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【探訪日:2019/10/26】

この日は念願であった「たまゆら」の舞台となっている初めての竹原に…そして、憧憬の路に行ってきました! 最近は尾道然り、瀬戸内海の綺麗な海を眺望出来る景色。そして、ノスタルジックな街並みについ心奪われ自然に足を運ぶ回数が増えてしまいます。
  
  2019の10月26日と27日は年に2日間だけ。歴史情緒感じる趣のある街が、竹の灯籠に灯火に点され暖かな光りに包まれる特別な日となります。  個人的には、湘南の夏の風物詩の1つである「龍ノ口の竹灯籠」を思い出すものがありました。
  
  古き街並みに仄かに照らされる幻想的な景色に酔いしれ、「おかえりなさい」という温かたな言葉に包まれると距離など関係なく再び訪れたくなるものです。

  

たまゆらとは

 ~Story~

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ちょっと内気で写真が大好きな女の子・沢渡楓は、父が遺したカメラでの写真撮影をもっぱらの趣味としていた。高校進学を機に、亡くなった父親が育った町である竹原へ引っ越すことになった楓は、幼馴染の塙かおると再会し、また同級生の岡崎のりえ、桜田麻音とも友達になる。そして4人は、それぞれのまだおぼろげな“夢”に向かって、一歩一歩、小さくともしっかりした足取りで進み、成長していく。  

地方都市を舞台として女子高生と組み合わせる作品は定番中の定番になります。

「アニメの世界に浸り入りたい」という聖地巡礼が浸透して一般的に知られる契機となったのは「たまゆら」を始めるとする2011年代頃の作品が多いように思えます。(自分は地元の作品である「TARI TARI」をきっかけとして「ファンがアニメの縁になる場所を訪れる」行為を知りました。

市が積極的に町興しをした事もあるが、瀬戸内の穏やかな風土に温かみのある日常的な甘酸っぱい青春物語にどこか懐かしい風景を覚え映えたに違いない。


 ◆広島県竹原市を舞台とした~地方都市を忠実に再現した~

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▲JR竹原駅を降りると「おかえりない」という言葉が目に…「たまゆら」を愛するファンにとっても竹原の街に息づく人々にとって、訪れた誰しもが「おかえりなさい」という言葉に包まれる温かな街に沁々と感じ入り、そして、笑顔になりますね!商店街を歩いていると町の顔として定着した「ももねこ様」の神社が…

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写真は「竹原町並み保存地区(重要伝統的建造物群保存地区)」

竹原は古くは京都の下鴨神社の荘園として。江戸時代には広島藩浅野家の領地となり製塩と酒蔵により大いに栄えました。現在でも江戸の町人文化の伝統的な造りの家が数多く建ち並ぶ事から「安芸の小京都」と称されています。竹取物語の由来となる場所の一つともされていて、「たまゆら」が放送される以前から竹やかぐや姫をモチーフにした町興しが盛んに行われています。

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▲商店街の一角に竹原のご当地萌えキャラ月野香紅夜が。最近はあまり活動が見られず商店街にポスターがあるだけという話も。

訪れる前に、飛騨高山や飛騨古川のような雰囲気のある町並みとばかり想像していたが、漆喰の漆塗られた壁に、蔵をそのまま生かした喫茶店。と言った旧きよき温かな雰囲気を包まれる街になります。

歩いているだけでとても心が和かになる場所ですね


初めての竹原を探訪、なので

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竹原に着き早速町並み保存地区を歩いて見ると作中で見慣れた景色ばかり。初めて訪れたのに、何だか安心感しかないですね…

今回の記事は町並み保存地区の紹介を中心的に取り上げて行きたいと思います。


西方寺
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OPやキービジュアルでもお馴染みの西方寺へ続く階段。現在地の場所には元々妙法寺というお寺があり、火災で焼失してしまったことにより、この地現在の場所に移されたみたいだ。

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本殿の上には普明閣という竹原の町のシンボルとなっている舞台があります。京都の清水寺を思い出しますね。

ここには妙法寺に祀られていた木造十一面観音立像を祀っているらしい。ここからの景色は市街地一帯、古い町並み。そして、現在の重伝建の街並みが望めまし。遠くには瀬戸内海が広がっていました。竹原の町を歴史に思いを馳せながら望むと感慨深いものがありますね。

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▲倒壊の危険があるので、こちらの通路から普明閣までは通れません。もう一つの入り口があるのでそちらからになります。

茶房:ゆかり

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「茶房ゆかり」さんは、「cafeたまゆら」のモデルとなりました。主人公のぽってこと沢渡楓の家族が経営しているお店になります。作中では、写真部の面々がこのお店で美味しいそうなスイーツを頬張っている。憧憬の路の準備からか暖簾を潜った先には竹灯籠が設置されていました。

⇒店内の様子
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※許可を得て建物内を撮影させて頂きました。ファンの愛が溢れる寄贈品がたくさん並んでいます。

古民家を改装した喫茶店は、竹原ならではの雰囲気。手づくりケーキを食べながら、コーヒータイムしていると居心地の良さについ長居したくなりますね。

ほり川


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主人公たちの行きつけのお好み焼き屋さん「ほぼろ」のモチーフとなったお店「ほり川」。築200年を超える醤油蔵を一部改装した趣きのある建物になります。通常のお好み焼とは異なりふんわりとした焼き加減に、醤油をベースとした味付けになっていた。お昼は腹七分程度に済ます私ですが、あまりの美味しさに一人前だけだと少し物足りなさを感じてしまった。次は三段重ねを平らげたい所
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たまゆら~くりーむそーだ~(C)2015 佐藤順一・TYA / たまゆら~卒業写真~製作委員会
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また同店では「たまゆら」キャラクターをイメージした9種類の「たまゆら~くりーむそーだ~」も提供されていました。まおたんにしたかったが残念ながら売り切れだった。


旧笠井邸


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町並み保存地区の一角にある旧笠井邸。
イベントスペースとしても活用されていて、急な階段を昇って行った2階に「たまゆら」のパネルやポスターが展示されていました。無料で建物内を見学する事が出来ます。

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大きな窓からは竹原の町並み保存地区を
見渡せるとても眺めの良い場所になります。

◆竹明かりのお祭りの準備が着々進めらる
町並み保存地区の様子
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その時が近づくにつれ、明かりを灯す「カチッ、カチッ」という音が周囲に響きロウソクの匂いが漂います。あの独特な香りを嗅ぐだけで幻想的な世界へ誘われている気分になってしまいますなね。様子をしばらく見ていると心がとても穏やな気持ちになりました。

また竹原は、竹細工の町として知られ多用な形をした竹を飾っています。次の機会には、のんびり歩きながら見てみたいものです。

道の駅:たけはら


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竹原の地産地消の品を豊富に揃える道の駅たけはら。2階に訪れてみると、たまゆらのマンホールがお出迎えしてくれました。※店員にひと言言うと無料でマンホールカードを戴けました。何気に初めてのマンホールカードになった。地元のも気になる所。お土産コーナーには、パネルや歴代のポスターがずらりと展示されていました。

松屋:二重焼き

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竹原のスイーツと言えば「松屋の二重焼き」。
たまゆらでも登場したこのお店は、ひっきり無しに買いに訪れるお客さんが後をたちません。1個120円と安い上に、程よい甘さとたくさん詰まった餡は絶品でした。



竹灯りに町が包まれる竹原の特別な日


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風情ある町並みを照らす数千本の竹明かり

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灯火がほのかに揺れる世界は
とても幻想的でした

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▲たまゆらでもお馴染みの装飾
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◆最後に

歴史情緒溢れる竹原の初めて訪れて肌で感じたのは、たとえ自分の故郷でなくても、不思議に心から"ただいま"と言える。心のふるさとのような温かみを感じました。

現在でも、古くから築いてきた伝統と歴史のある街。生き続けている町並みにそして、瀬戸内海の優しい潮の香りを運ぶ叙景的に旅人のくすぐるかのような美しい風景を見るとノスタルジックな気持ちになりますね。

いつの日かまた竹原を探訪して、その時も心から“ただいま”と言いたいものですね。

比較研究目的のために引用しています。

たまゆら」の画像の著作権は、©2011佐藤順一・TYA / たまゆら製作委員会にあります。