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【探訪日:2019/10/27】

初めて竹原・憧憬の路にを訪れた後、呉のホテルで一夜を過ごした。よりもいの1話で描かれた有名な喫茶店で停泊している艦船を眺めながら優雅なひとときを満喫。
その後、「とびしま海道」へ訪れてみました。



●日本一短い渡船「音戸の渡し船」

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とびしま海道(大崎下島)へ行く前に、「たまゆら~もあぐれっしぶ~」第6話「もう届かない笑顔を訪ねて、なので」 に登場する「音戸の渡し船」へ行きました。
海峡の両岸を往き来するのは江戸時代から連綿と続けられ歴史のある定期船みたいです。音戸の瀬戸と聞くと『平家物語』に平清盛が開削した伝説の残る場所。ということを思い浮かべますね。

⇒音戸ノ瀬戸:「おんどのわたし」に乗船


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▲運賃表 大人100円 小人 50円 自転車 150円 バイク 200円と書いてあります。

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▲渡船から撮った音戸大橋

僅か120mの距離に対岸までの所要時間は約5分程度。尾道の向島行きの渡船より短いですね。実際乗船して感じた事は、潮流が目に分かる位非常に早く来島海峡と似たような感じなのかな…という印象でした。さらに狭い水道なので、昔から海上交通の難所であることは一目瞭然でした。  
たまたま大型のフェリーが近くを通った際に、引き波により激しく揺れ湘南では体験出来ないようなスリルを味わえました。


とびしま海道探訪編

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瀬戸内のしまなみ海道のように島々を橋で結んでいる。「安芸灘のとびしま海道」、広島県呉市川尻町下蒲刈島」「上蒲刈島」「豊島」「大崎下島」「平羅(へら)島」「中ノ島」愛媛県今治市の岡村島までを7つの橋で結ぶ島々を飛び石を行くかのような海の道になります。
海岸線を走ると防波堤が低くすぐ間近に海が見え、心地のよい波音が聞こえました。しまなみ海道とは2012年から航路で結ばれ本州や愛媛とはフェリーでもアクセス出来るみたいです。

豊島・十文字展望台



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豊島の南側にある十文字山展望台。ドーム状の展望台からは、360°周囲を見渡すと瀬戸内の美しい景色を一望する事が出来ます。
ここはまさしく秘境中の秘境。秘境探訪には相応しい場所でした。

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草木は荒れ放題になっている為シーンのような写真を撮ることは困難になります。ぽって達のように入口から進むのはクモの巣だらけの生い茂る草木をかき分けて進まないと無理でした。(諦めて駐車場から展望台へ

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▲展望台まで向かう途中の車窓より眺めた景色

展望台までの道中は中々の悪路になります。
車一台通れるのがやっとの細い細い農道を進んで行かなければなりません。 更に倒木、落石、土砂崩れありと言った。非常に危険な道になるので大変注意が必要になります。「たまゆら」の各聖地の中で最も高難易度な場所になるのは間違えないでしょう。ぷち秘境どころではないですね。


【十文字山展望台からの眺め】
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曇り空だったが、瀬戸内海の島々を遠目に眺められ楽しむ事が出来ます

大崎下島:御手洗


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のどかな瀬戸内の田舎景色を満喫しながら、進んでいくと終点となるのが瀬戸内海のほぼ真ん中に浮かぶ大崎下島「御手洗(みたらい )になります

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    江戸の中期頃から明治の初期に渡り瀬戸内海の寄港、港町として大変栄え古くも独特な町並みを残しています。  現在は大長のレモンやみかんの産地として知られ有名で(※地産地消、安芸灘の豊富な海の幸にも恵まれ、穴子に太刀魚の料理も有名みたいです。)
江戸時代の情緒を残す風情ある街並み。そして、築100年以上もある建物があちらこちに点在していて、大正浪漫溢れる建物も多数ありました。自分の心をくすぐる趣きのある、見所満載な港町でしたね。


本編では麻音の実家の旅館がある場所として『たまゆら~hltotose~』第4話「潮待ち島に聞こえる音、なので」と『たまゆら~もあぐれっしぶ』第10話「いつかくるその日まで、なので」の舞台として描かれています。


【町並み保存地区の様子】
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▲潮待ちの港町として栄えた御手洗は、平成6年重要伝統的建造物群保存地区として国から選定されました。 江戸時代から昭和に至るまで発展した痕跡を今も偲ぶ事が出来る風情ある町です。
同じ広島、竹原の豪商の邸宅のある町並み保存地区に。そして坂の上から川のように細い海が流れる風光明媚な港町、尾道。とはまた全然違う雰囲気でした。

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目を惹いた水色の建物があったので思わず写真を撮ってしまいました。気になり調べてみたところ、大正時代まで「越智醫院」と言い町の病院として実際に営業していたらしい。との事だ(※看板はレントゲン科で使われていた物をそのまま使用しているらしい。)
御手洗の町のシンボル的な洋館で、長い間空き家になっていた所を現在は改装してゲストハウスに再利用しているみたいだ(驚き)

次は是非とも泊まってみたいですね!

【新光時計店】

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世界中から修理不可能のとされた古い時計を修理してしまう事で有名な時計店。創業は1858年(安政5年)頃になるそうでその歴史は200年以上!?(凄いですね)

【乙女座】
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※入館料は200円
昭和初期に当時の御手洗町長が町民の文化向上に貢献するために、私財を投じて建てたモダンな劇場になります。戦後、昭和40年代まで映画館として親しまれた。映画が斜陽になった後は、地元の特産品であるみかんの選果場に転用されていた。その後長く空き家となっていましたが、地元住民の強い要望を受けて復元されることになりその後は、拝観建物として一般公開されるかたわら、大衆演劇や能、舞踊、漫才などの公演、無声映画の上映など、様々なイベントに活用されています。
(※「呉市乙女座/豊浜区」より引用)
【館内の様子】
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麻音が子供の頃から憧れていた「乙女座」のライブ
雰囲気も作中のまま…再現度はとても高いように感じました。船を漕ぎ出すように踏み出して進もうとするきっかけをもらい、決心するかなえ先輩のシーンも印象的ですね。
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▲舞台裏の様子

「桜田麻音ステージショーin乙女座」(2015/7/26)
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2015年7月26日にて行われたトークイベント「桜田麻音ステージショーin乙女座」開演時間になると本編で描かれた「乙女座」のシーンが放映された後に、麻音役の儀武ゆう子さんによる朗読劇も披露されみたいだ。
写真の麻音の看板は講演に際して飾られていたらしい。劇場内には現在でも展示されています。
(※下記のサイトより上記の文は引用させて頂きました。当時の様子を気になった方いたら是非見てみて下さい。)

【御手洗天満宮】
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山側の道へ逸れるとある「御手洗天満宮」各地の天満宮と同様に、ここも菅原道真公をお祀りする神社です。ここをくぐると願事が叶うとの言い伝えが(?)
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七卿落遺跡】
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麻音の両親が経営されている旅館「のどか亭」のモデルとされているお屋敷の一つになります。幕末の動乱期に討幕派の公卿、三条実美などが宿泊された場所として広島県の史跡として登録されている。
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▲屋敷跡の奥座敷から庭園を眺めると瀬戸内海の風景がすぐそばに…向かいの島、岡村島の観音崎が見えました。いつまで座ってぼーっと眺めていたい気分になりますね。

【なごみ亭】
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▲土日祝日のみの営業になり、11時~15時の間だけしかオープンしていないらしい。平日は休みになるので注意が必要ですね。

旅館「のどか亭」の外観と内観の参考とされるらしい「なごみ亭」どうやら七卿落遺跡と混合した設定になっているみたいですね。江戸時代の花街として栄華を誇った御手洗の雰囲気をそのまま偲べるお店でした。

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元々は船宿だった所を改装した内装となっているみたいです(※この日は、人が多かったので内装は撮れませんでした。2階のお座敷から座るとふと見える瀬戸内海の静かな海はホントに良いものです。

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お店の入り口には、主人公ぽってのお母さん役を演じた緒方恵美さんの写真&サイン色紙が飾られています。

御手洗名物:魅惑のあなご飯を食す
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「なごみ亭」のメニューはあなご飯だけ。運ばれてくると香ばしく焼けたタレの匂いが鼻に抜けてきます。
ひと口食べてみると、肉厚すぎる身に感動…(一瞬、鰻ではなかろうかと間違えてしまうほどでした)  
しかし、何度か口に運ぶと鰻ほどの肉厚ではなく適度な食べ応え…島の名物に恥じない大変美味しい「あなご飯」でした。(あまりに美味すぎたので食レポ長くなりました。

【歴史の見える丘公園】
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御手洗の町を見渡せる高台に設置されている公園。360°ぐるりと景色を望め遠くに目を向けてみると、しまなみ海道に来島海峡まで見ることが出来きます。
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口笛に乗せて感情を伝える麻音。彼女が初めて口笛を吹いた場所になります。景色を眺めて耳を澄ませていると彼女が奏でる口笛の音が聞こえて来るような感覚になりますね。

【大長港】
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せっかくなので大崎下島から竹原まで高速船に乗船してみました。竹原までは40分程度の時間で着くことが出来ます。この日は憧憬の路がある影響からか他にも多くの同業者がいました。


⇒帰りの道中「バンブージョイランド」へ
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帰りの道中にぽってたちの桜が植えられている「バンブー・ジョイ・ランド」へ訪れました。今回はとびしま海道探訪編の記事をメインに書いたので、満開の時期に訪れる機会がありましまらそちらの記事で是非紹介したいです。

比較研究目的のために引用しています。

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