2007年02月02日

いろいろと考える、、、(愚痴)

 昨日のblogに書いた従業員がさっき会社にきました。無断欠勤のままフェイドアウトしなかった事は偉いと思ったけど、まずは無断欠勤をたしなめ、話を聞く事にしました。

 やはりというか、予想通りというか、若さゆえの理由で退社したいと申し出てきました。この春、同級生達は高校を卒業するらしく、今が受験や就職活動のまっただ中という事です。新しい将来の為に希望を燃やす友人が輝いて見えるのは当然の事で、こだわり無く仕事をする自分が、小さく、惨めに見えてしまったのかもしれません。自分も新しい一歩を踏み出したいと思ったようです。うちの会社には彼の親戚の紹介で入ってきたんだけど、そういう誰かの力を借りて、、、という事への反発もあるようです。自分の力で、自分のやりたい事をやりたい。遠慮しながらそう語っていました。何と言うか、単に、、、若い。

 まぁ、そうはいっても、本当の所は若さゆえの自由ってやつが欲しいんだと思います。いろんな事に縛られるのが嫌な年頃だからねぇ。自分の力で自分の為に生きたいと思う気持ちは良く分かります。まぁ、俺も同じ歳の頃にはそう思いました。「親の力」の下に入ってたまるか!俺は俺、俺を個人として見て欲しい。何でも関連づけないで欲しい!1人でもやっていけるんだ!とね。たいがいの、特に男はみんなそう思うでしょう。未熟な若さが生む主張ではあるけど、それに身を任せるのもまた若い経験としては大事な事だと、俺は思うのです。

 ただ、彼がこれから飛びだそうという社会の、07年の今年という年は、非常に厳しい年になると俺は予想しているのです。特に佐久の就職状況というのは横並びだとしても良くなるという事はまずないでしょう。景気が良いというのは最大手だけの話。それだって、業績の向上ではなくリストラ効果による理由が大きい。人を辞めさせ、保証を無くし、下請け業者を叩いてかき集めた利益だと俺は思っています。実際にどこの会社も上からのコストダウン要請でアップアップしています。どこまで体力がもつか?というのが圧倒的多数の中小企業の現状なのです。

 今年はそういった体力切れした企業の倒産が相次ぐのではないかと予想しています。倒産した、または苦しい企業には大手の資本が入り、関連会社から直系会社へと変わるでしょう。今全ての業界でそういった再編が進んでいます。全てが大手の直系になれば、無駄な競争は無くなり、買い手市場から売り手市場になる。売り手が強い市場で、それがまかり通れば、もちろん利益確保は簡単で、安定した世の中になります。

 次世代DVDの規格をめぐるアホな騒ぎを例にとってみれば、グループ化が生む結束が、ある程度は必要だって事がわかります。ブルーレイとHi-DVDだっけか?同じ規格で開発すりゃ〜良い物を意地はって喧嘩なんかしてるから、韓国の企業にしてやられました。どっちも再生できるプレイヤーを韓国の企業が出してしまったのです。片一方しか再生できない機械を買うのか?両方再生できる機械を買うのか?そんな事は考えるまでもない事です。日本の企業は喧嘩をしているのだから、両方再生できるプレイヤーを出せるわけがない。国内が結束していないとこういう事態になるのです。

 全てが国レベルというわけにはいかないけど、ある程度はコントロールされた市場というのは確かに必要です。不景気というのは逆にとれば良いもんで、不景気を理由にリストラはしやすい。加えて原油高と中国需要を使えば素材を上げる事も容易。当然正当な理由としてそれもあるんだろうけど、これを期に一気に市場をコントロールできる体制にしてしまおうというのが大手の考え方で、今年はまさにそれが進む年だと俺は思っているのです。そしてそのやり方はえぐい。弱らせて、歩けなくしてから、死なない程度に餌をやる。確かに死にはしないが、そんな中で夢や希望がもてるのか?と俺は思うのです。

 残れば安定天国、残れなければ地獄。平成不況の最後のふるいが07年だと俺は思っているのです。話をもどすけど、田舎の中小企業はますます締め付けが厳しくなる。そんな中、彼を送り出す事が果たして良い事なのかどうかと考えています。若い頃は思うように生きれば良い。失敗して辛い思いして、後悔して学べばいいと思います。人生全てが経験だからね。でも、俺は心配なのです。最後の締めつけがはじまれば、当然待遇は悪くなります。モラル無き中小企業が、若者を使い捨てにする事が問題になっています。新しい会社で、いい加減に扱われ、潰されてしまうんじゃないか?とね。まぁね、それは何と言うか大人の意見なのかなとも思います。こうした方が良いと分かっていても、反発したくなるのが若さだし、それはそれで大事な事だしね。

 とまぁ、こんな事をいつまでもダラダラ書いていてもしかたないな。世の中全てを良くする事なんかできないし、俺は俺のできる事をするしかないからね!少なくとも今うちの会社の為に働いてくれている人達はちゃんと守らないといけない!これからどんどん少子化が進んでいきます。のほほんとした日本で、夢見がちな若者は、田舎の中小企業なんかで働きたく無いでしょう。魅力のある会社、魅力のある業界にしていかなければ、生き残れないのです。去年「金銭的」な理由で退社した若い従業員、そして今度は「やりがい的」な理由で退社しようとしている若い従業員。悔しいね、ホント。「金」と「やりがい」、中小企業には難しい課題だけど、何とかこれをクリアーしないといけない!

 やれやれ、やっぱり今は前に進むしか無いから、頑張って進んでいこうと思います!やはり平成不況というハードルは恐ろしく高い!だがしかし、どんなラスボスも、超鍛えて楽勝で倒すのが俺のスタイル!ガッツリ鍛えて、楽勝で乗り切ってやるぜ!ってことで、週明けから改めて気合い入れる事にします。オッシャ、一丁頑張るぞ!

 まぁ、なんだな、今思ったけど、こんな愚痴っぽいこと延々と考えずに突っ走れるのは、やっぱり若いうちだけだから、送り出すのが正解なのかもしれないな。