきより引用)

 物語を読み進めるにつれ、違和感が少しづつ増してきたのを覚えています。中盤以降、わざとらししく一昔の文語体が目に付くようになりました。どういった思惑があるのだろうか、と懸命に考えました。どうやらそういった印象を持たせるのは、作者の術中のうち。手の平上だったみたいだ。というの上記に記したあとがきを読み知りましたね。


■アニメを手掛けるは京都アニメーション

www.kyotoanimation.co.jp

  ●躍動感溢れる日常を描く
OP「優しさの理由」

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京都アニメーションの綺麗な背景の美術に美しすぎる作画についての説明は不要だろう。 再現度高くそして、忠実に描かれる高山の街…
さすが京アニ!のひと言ですね!!
OPの走ったり階段を登り下りしているシーンを見ていると、『けいおん!』を思い出しつい懐かしい気持ちになりますね!

■二年生編の連載が決まるコミカライズ
~古典部シリーズの文庫化~

氷菓 (12) (角川コミックス・エース)次で12巻目となるコミック版『氷菓』。表紙のデザインは「遠回りをする雛」。生き雛祭りの衣装に身を包んだ、えるに奉太郎。平安朝の雅な衣装を纏った壮大な大名行列はいつかこの目で見てみたいものです。


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アニメ化された範囲と同じで「遠回りをする雛」で完結するのかとばかり思っていたが…二年生の連載が「月刊少年エース」の6月号にて告知されたみたいだ!

そして、6/14には…


<古典部シリーズ>最新刊
「いまさら翼といわれても」の文庫化も決定したみたいです!!!

つまり
二年生編が「少年エース」にて8月号よりスタートするので…

5/25 コミカライズ氷菓12巻 発売

6/14「いまさら翼といわれても」
文庫化

6/26「少年エース」8月号から
コミック2年生編スタート

という感じに流れに読めばいいのかもしれない?




聖地巡礼 飛騨高山


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2017年のGWに訪れた以来となる高山へ…
駅舎があまりにも綺麗になりすぎていたので
とても驚きました!?


-私、飛騨高山が気になります!-

「氷菓」×飛騨高山 舞台探訪マップ

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高山市の舞台となった場所や施設を紹介する「氷菓」舞台探訪マップが無料で配布されています。「舞台めぐり」と併用して利用しながら高山の街を歩くと楽しく探訪出来るでしょう。※駅前にある高山の観光センターにマップが置いてありました。

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※2017年に訪れた際の
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旅館に荷物を置き、いざ高山を探訪!と思いきや…駅前のお土産屋さんには、色褪せた『氷菓』と『君の名は』のポスターが街の色々な場所に飾られていました。
『氷菓』のポスターには、えるのお馴染みのキャッチフレーズが…

●スマートフォンアプリ「舞台めぐり」
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「舞台めぐり」はアニメやゲームの舞台となった場所を楽しく巡ることができるスマートフォン向けアプリです。登場キャラクターと一緒にAR写真撮影ができたり、オリジナル特典が入手できたりします。是非ダウンロードして「氷菓」の舞台探訪にご利用ください。(※高山市観光サイトより引用)

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※写真は臥竜の桜より。臥竜桜は別記事にて紹介します。

各シーンのスポットへ訪れると可愛いく登場キャラと一緒に写真を撮れるのは他作品とも同じですね。氷菓の場合は、えるが高山の町について詳しく紹介してくれます。聴きながら舞台となった高山を観光するのも面白いですね。


-古い町並み-
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江戸~明治にかけての情緒ある町並みか現在も尚、今に残る高山の町。四方を山に囲まれたその山奥にある高山だが江戸期には、幕府の直轄地として大変栄えました。幕領とされる以前は、代々金森氏により治められ飛騨高山藩と呼ばれていたみたいだ。
※江戸から何ほど遠い地でありながらここまで栄えていたのには前々から疑問に感じていた。調べた所、僻地であるが故に武器や造船に欠かせない木材・資材は豊富にありました。加え鉱山もあり銀や金など採掘されたらしい。そこに目を付けた幕府は金森氏を出羽の国転封してしまったらしい。

【鍛治橋】
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市街地の中心を流れる川、宮川に架かる橋になります。
【鍛治橋・交差点】
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鍛冶橋のたもとにあるみたらし団子の専門店。醤油の香ばしい匂いが大変食欲をそそります。一本からでも買えるので、おやつに代わりに食べるのもよいですね。

【不動橋】
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21話「手作りチョコレート事件」でビジュアルとして登場する場所になります。

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市内を流れる宮川に架かる橋は、古くから全て木製の橋からなっている。そのイメージを崩さないように、架け変える際にも木製にするみたいだ。満開の桜が大変見事でした。

●宮川の朝市

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高山市内の中心を流れる川、宮川の川沿いで毎日朝市が行われます!
天候にもよりますが、30~40軒の出店が軒を連ね地元の物等。
高山で獲れた様々な商品が並んでました。
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▲飛騨のネギに能登の輪島産のタコ。
普段食べるような味つけと一風異なりネギの風味が程よく残りタコとの相性は絶妙でした!

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▲鎌倉でも色々な種類のプリンがあってもあまり興味を示さない自分だが、高山のプリンには惹かれてつい買ってしまった。一つ一つ手作りな為生産量が少なくすぐ売りきれになってしまうみたいだ。

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▲弥生橋の下にある小橋は、工事により取り外されてしまったみたいだ。


【本町商店街】

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高山駅から歩いて10分程の宮川沿いの西側の通りにあるアーケード街。個性的な佇まいの商店が並んでいます。古い町並みとは対照的に、現代風的な感じでしかもアニメの風景そのままなので面白いですね。

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●まるっとプラザ-氷菓コーナー-
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地元として舞台探訪・巡礼にいらっしゃる方に、歓迎の気持ちを伝えたいという思いと、
氷菓にまつわるアイテムなどを展示したスペースを作ることで、ファンの方同士や、地元の人たちとで、交流が生まれればという願いを元に、関係団体のご協力でスペースを作らせていただきました。

(※氷菓交流スポットin「まるっとプラザ」 | 高山「氷菓」応援委員会 より)引用

 ●中田中央薬局

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▲2017年のGWに訪れた際の

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ファンの間でも有名な薬局で、アニメのアンテナショップではなく街にある普通の薬局なのか?と錯覚してしまうくらい、建物内には氷菓のグッズがずらりと…。

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高山の観光の一大拠点として、伝統芸能や老舗のお店等訪日観光客に高山の魅力を知ってもらう為に、2017年にオープンされたばかりみたいだ。温泉むすめの高山匠美のパネルにアニメツーリズムより選定された聖地88箇所のパネルも展示されていました。

【日枝神社(荒楠神社)】

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▲境内には立派な巨大な杉の木が…ここまで大きな杉の木は見たことがなくあまりの迫力に圧倒されましたね。

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OPと20話「あきましておめでとう」で初詣に訪れた神社になります。この荒楠神社のモデルとなった日枝神社は春の高山祭りとして知られる例祭がとても有名です。駅からは少し離れているので、駅から徒歩約20分程度の時間を要します。

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境内には20話で奉太郎とえるが閉じ込められた納屋に似た建物が※他の方の巡礼blogを見る限り古く似たような納屋であったが、どうやら新しく建て変わってしまったみたいだ。

【一本杉白山神社(折木の家周辺の)】

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折木の自宅は実際には空き地になっています。
再現度がかなり高いですね!?


【バグパイプ】

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2話と3話に登場した喫茶店「パイナップルサンド」のモデルとなったバグパイプ
和と洋が交ざったような外観になっており
レトロな雰囲気が漂いますね!
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ここが奉太郎とえるが座っていた席で一休み。えるの注文したウインナーコーヒーも実際にあります!ちなみに奉太郎が頼んでいたのは、ブレンドコーヒーです。
店内には氷菓のファン交流ノートが置いてありました!

【喫茶店かつて】

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奉太郎が入須先輩とお茶をした『喫茶一二三(ひふみ)』のモデルとなったのが『喫茶去かつて』になります。入須先輩が利用する事なら分かるようにとても大人っぽい雰囲気が漂うお店になります。作中通り2階席がモデルになっていると思ったが、1階と2階の風景が合成されているみたいだ。


斐太高校】

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神山高校のモデルは高山市にある斐太高校(ひだこうこう)になります。校内だけでなく校門前は、折木や千反田が登下校をするシーンで何度も登場します。キービジュアルになりましたね。

校舎の色も同じくオレンジ色なので、雰囲気味わえますね。桜の時期にも来てみたいものです。

神山市図書館(高山市図書館「煥章館」)

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別記事にて紹介します。


この記事では「氷菓」の作品画像を比較研究目的のために引用しております。