今年の漢字遅い朝食を摂りながらTVを見ていて、心に残った言葉

があったので、紹介したい。


毎年、年末に京都の清水寺で「今年の漢字」の
書を書

く森管主と長島一茂氏との会談があったのであるが、

現在の世相を見て味わいある言葉を言われた。


まず、金融不安を発端とする世界不況の現状からい

ろいろな対策が叫ばれているが、商売の鉄則として

「三方よし」ということを言われた。売り手よし、買い

手よし、世間よしということであり、売る人も買う人も、

そして両者以外の人も全てが満足しない商売の仕方はダメであり、個人の利益に走るのは

いけないことだ、と戒めておられた。


また、極楽と地獄を表す例えとして、次のようなことも言われた。

二つの部屋があり、同じ人数の人がそれぞれの部屋にいる。各部屋には、同じように沢山の

御馳走と長い箸が置いてある。ぞれぞれの部屋の人はどのように食べようとしたのだろうか。

一つの部屋では、箸で御馳走をとり、口へ運ぼうとしたが、箸が長いので口には届かず途中

で御馳走を落としてばかりいた。他方の部屋では、一人が御馳走を取りそれを他の人の口へ

運んで、食べてもらおうとした。順に他人の口へと運び、全員が御馳走を食べることが出来た。

どちらが地獄、極楽の部屋か分かるでしょう。一つの部屋では自分のことしか考えず、他の部

屋では自分より他人のことを考えた。仏教では、自分も他人も同じで真理は一つであり、これ

を「自他一如」と言うらしい。


今の世の中、人のことを考えず自分のことしか考えない人が多い。自分の幸せを願うなら、他

の人の幸せも一緒に考えて助け合うべきである。かの国では、政府の補助を受けた会社の

重役が過分のボーナスを貰って批判され、この国では高級官僚の渡りが批判されている。

人のことを考えず、自分のことしか考えない奴は地獄へ行け!と言いたくもなる御時勢である。