2020年05月17日

走り書き20200517

自粛期間中にライブハウスの夢をよく見るようになりました。

ステージでライブしてる夢。フロアで誰かとワイワイしてる夢。誰かのライブを観てる夢。

目が覚めると一緒夢と現実の境界がわかんなくなるときあるじゃないですか。

で、「あれ?今日土曜?ライブだよね!!ライブハウス再開したし!」って意識になるんですよ。

で、日付を確認するためにスマホを観ると全部思い出すんです。

ライブは、無い。

自分達のも無い。人のも無い。日本中どこにも無い。


これビックリするんですけど、涙がふわっと出てくるんです笑



いつまでこうなんだろう。あのライブハウスは今どうゆう状況なんだろう。こうしてる間に限界を迎えているライブハウスがあるんじゃないか。

「その時はまた」って気持ちを前向きに持って日々過ごしていたけど、そのモチベーションの根源は「元通りになっている事」で。

あの搬入口に機材を運んで、あの人達に挨拶をして、無駄話をして、あのステージにセッティングをして、「よろしくお願いします」と大きな声で言って、あの楽屋に腰を下ろす。


それらが「その時」に存在しているのだろうか。もしかしたら夢で過ごすその時間が最後なんじゃないだろうかって不安に駆られて、焦るような諦めるような気持ちがグルグルする。

「鬼滅の刃」を読んだ。
よし!勝った!と思ったら笑いながら立ち上がる鬼。
絶望的な表情の主人公達が自分の気持ちと重なって一旦読むのをやめた。

もっと力が欲しいなあ。もっと人気が欲しいって強く思った。

ツアーはどんどん中止になっている。
俺達もやりたい。ライブハウス側もやりたい。
それで「じゃあやろう」ってなれたらどれだけいいか。

要因が複雑に絡み過ぎてる。

次にクラスターが出たら今度こそ愛する文化への止めになりかねない。間違いない。

石を投げられようとも今やり出さないと未来が無い。
それもわかる。

毎日毎日モヤモヤしてる。

それでもどこかで自分の機嫌を取らないときっと周りの人すら傷付けてしまうと思って




何故か「刑事コロンボ」を見だした。
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めっちゃ面白い


古畑任三郎を思い出してもらうと分かり易いが、「先に犯人がわかっている倒叙ミステリー形式」

とゆうか古畑任三郎はコロンボの派生だと言っていいと思う。

視聴者である僕は犯人の動機も、思考も、手の内も知っている。
それをコロンボに伝えられないだけだ。

コロンボは性格が死ぬほど悪いので目を付けた相手を焦らせ、イラつかせ、揺さぶり、証拠を掴む。
なんなら時折捏造までする。

罠に嵌められて尻尾を出した犯人にコロンボは薄笑いしながらこう言う。

「残念でしたねぇ」



気持ち良い〜



僕達の戦ってる相手もこのくらい全貌が解ってるといいのに。すげえネチネチ弱点を責めてやるのに。


そうはいかないので今日も自分の機嫌を取りながらも、長い戦いを、考える事を続けてます。
表情は前向きとはとても言えないけど、それなりに内面は燃やしていきたい。、





「夜が明けたら僕等の勝ちだ」


凄まじい歌詞だと想う
この曲にも何度も勇気をいただきました。


riddle0929 at 15:59|PermalinkComments(0)

2020年05月13日

自粛中暇なのでクラシックの大御所をロックバンド観点で聴いてみた〜ベートーベン〜

自粛期間中
趣味であるサウナも映画も封じられてしまったので、これを機に新たな趣味とゆうか嗜好を身につけよー!と思い立ちまして

なぜかクラシックを勉強しようと思いました。

音楽の歴史は長くて、その長い渦の中でクラシックからポピュラーミュージック、そこから僕が大好きなロック、パンク、ハードコア等々派生していったのなら根幹に立ち返ったら逆に発見があるかなと。


とゆうかクラシックから影響が枝分かれして現在のロックに〜とかは散々語られてると思うので

逆にクラシックを聴いて「これはパンテラみたいだ」とロックバンドの名前で表現するという音楽史に対する冒涜みたいな事をやってみたくなったのもあります。

最初は誰を聞こうかなっと思ったけどとりあえず有名どこの

ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーベン先輩にしようかなと。
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LUNA SEAのSEだしね

それでおなじみ「月光」
この曲とか冒頭しかよく知らなくて「荘厳でカッコいいー」とか思ってたんですが、フルで聴いて度肝抜かれた。

まず7:26からのリフ
え、なになに?
どこぞの高速メロディックハードコア??
strung outなの?


13:30くらいからの鬼の展開。
コロラドブルドックかな?

速弾きからのキメからのエンディング。
うん!メロコアバンドの終わり方みたいだ


この外連味というか、緊張と緩和というか、ストップ&ゴーの感じ。
ロックに取っても大事な要素じゃないですか。

これってベートーベンはロックリスナーに受けるんじゃないか?と思って色々聴いてみました。

ホント真面目なつっこみだけはやめてください



つづきましてこれ「熱情」

忙しい人は15:30からをどうぞ


うん。ヴァンヘイレンみたい。


疾走感が正にFAT wreck直系
このキメの感じ完璧にメタル上がりのそれ
(元ネタがそっちとか真面目なつっこみはやめて)

やっぱ男の子の何かをくすぐるものがあるよねドカーン系には

そしたらやっぱこの曲でしょ

そう ババババーン


これ自体がキラーリフなんだけど今回は同じ曲の第四楽章を是非聴いてほしい!


圧倒的なサビ感

stay youth foreverだろこんなん


そして6:15からの展開を見てほしい

全員でキメを合わせに行く感じ!
これどこかで知ってる…どこかで…

そうだ。
Metallicaだ



ハッキリと確信した。
ベートーベンはHR/HM好きにウケる。
(石を投げるな)

他にもヤベエ曲いっぱいあったんですけど、やっぱクラシックって一曲一曲が長いのでポイントポイントでの解説になっちゃいますね。

激ヤバ警報発令した方は是非フルでも聴いてみてください!


それ系でいくつか聴いて
これもうメタルコアだなって思ったのいくつか貼っておきます!

ラフマニノフ「タランテラ」


ショパン「エチュード」


なんかもうprotest the heroみがある



さー今回のブログは果たして反響あるのか!
次回「美メロ破壊神モーツァルト〜君やっぱミスチルとか好きなの?〜

来週もみてくれよな!


riddle0929 at 04:33|PermalinkComments(0)

2020年05月08日

ありがとうの連鎖

ライブハウス支援シングル第二弾「Say a little prayer(ForLife)」が発売されました。


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詳しくはこれを読んでください


第一弾「accelrator(save our space)」については前回のブログを。



前回のレコーディング中に「来月状況が好転してなかったらもう最悪の状況だね」って話をしてたけど本当に最悪の状況になってた!!


全然ライブハウス再開できないの!先月とかGW明けにはいけるっしょー!とか言ってたのがとんでもない!


なにこれ!死ぬの?
文化も産業も人も死ねってこと?

えっ?自粛警察?何それ。はっ?他県ナンバーに石投げる?戦国時代?

日々入る驚きのニュースに目を白黒させる毎日でした。暇だからニュースめっちゃ観る


ここで、WEAVEの荒川くんがTwitterに載せてバズった画像を見てみましょう。



字が汚え

でもこれは本当に解りやすいなって思う「目指すところは同じ人達が解釈の違いで争ってる」

右手で左手ぶん殴ってるみたいなもんだね。
凄いよ荒川!凄いわかりやすい!



さて、これは5月もライブ出来なそうだなって気配が濃厚になってきたのでRIDDLEでは「またレコーディングするべや」となりました。

正直言うと、僕は「また同じ感じでやってもいいのかな」とも少し思っておりまして。

これはマイナスな話ではなくて、先月以降明らかにライブハウス支援活動は活発化しているし、驚きのアイデァや支援策が日々産まれています。

石井麻木さんのやつとか、


東北ライブハウス大作戦のとか


toe主催のやつとか


福井や札幌のオムニバスとか



他にも沢山あるけど、
結果と行動含めて本当に素晴らしいアイデアだなーと思います!凄いホントに!


こんなんなんぼあってもいい!とは思っていたものの。


これは友人の話なんですが
ライブハウス住民は基本的にええかっこしいが多いので、A(C)観たいなあ。金沢行きたかったなあ。
 
なんかクラファンや支援でTシャツ買いまくってたら仕事がコロナ影響でどんどん無くなってそのタイミングでカードの請求が来るそうで


「俺はTシャツの山に埋もれて死ぬ」と言ってました。



どこの業界も大変だ

わかってた事ではあったけど


沢山の選択肢がある中で、自分達のスタンスや規模感も考えたらもしかして今は耐え忍ぶってのも正解なのと思い。考えがまとまらないまま家での時間を過ごしていました。

耐え忍ぶ



耐え忍ぶ



耐え忍ぶ。






限界だ




何かしたい!

よし!
レコーディングをしよう!


そもそも誰に頼まれてる訳でも、絶対にやらなきゃ行けない事でも無いのに自分達がやりたくて始めたことなのに、変に使命感だけ太らせてそこで考えこむとか無駄だった事を思い出しました。

こう書くとホントに俺達勝手にやってんだなあ笑

一番大事な事は「支援をしてる」と思わせないってこと。

買ってくれた人がまず楽曲で喜んでくれる事が一番で、それが支援に繋がる

そうなるくらいに良い曲。メッセージ的にもサウンド的にもスべシャルな曲を完成させたい!

そうなるとやっぱ「say a little prayer」だよ!



まっさらの新曲でもいいけど。俺達まだ一応「DEEP BLUEツアー」真っ最中なんだよ笑



ゲスト参加してくれた二人にはホントに感謝です。

スペシャル感と言えばやっぱりRIDDLEに無い要素をぶち込んでほしくて、そうなれば「ラップ」「シャウト」がいいなあ。


ヒロシと後藤くんだなあ笑




すぐ人選は決まりました。
それぞれローカルで誇りを持ってやってる尊敬する仲間。

即快諾してくれた。

二人のお陰でホントに曲が化けたというか。今でこそ響くメッセージを載せて8年前にリリースしたこの曲が2020年の今の世界に生まれ変わった。

送って貰ったデータを聴いてぶっ飛んだし。
自分達の曲に混ぜて聴いたときは泣いた。


新たな広がりを加えてくれたのは俊輔とHiroとサポートドラマーやすぽん。

時間が無い中でそれぞれの個性をふんだんに活かしたアレンジを仕上げてきてくれた。

ラルクの「ガラス玉」を意識してのドラムなんだって!


Hiroさんはまた今回も縦横無尽。

最後のギターのやつとか俺絶対弾けないけどどうする気なんだろ


僕も、今だから書ける、今しか書けない、今じゃないと意味がない歌詞を書きました。

原曲の歌詞が好きな人はスマン。
俺も好きなんだけどね。


そうそう。今回ドラムは俺達御用達の埼玉のスタジオで録ったんだけど。昨年の台風で浸水してずーっと閉めてたスタジオなの。
だから「DEEP BLUE」のレコーディングは別のスタジオになった。

そこが半年以上復旧作業して、遂に復活して使える事になった。

これでもう泣きそうなのよ


諦めなかったから復活したんだよ

録り上がった音聴いたらやっぱめっちゃ良いよホントに!


ミックス作業中何度も何度も溜息が出ました

良過ぎて

自分達だけでやってる曲だったらある程度の完成イメージとか理想はあって、そこにハマって「よっしゃ!」て事は沢山あるけど。


はあーすげえ。こんな事になるんだ…すげえ…
って溜息が沢山出た。

他のバンド聴いてる時みたいな感覚。

なんかXの「ART OF LIFE」みたいだね笑
って何回も言った。

原曲はシンセだけど今回は生バイオリンなんだ!そこも聴いて欲しい。全然違う。


さて、聴いてくれた人はどう思っているだろうか。
どう思うもクソも無いんだけど。

最高に決まってる

小銭が財布の中で遊んでる人は是非是非聴いてみて欲しいです。その分の価値は絶対にある。


前にも書いたけど、あくまで皆さんの懐頼り。
支援の幅を狭めてしまう可能性があるなら単価を上げるとかはしたくない。


600円で最高の曲を届けます。それは約束します。
タイムラグもほぼありません。すぐ返信が来ます。
夜中とかじゃなければ。

俺達が微力も微力なのは解ったうえで、またライブハウスに恩返しがしたいんです。

是非よろしくお願いします!

既に沢山の人が買ってくれて、また手動返信なんだけど、いろんな人からありがとうって言葉を貰う。
機会をくれてありがとう。大好きな曲をリテイクしてくれてありがとう。

それに対してこちらもありがとうって言葉を返す訳です。

収束した時に、あの時俺達は1日何回も何回も沢山の人達のありがとうのキャッチボールをしてたって言うんだ。

素敵じゃないか!


あ、もしRIDDLEにも何かしらお手伝いや支援したい人いたら最新音源「DEEP BLUE」買ってください!

現在絶賛レコ発ツアー中です!
ほんとは。






これ書いてたらスペボがFAD支援の曲を出すんだって
しかもつくる過程を公開しながらとか
アイデア最高だよ。


riddle0929 at 15:20|PermalinkComments(0)

2020年04月12日

支援活動についてのお礼と報告。

まずはこちらの画像をご覧ください

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ぶっちゃけると当初。僕達は
「数箇所に数万円ずつ」を目標にしていた。
この御時世に一曲600円は高いしね…
まんずそんな人気ねえしな

レコーディング直後に発売開始した途端に、その目標を越える反響があった。
本当に夜のうちに越えた。

時を同じくして予定していたツアースケジュールがどんどん白紙になっていった僕達は思った。

「もしかしたら、これはあの場所やあの場所にもお金を送る事が出来るかもしれない」

そして1週間がこの結果だ。
本当に本当に賛同と協力をしてくれた皆さんに感謝してもしたりない。


制作経費ってのはレコーディングにかかるスタジオ代。
「一日で録りからマスタリングまで終わらしてくれ」

との無茶振りを引き受けてくれたエンジニアさんへのギャラ。

レコーディングエンジニアやスタジオもライブハウス程では無いけど仕事がどんどん消えていってる。

結果的に僕らが音源を世に産み出す上での大事な仲間への支援が出来た事も嬉しい。

話を戻すけど、結果として僕達の支援活動は成功だったのかどうか。


額としては少ない
寄付額の単位としては0.02YOSHIKIだ。

おそらくライブハウスの台所事情から考えると火事に水鉄砲くらいの事しか出来ていない。

この1週間いろんな人から連絡があった。
支援に対しての激励の声だった。

その中でもやはり「これがどれだけの助けになるのか?」て話になる。


ライブハウス主導のクラファンや支援プロジェクトが全国各地で始まっている。
プランがたくさんあり、高いものだと数万円のプランなんかもある。

正直こちらの方が数字的には圧倒的に支援になる笑

余裕のある人は皆どんどんやってくれ!



この御時世。ライブハウスだけでなく皆困っている。先述のエンジニアさんの話もそうだし。

音楽業界だけでなくあらゆる業界が自粛要請に耐えてる。
財布からどんどんお金が消えてくのに、仕事は無い。
そんな話が沢山聞こえて来る。

今回賛同してくれた人の中にもそんな人が沢山居ると思う。

知人からこんな連絡があった。

「気持ちの上では全部のライブハウスのクラファンの1番高いプランをクリックしたいのよ。だけど家族や生活の事を考えたら躊躇して、ごめんなさいごめんなさいって思いながら1番下のプランを選ぶんだよ。

そしたらRIDDLEがやってるの見つけて、1曲600円!高えなあ!まあ600円ならいいか!って買ったよ!秒で返信が来てすぐ聴けたよ!自動返信?」


えーと。なに?俺ら悪物??

要するに「貧乏な俺でも気兼ねなく出来る支援してくれてんな」って事だった。
最初マジで怒られてんのかと思った。

そうゆう捉え方されるのは予想外だったので、嬉しかった。そしてやって良かったかなと思えた。


値段を上げるのは簡単だけどね。
世の中に沢山ある支援の選択肢を狭めるのはしたくない。
こんなんなんぼあってもいい


「これしか出来なくてごめん」って気持ちは俺たちも一緒。もっと人気があれば。もっと影響力があればって何度も思った。

あ!それと
手動返信です

俊輔と僕は多分人生で最もメールを返信した1週間だった。


スピード感

これが唯一拘った部分で、他と差別化出来てるかなって事です。

発案から二日で発売に漕ぎ着けたのもそうだけど、頑張ってメールが届いた瞬間返信するように努力した。



皆んな!速攻聴けるようになってビックリしただろう?!オレ達が夜なべして返信したんだよ!

それと結構皆んなにビックリされるのが、もう寄付が終わってること。

コロナの収束。給付金。フリーランスへの補償。

毎日毎日皆んなが先の見えない甘言に「いつなんだよ!だからそれはいつになるんだよ!」とイライラしてるのを観てたので、今です!

とばかりに振り込みました(俊輔が)
これでスカッとしてくれた人が居てくれたらよいなあ。

でも、実際火事に水鉄砲なのは変わらないし、これからもツアーの中止や延期の発表をする事になるかもしれません。
…いや、します(決まってる)


だから続けていこうと思います。
形は大きくは変わらないと思うけど、皆んなが、そして僕達が続けていけるやり方でこれからも火事に水鉄砲ちょいちょいやって行こうと思います。

まだまだ水鉄砲なんだけど、真っ先に届けるからオレ達が水鉄砲かけてるの観たらお手を貸して下さい。


あ!寄付。富山にだけ額が多いのなんで?て事を先に釈明しておきます!

察して!!
あそこんちは自粛に加えもう一つデカめのペナルティ負わされてしまってるからね。


さて、これからは少し人の事ばかりで無く自分達の事も考えていこう。
部屋に山積みのツアーグッズどうするかなあ笑



一応勘違いして欲しく無いのは、
俺たちは支援がしたいんじゃなくて、ライブがしたいんです。

だからその時が来たら誰よりも喜ぶし、「まだ少し早いんじゃ…」みたいな声を無視してやると思います。
そして今回の支援で上げた株を一気に落とす
早くその時にならねえかなあ!


riddle0929 at 19:29|PermalinkComments(0)

2020年04月05日

Accelerator (SaveOurSpace).


あの、最初にこれを観てください





皆んな困っている

皆んな壮絶に困っている。

今回のあいつ(名前も言うのも嫌だ)のせいだ。

僕も人並みにニュースを観る方ではあるけど、正直先月の時点ではあいつを舐めてたとしか言えない。

僕達は3/4に久し振りのミニアルバム「DEEP BLUE」をリリースした。これ自体はめでたい
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その辺りから、年明けら辺からちょくちょく名前を聞いていたアイツの影響で方々のライブが中止を余儀なくされているという話が出てきた。

自分達のツアーはどうなってしまうんだろう?
と不安な毎日を過ごしていたが、僕達が出した結論は「最大限の対策を持って敢行する
だった。

自分たちがやるのは政府が自粛を要請してる大規模イベントでは無いし…とも思ってた。

記憶に新しい3/21DEEP BLUE TOUR 初日新宿ACB
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直前まで本当に出来るのか不安で仕方なかったが敢行した。

あの場にいた人なら解ると思う。本当に素晴らしいライブだった。もしかしたらやれないかもという不安からの反動で僕達やゲストバンドの皆。お客さん。
皆の気持ちが一つになっていたと思う。

「ライブハウスは最高だな!!」
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あの力があればあいつなんて屁でも無いと思っていた。
あの時は。

ツアー二日目の名古屋は五バンド中二バンドがキャンセルとなり、それでもやると決めたものの、閑散とした栄の街を見てもの凄い不安に取り憑かれた。

ライブは最高に楽しくやれた。
こんな時に来てくれるお客さんの顔は本当に頼もしいし愛しい。痛感した。

それでもいつもならぐっすりの帰路でなんだかずっとソワソワしていた。


僕達はもしかしたら色々甘く見ているんじゃないだろうかって。


名古屋から帰って事態はどんどん悪化した。
数えきれない程目に飛び込む「延期」「中止」

そして「ライブハウスはクラスターの温床」

大規模なイベント以外は対策次第で何とかなると思っていた甘い考えは打ち砕かれた。

腹が座ったライブハウス民の意識の高さで跳ね除けられる物だと思っていたが、そんな物ではなかった。


PAをやっている友人は「向こう二ヶ月予定が無くなった。別の仕事に就かないと乗り切れない」と言った。

ライブハウスが自粛で店を閉めて、売り上げが全く無くなったという話を聞いた。


僕はこの時点でもまだ甘っちょろく「それなら余計に、やれる人はやるべきだ」と思っていた。

例え非難を浴びても、お客さんが少なくても、1円の利益でも生み出せるならライブをやるべきだと思っていた。廃業よりよっぽど良いと。

対策を死ぬほどすればいいんだ!と。

こちらは僕等発案の対策のごく一部。
冷静に観るとお客さんにアレコレ求め過ぎである。
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そんな努力?もあえなく
いくつかのライブハウスやバンドからイベントの延期を告げられた。

沢山の人と話してく上で僕が見えてなかった部分が段々見えてきた。

感染者がどんな電車に乗ろうと、どこでご飯を食べようと、ライブハウスに行っていたら「ライブハウスで感染した」と見られる。

もうそんなところまで来てしまっているんだと。

マスコミがマイクを持ってライブハウスの前に立ち、「感染者が増え続ける中。このライブハウスは今も営業を続けています」と語る。

そんな風なイメージがよぎった。
もしそんなのを子供の時に観ていたら僕はきっと大人になってもライブハウスに絶対近寄りたくないと思っただろう。

感染者が少ない場所でも、売り上げが無くても。
未来の音楽の為に今自粛を選ぼうとしてる人がいるんだと知ってしまった。


カッコつけすぎだと思った。
未だに世間の人は「音楽は儲かる」と思ってる人が沢山いるけど、僕の知る裏方の人達は全くそんな事ないように見える。

失礼かもだけどそう見える


僕達はバンド以外の仕事をしている。
その仕事で得たお金で、スタジオ代を払い、楽器を買い、打ち上げに行く。

本当の意味で音楽を生業にしている人達の気持ちは完璧には解らないし、彼ら程の打撃を受けていない。

そりゃあ仕事にも多少影響はあったし、家にはツアーで売る予定のグッズが積み上げられてる。 
ピンチっちゃピンチだ。
それでも贅沢しなければ生活できるし、バンドも続けられる。

でもライブハウスは、ウイルスが収束するかもしれない夏まですら持たないかもしれない場所が出てきていると聞く。

だからこそ、自分達の立場で出来る良い方法は無いのかと悩んでいた。


今回の「音源をデジタル販売してライブハウスに寄付をする」発案は俊輔だった。

それは4/1の話。
4/4横浜そして4/5上田のライブの延期が決定した夜。

僕とヒロは「やる」と即答した。

Acceleratorは14年前にリリースされた曲。
二十歳そこそこでツアーばかりの日々。
高速道路の上を走りながら「もっと強くなりてえなあ」ってずっと思ってた時の歌。


今何本もライブが無くなった僕等はあの夜の高速道路が恋しくて仕方がない。
ピッタリの曲じゃないか!

たまたま僕等の馴染みのエンジニアが4/4が空いていた。
僕等は横浜でライブ予定だったので当然空いてる。
その日しかない。その日にレコーディング。ミックス
。マスタリングまで終わらせるしか。

現実的かどうかは別として
自分たちの立場で出来る最良の方法だ。

あ!
楽曲使用許可をくれたRx-recordsにも感謝

時間がないので
メンバー揃ってのアレンジの詰め作業は無し!
各々が十四年前にリリースされた「Accelerator」という曲をもっとカッコよくするイメージを持って、あとはレコーディング当日出たとこ勝負!

作業はビックリする程スムーズだった。
俊輔はベースのアレンジをこれでもかってくらい変えて来たし、ヒロは長尺のギターソロを一日で構成して来た。
多少の擦り合わせはあったけどまるで入念なプリプロを経たかのようだった。

今僕達から放たれるべきはこんなアレンジだ
ってイメージがメンバーで合致してた。


昼前に始まったレコーディングは夕方には録りをすべて終えて、20時ごろにはミックス作業を終えた。

エンジニアの小田内の手腕に感謝だ。
彼も今回の一件で相当な被害を被った一人だ。
彼ほどの技術者が腕を持て余しているこの状況が改めて異常だと思った。

本来は日曜。
4/5の解禁をイメージしていたが、終わってしまったのだからしようがない。
今から発売すんべ
となって昨夜の発表となった。

僕等の知名度や人気で今の状況が好転するとは思わない。

でもこれでカッコ付けてくれたあの人のお店のせめて一日分の売り上げになってくれたら。

PAを続けたいアイツの一日分のギャラになってくれたら。




僕らが行く予定だったいくつかのハコは4月の営業が全て飛んでます。でも無くなられたら困る!困るんです!

もう書いちゃったからつべこべ言わずに受け取ってね!

売り上げ次第では他のライブハウスにも支援が出来るかもしれない。したい!!
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支援の方法は色々あるけど、沢山のバンドがそれぞれのやり方で支援を続けていけたら、きっとこの長〜い夜が明けた時に想像よりマシな状況が待ってればいいな。くらいに思ってる。

草一つ生えない荒野かと思ったらあちらこちらから人が這い出てくるみたいな。


レコーディングしたいバンドマン!エンジニアは紹介しますよ!ゲネプロしたい人には!PAもいるよ!


僕等は埼玉県北浦和で、地元のライブハウスを失ってしまいました。

そのライブハウスも今再建に向けて戦ってます。
↓良ければ観てって


もーあんな想いしたくないな!



まだゴリゴリライブはなくなっていってる。
もうちょっと夜は続きそうだけど、少しずつ目が慣れて来たので、頑張れそうです。


こちら是非チェックお願いします







riddle0929 at 03:38|PermalinkComments(0)

2020年01月22日

お別れは賑やかに



KYARA OF SMILE
RIDDLE ワンマンライブ。
終了致しました。


240人を越えるお客さんや仲間に囲まれて、北浦和KYARAに俺達なりにお別れを告げられたと思います。


遡る事9月後半。
安藤から北浦和KYARA閉店の話を電話で貰った。たまたまその時ドミコの連中と一緒にいたんだけど。彼等も本気でビックリしてた。


翌日仕事終わりにKYARAに顔を出して、安藤と少し話をした。
RIDDLEが最後にイベントを演りたい事。日程の打ち合わせなど。
同時にドーム(元北浦和KYARAチーフPA)の空きスケジュールを聞いて、僕らのお別れの日が決まった。
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1/20.ド平日。月曜。

なるべく最終日に近い日程。ドームのスケジュールを合わせたらそこしか無かった。
僕等のKYARAの最後の音をオペレートするのはドーム以外に考えられなかった。

皆すまん

最終日の1/22は安藤仕切りの日で終わるべきだと思ったし、その時点では間に1日空いていたので「いやーそこはtelephonesがやってほしいなあ」とワイワイ勝手に言っていた。
結果的にその日。1/21はtelephones企画が行われる事になったので、それを聞いた時はテンション上がった。
なんなら安藤が他の日程をバシバシ埋めていってそこに誘導したんじゃねーかと思ったくらいだ。


今回こういう事になった時に。
telephonesが仕切る1日が見たい!と勝手に思っていた。

色々理由はあるけど、そこは。telephonesなんだよ。




あれ?話を俺らに戻します。

最後にどんなイベントで愛したライブハウスとお別れするか?て事を考えた時に、頭によぎった事がある。

そもそも何で僕達は北浦和をホームにしようと思ったんだ?

僕は春日部で生まれ育った。春日部にもライブハウスはあったし、なんなら北浦和にももう一個あるし。
何故北浦和KYARAをホームにしたんだ?


その理由として頭に浮かんだ事を書いていきます。


その時、大宮ハーツというライブハウスをホームに既にカリスマ的な見られ方をしていた先輩のバンドが居た。
TRIBAL CHAIRだ。 

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そしてその後輩としてブイブイ言わしていたのが同い年のバンド。
Archery Sound Systemだった。 IMG_5920


今思ってもとてつも無い才能とクオリティのバンドだった。

認められたかった。
負けたくなかった。
でも一緒に上に行きたかった。

だから僕達はまだシーンの無いこの北浦和で、同世代の奴等と「大宮の奴等に負けないシーン」を作りたかった。
だから北浦和をホームと言うようになったんた。

勝算みたいな物はまったく無かった。あちらさんはクオリティがエグいのだ。

でも唯一あるとすれば、北浦和にはメチャクチャ面白い同い年のバンドがいた。

こいつらがいればもしかしたらもしかするかもと。

それがthe telephonesだ。

二つの町のシーンはバチバチ…て事も特に無くお互いに盛んに行き来し和気藹々と仲良くやっていた笑

その中で出来た初めての後輩らしい後輩が

serial TV drama. IMG_5919


役者は大体揃ってたんだ。

大宮ハーツは西川口に移転し、そのあたりからさいたま市のシーンはいつしか「北浦和シーン」と呼ばれるようになった。

僕等が作ったなんて口が裂けても言えないけど、僕達が居なかったら絶対に無かったムーブメントだ。
いやムーブメントって程大した事でもないけど。

僕等が結成当初からステージで口にしていた「北浦和から来ましたRIDDLEです

最初は「北浦和ライブハウスあるんだ?!」て反応ばっかりだったのが、いつしか「KYARAの子達か!」と言われるようになっていった。



ちょっとだらだら書きすぎてる。

ともかくそのライブハウスにふさわしいお別れは、僕達だからこそ出来る僕等なりの夜にしたかった。


Archery Sound System
serial TV drama
TRIBAL CHAIR

そして、かつてRIDDLEという船で共に戦ってくれたメンバー達。

さっきの昔話から15年くらいの時間が経ち、皆解散してしまった。
音楽から離れてしまった奴がほとんどだ。

でも、だから、なんとかして
彼等ともう一度KYARAのステージに立ちたいと強く思った。

RIDDLEのメンバー達は二つ返事だった。
ほんとにお前ら出来んのかよとこっちが疑いたくなるくらい二つ返事だった。
平日だってのにわざわざ休みを取ってくれた奴もいる。IMG_5521


色んな人にそんな連絡をする中で、

離れていた縁がまた繋がったり、お前実はバンドやりたいんじゃん!て気づかされたり。

今は滅多に会う事が無い連中とのあのガムシャラな日々を思い出して幸せだった。
何度もKYARAで朝を迎えた日々。



serial TV dramaの二人
今回の件で真っ先にできる事があればやりたいと言ってくれた。二人とも異口同音で。
三年会ってなかったらしいのに笑
新井は新しいバンドKEBABSも始めて多忙。
伊藤は俺も三年くらい会ってなかった。死亡説流れるレベルで。

それでもやると決めてくれた二人に感謝です。

あ、稲増もよろしく言ってたよ。



Archery Sound Systemの二人。
コンちゃんはギリギリまでバンドでやれるよう動いてくれていた。どうしてもそれが難しいとなった時に本当に悔しそうだった。
俺のワガママでしかないのに。
その気持ちに涙した。
ノリくんはKYARAのPAでもある。
つまり閉店特需で死ぬ程多忙なのだ。いつも疲れている。
その中でRIDDLEでもピアノを弾いてくれてホントに頭が上がらない。

ヒロキさん

今は少し遠くに生活の拠点を移したヒロキさん
この話をしたときに「最後に何かやるなら、俺もそのタイミングで帰るよ」と言ってくれた。
じゃあTRIBAL…という話もあった。あったよ笑
やりたかったよ

1/20.RIDDLEの北浦和最後のワンマンライブが発表された頃
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RIDDLEは同時期にレコーディング作業や諸々の準備や作業に追われていた。

諸々とは先日発表されたこれです。IMG_5995


ここまで書いて勘違いして欲しくないのは、俺達は懐古に浸って悦に浸りたいんじゃない。

目指してる未来のために、キチンとホームに別れを告げたかったんだ。

だからあえてこの日にツアーやら新譜の発売やらの発表をする事になった。
そう言った諸々の準備。
レコーディングに加え
ワンマンライブのリハーサルIMG_5585

もっと前から決まっていた九州ツアーも敢行した。 IMG_5942
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死ぬかと思った。


半死で1/20当日。
入念に。本当に入念にリハーサルをした。
音響。照明。曲の繋ぎ。
三時間はやっていた。
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(この日の写真はphoto by さいちょー君)
ゲストメンバー達とのリハーサルも和気藹々としながらも入念にやった。 
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楽器から何年も離れていた奴等がこの数分の為にずっと練習していたのがそれぞれから伝わって、もう充分過ぎるくらい満たされていた。
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ワンマンなのに楽屋人いすぎ

チケットはソールドアウト。 IMG_6019

平日なのに駆けつけてくれた
満員のフロアの前でお客さん側の緊張を全く意に介さずゆるっと始めた
あらいといとう
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伊藤の声でserialの初期曲「ginger」の歌い出しが始まった瞬間鳥肌が立った。
新井は涼しい顔と借り物の機材で超絶なプレイを叩き込んでいた。
ああ、俺はこの才能にずっと魅了されていたし、これからもされていたいなと思った。


裏腹に死ぬ程緊張していた近藤と石川。 IMG_6048

彼等の楽曲は僕に取ってタイムマシンだ。
一瞬で少年に戻る。
汗を垂らしながら熱唱するコンちゃん。
粛々と鍵盤を叩くノリくん。
彼等が居たから頑張れたんだ。
彼等が居たから始まったんだ俺達は。

「もう一度もっとちゃんと笑おうぜ」のフレーズが突き刺さった。



そしてRIDDLE

ストイックに、真摯に、命を込めるように北浦和KYARAへの愛を伝える筈だった。


機材トラブル起きすぎ。

お客さんの勢い凄すぎ

袖からのガヤとちょっかい凄まじすぎ。


何にも想像してた通りにいかねー!!笑

もっとカッコよくやるはずだったんや!

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でも、想像してたよりもずっと笑ってた。
想像してたよりも楽しかった。
想像してたよりもしんみりしなかった。
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あとブランクの塊だったはずの旧メンバー達もリハより明らかにイキイキやれてた。

遊びに来た長島(telephones RIDDLE初代スタッフ)のダイブからの握手。これすごく良い瞬間

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ヒロキさんとのコラボも嬉しかった。丸々一曲やるのは初めてだったし。IMG_6070
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ノリくんもナイスピアノで彩ってくれた
(だから袖に人多過ぎるんだって)

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途中グダグダだったし、MC脱線しまくったし、思い返せば悔しい部分も沢山あったし、ワンマンなのに異常にステージに人居たけど、
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俺達のキャラでの最後らしいっちゃ最後らしかったのかな?

と1日経って思うようにした笑


ツアーまでにもっと練習してきます…

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アンコールとトラブルによる即興カバー(?!)
も含めて31曲。
2時間半
絶対喋り過ぎてる

僕らなりのお別れ会は終わりました。


打ち上げ終わって帰路に着く時に.色んな人に
「またねー!」って言ったけど、

そんなさ。皆んながフラッと会える。行けば誰かがいる。集まれる。笑える。そんな場所。
KYARAが無くなったら無くねえか
ってふと思った時に胸が苦しくなった。


いや?待て待て
場所が無えならRIDDLEがその場所になればいいのでは
移動するタイプのやつ

今は本気でそう思ってます。
どこの土地じゃないんだよもう。

俺達が皆んなのホームになるよもう
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それでいいんだその気持ちでいくんだ。
と思ってます
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KYARAとの16年間の蜜月を終えて、我々は新しい作品を携えてまた次へ進みます。
どんどん新しい情報やらスケジュールがアップされて行くのでよろしくお願いします。



ちなみにこれ書いてるので1/21の夜なんですけど

今日これいってきました。
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マジ最高に楽しかった
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俺もtelephonesで一曲歌わせて貰ったりなんかりして
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夜が明けたら北浦和KYARA最後の日だ。
これ読んで、もし行けるって人がいたらKYARAで会いましょう。
ANABANTFULLSってゆう北浦和が産んだ最高のバンドが締めてくれます。



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2019年12月03日

KYARA OF SMILE



先日の北浦和KYARA閉店の報がキッカケで、20代前半の頃に毎日のように遊んでいた仲間と連絡を取る機会が増えたのですが、まあ皆元気です笑

それと皆結構インターネット観てますね。
RIDDLEの最近の事もよく知ってます。
じゃあたまには顔出せやオイ!

で、僕は「久しぶり〜」の代わりくらいに「で、ライブやるの?」って聞くようにしてるんです。


いや、「KYARA潰れるって話聞いたから…」って俺に連絡来たって事はその後に続く言葉は「最後にちょっとバンドでステージ立ちたいんだけど…」って台詞が来るのが良い脚本だろ?

ただ現実という脚本はクソofクソなので、


大体の返事は「それは無理だよーww」



テメエら良い歳の癖にwwwとか使ってんじゃねえ!!

まあ、話を聞くとやはりそれは難しいそうです。
理由としては

「リアルに楽器を触って無さすぎる。ワンコードすら思い出せないレベル」


「そもそもメンバーと数年以上連絡を取っていない」

「子供もいるし時間が作れそうにない」

など多岐に渡る理由を述べてきやがる。

まあそういう仲間達は僕の記憶の中ではステージの上で燦然と輝くロックスターだったりするのだけど、よくよくFacebook等で現在の出で立ちを確認すると立派にアラフォーだ。


アラフォーの実(肥満 薄毛 持病]
を軽く一匙食べている。

中にはこんな事を言う友人がいた。


「バンドで身を立てるって事を諦めた時から始まった人生があってさ、そこから時間を戻そうとするには時間が経ち過ぎたんだよ。ライブハウスで過ごしたあの時間はホントに楽しかった。
でも甘美な思い出のままにした方が良いなって思ってしまうくらいに時間が経ったんだ」


僕はそれを聞きながらこう思っていた。


今からでも作詞家とかやれるんじゃないですか?


まあでも確かにそれはそうだ。

彼等が20代前半でバンドから足を洗い、社会の現実にぶつかっていた時に僕はライブハウスの天井にギターをぶつけていた。

彼等が一歩一歩大人への階段を踏みしめている時に僕はチューブスクリーマーを踏んでいた


それを階段の下から僕みたいなピーターパンにちょっとだけこっちに戻ってワイワイしよーぜ さあ子供に戻りな祭!
ってのは確かに僕のエゴだなあっと思った。
脚本家失格だよ。


RIDDLEがやるなら平日だろうがいくよ!」と言ってくれた奴もいた

それに対して僕は
「オイオイ平日時間取れんなら今から楽器買い戻して練習してステージ立てんだろマザファカ」と言い出して堂々巡りである。

と、言うわけでKYARA閉店が発表されてから二ヶ月弱。
僕のせいで無理矢理ジュブナイルを掘り起こされて迷惑している元バンドマンが多数現れている現状である。


ぼちぼち若い時期にRIDDLEに関わった事を後悔している人が現れるレベルだ。

でも僕は彼等と久々に会話ができた事。
そして再会する約束が出来た事で本当に穏やかな気分になれた。
ライブハウスってのはタイムマシンだ。
こんなキッカケで再会ってのもなんか複雑だけど。
もし逢えたらその時はあの時と変わらない僕等を見せたいし、彼等のあの時と変わらない笑顔を観たい。



僕らは1/20。KYARA閉店の二日前にワンマンライブを行う事にした。
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平日しかも月曜とか舐めてんのかオイ 
って声。しっかり届いてます。骨身に染みてます。スマセン


でも閉店自体が急過ぎてマジで空いてなかったのだ。二月以降に抑えていたバンドやイベンターは勿論。KYARAが出来て20年だ。最後に立ちたい!って手を上げたバンドが多数いる。1日抑えるのが精一杯だった。

それとコレは本当にワガママなんだけど、
KYARAで最後にワンマンやるバンドは僕等しかいないだろ!!
って思った。
だからこの日なんです。
ごめん。平日だけど来てもらいたい。
ワガママ聞いてください。

1/10にはドミコが
1/11にはフープスが
それ以外にも…おっと口が滑りそうだ。

旧店舗時代には誰も知らなかったバンドが
今では皆の話題に上がるバンドになった。
そしてワンマンライブを行う。それだけでも夢のような話だ。僕だってそれを始まりに近い時からずっと観ていたんだ。
喜ばしい。誇らしい。
「これが最後」って考えたら少し悲しい。


「後輩に道を譲る時だ」
そんな事何回も言われて来たし何回も思って来たけど、その度に「冗談じゃない」って思う。

俺達だって現役で、今なお進んでるバンドだぜ。少しシワはあるかもだけど、誰よりステージで高く跳ぶんだ。
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新曲だってどんどん出来てるんだ。
何より俺達が1番多くキャラでライブして来たんだ。
だから誰に陰口を叩かれても譲らない。


北浦和KYARAで最後にワンマンライブをやるのはRIDDLEだ。

(ここまで書いといて残り二日の営業日に誰かがワンマンライブをする可能性が無いかと言われたら、多いにある]

この日は歴代のRIDDLEメンバーが全員ゲスト参加する。
9年居た奴もいれば半年だけの奴もいる。
会社に所属し子供が産まれた奴もいれば未だ現役のバンドマンもいる。
でも共通しているのは皆が皆北浦和KYARAには思い入れがある。
皆が皆それぞれに忙しい筈なのに、全員が二つ返事でOKしてくれた事を本気で感謝してる。

もちろんこれを快諾してくれた現メンバーのHIROにも感謝してる。

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チケットは現在残り20枚ないくらいです。


かなり劣悪な環境です。真冬ですが皆さんがアウターを脱いで頂かないと入り切らないレベルです。
ご協力お願いします。
もしアウターを来て荷物を持ってフロアにいる人がいたら指差して
「おいそこのジャンパー着てるヤツ」
っと言わせて頂きます。

そのかわりと言ってはなんですが、この16年と半年間で、いや、北浦和KYARAの20年間で最もスリリングで愛に満ちたライブを観せます。



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2019年10月07日

kyaraつぶれるってよwww

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16歳の時に初めて足を踏み入れた。
僕はライブハウスでライブがしたかった春日部の高校に通っていた高校生でしか無かった。


春日部と浦和じゃ結構距離があるが、そのくらい当時は埼玉にライブハウスが無かったのだ。

浦和ナルシス。大宮ハーツというのがあったが、メジャーバンドもツアーで来るようなハコで高校生には敷居が高かった。 

北浦和エアーズで行われた友達の高校の軽音学部主催のライブに行った事はあった。
ハイスタやオフスプリングのコピーで凄い熱気だった。モッシュが始まるとスタッフさんが制止した。演奏を止めさせてマイクを使ってこれ以上暴れたら中止だと。

今はどうか知らないけど。当時はそうだった。
僕は「ここじゃーライブ出来ない」と思った。

当時の僕は初台WALLや渋谷のGIG-ANTIC、新宿ACBなどに暇さえあれば通うようなキッズだったので、ライブハウス特有の非日常に憧れていたんだろう。何でモッシュやダイブを止められなきゃいけないんだ?と。


友人から「北浦和の逆口に新しいライブハウスが出来て、そこは割りかし自由らしい」と話を聞いて、数日後にはスタジオで一発録りしたテープを持って尋ねていた。

線路沿いをひたすら歩くと現れる細長いビルで、これがライブハウス??とびっくりした。ライブハウスと言えば地下というイメージがあった。
二階にあった事務所をノックしてドアを開けると、タバコの煙が充満したガランとした部屋で、金髪の兄ちゃん達が、四、五人溜まっていた。

怖い。そう思うしか無いだろう。
ライブがしたい旨を伝えたら金髪の兄ちゃんがラジカセで僕の持ってきたテープを流した。

「誰のコピー?」

僕は「オリジナルです」と言った。
するとそこにいた怖い兄ちゃん達皆んなが眼を輝かせてこっちに集まって来た。
「へー!高校生なのにすごいね!普段どんなバンド聴くの?」
「結構いいじゃん!」
「〇〇好きならこのバンドとか知ってる?」
などと質問責めにされた。

何人かが「これ、うちのバンド。週末にここでライブあるから来てよ」なんて言ってテープをくれた。

結局二、三時間お邪魔させてもらい、ワクワクしながら早く帰ってこのテープを聴きたい!と思って家路を急いだ。

後で気づいたのだが、そこに居たのはスタッフは一人だけで、後はたまたま居合わせたバンドマンや友人だったのだろう。そしてタバコ凄かったけど皆んな10代だった笑


貰ったテープはどれも凄くカッコよくて、何度も何度も繰り返し聴いた。テープに書いてあった電話番号に緊張しながらも電話をかけた。

「あの、ライブに行きたいのですけど、次はいつですか?」

「何日にキャラであるよ。来る?名前は?」

「ヒラノです」

「あ、こないだキャラで会った子だね?てゆーかその日君達も出ちゃえばいーんじゃない?」

「え?いいんですか?」

なんて会話をした。

その時テープをくれた人達が、後にTRIBAL CHAIRをやる人や、seek one's primeをやる人だったり。まあそんな歴史もあるんです。

そこからはもうズブズブというか、諸先輩方にホントに可愛がって貰った。
暇さえあればライブを観に行ったし、事務所で無駄話をしたり、対バンに呼んで貰ったりとかもした。

もちろんキャラに出てるいろんなバンドを紹介してもらった。shampoohat やnature living.meat buns…


気が付いたアルバイトとして入っていた。
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そんな中で同じ歳の奴等とも出逢っていた。
どいつもこいつも不良だった笑

特にコピーではなくオリジナルをやっているバンドの奴等とは変に仲間意識と同じくらいライバル意識みたいな物もあって、お互いのバンドのダメなとこを言い合って喧嘩ばっかしてるのにずっと一緒にいるみたいな変な関係だった笑

石毛と当時のバンドメンバーとか、Archery sound systemの奴等なんか本当にしょっちゅう一緒に居た。

10代の頃のモチベーションなんて、あいつらに負けたく無い。先輩に認められたい。
そんな事ばっかりだった。
今思えばバンドに楽しさなんて求めてなかった。
勝負事だと思っていた。


それから20年が経った。
この時期の事はさすがに書ききれないので、このブログを遡るなり僕に聞くなりしてください。

色んな、ホントに色んな経験を経て僕は30代後半に突入していた。

あの頃の人達も当然歳を重ねて大半はバンドとの距離感が変わっていた。
無理ないペースで、好きな時に。
楽しくやれればいい。

ライブハウスとの距離感も変わっていた。
あんなに入り浸っていたのに、二月に一回とかワンシーズンに一回とか。
仕事や家庭。人生のプライオリティーが変わっていった結果だ。

僕だけが変わっていなかった。
バンドに対する考え方は変わった。当時よりお客さんや周りがどう楽しめるか?を考えるようになっていった。

だけどあの頃と変わらずに「誰にも負けたくない。」って気持ちだけが変わらずにあった。
生活との距離感も相変わらずだ。中心にドーンとバンドがあって、ライブハウスがある。

そんな僕を当時の仲間たちは「変わらない」とか「羨ましい」と言ってくれたりする。
内心は「バカだな」かもしれないけどね。
でもそれでもいいんだ。

ライブハウスにいる時の彼等の顔は当時のまんまで輝いてる。本人達も自覚は無いのかもだけど、本当に若返ってる。
カッコよく言えば鎬を削った同士達。
悪く言えば腐れ縁。
嵐のような青春時代を共に過ごした彼等の悪ガキのような笑顔。

それを見る度に「続けて来て良かった」と心から思う。
RIDDLEが在り続ける事が彼等がライブハウスに足を運ぶキッカケの一端にでもなっているのならばこんなに嬉しい事はない。

ライブハウスはそういう場所だ。タイムマシンみたいな。

だからkyaraが無くなるとホントに困る。

皆んなそう思ってるんだろう
20年間だもんね。

母校
溜まり場
パートナーとの思い出の場所
現在の活動におけるホーム
憧れのステージ

それぞれに色んな想いが詰まった場所なんだろう。


僕にとっては


かもしれない。



20年間で日本中の沢山のバンドとkyaraで共演した。
いつしか「RIDDLEの地元」として認知してくれる人も増えた。

「良いところだね」
「また来たい」
その言葉が本当に誇らしかった。

だからきっとkyaraはRIDDLEにとって家なんだと思う。

五年前にkyaraが現在の場所に移転した時







想いは場所に宿るんだと思っていた。
あの時に僕は15年分の想いをぶつけたし、涙を流した。

https://youtu.be/sLG8QEkrC6k

あの細長いビルに心からありがとうとサヨナラを告げた。


だから、今回の閉店はそこまでショックでは無いと思っていた。自分では。

でも、閉店が発表されてから時間が経てば経つほどに悲しみや喪失感が大きくなっていった。

それで気づいた。想いは場所じゃなく人に宿るんだと。
20年間の歴史の中で出逢った人達。
過ごした時間。
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笑って怒って泣いてまた笑って
僕達のそんな時間の中心にいつも在った場所はあと三ヶ月ちょっとで無くなってしまう。





僕達は何が出来るのだろうと思って、ずっと考えてる。今も考えてる。
良かったら最後まで付き合って欲しいです。
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長くなりましてごめんなさい。



riddle0929 at 18:51|PermalinkComments(0)

2019年08月05日

ドラクエの映画を観てマジでキレそうになった話

ドラクエが映画になったので観てきた。

一応「僕とドラクエ」的な話をしておくと、僕はドラクエ全盛期の直撃世代でありながら、リアルタイムでプレイはしていなかった。


そう
平野家にはファミコンの類いが無かった。

小学生においてはこれは重要な問題で、放課後、週末。友達と遊ぼう!という時。

僕は「公園で色オニ。これで決まりだべ」と思って意気揚々と友人宅を訪ねるも
「今日はドラクエやる日!」と言われて、お母様からギンギンに冷えたカルピスを頂き、友人がやるドラクエを後ろから観ていた。

ただ観ていた。

色オニ欲が抑え切れなくなった僕は意を決して別の友人の家に駆ける。
「色オニやろー!」

「今日はドラクエの日だ」と言われた。

お母様からバキバキのシベリアを頂き、それを頬張りながら友人がやるドラクエを後ろから観ていた。

ただただ観ていた。


子供心に思った。

何だこの地獄は(シベリア美味い)

はっきり覚えているのは、友人のy君が学校で「今日デスピサロ倒すから皆んな集合ね」と言われて訳も解らず6.7人でy君宅に集まり、
「ドラクエ4」のラスボスを倒すのを皆んなで応援していた。
「そこだ!」「ホイミかけないとヤバいよ!」と皆んなが盛り上がる中僕は、
僕だけはこう思っていた。


誰やデスピサロって


この程度の記憶である。
それ以降も平野家には家庭用ゲームの類いが無く、家での娯楽は親父が毎日借りてくるレンタルビデオ。

そしてゴミ捨て場で拾った「pure rock」という洋楽ハードロックに特化した番組のビデオだった。

ドラクエをちゃんとプレイしたのは余裕で20歳過ぎてからである。
ニンテンドーDSをツアーの移動用に買いそこで初めてプレイした。

ナンバリング作品である3.4.5をプレイした。

「こんな暗い話だったんだ」とビックリした。

どの作品も肉親が死ぬし、人間の汚い部分にフォーカスする場面があるし、こんなヘヴィな作品を小学生ん時に皆んなやってたんだなあーと。
その暗さに引っ張られない鳥山明氏の完璧なキャラクターデザインと
そしてシナリオの完成度の高さに驚愕した。


ようやく話を映画に戻すけど、2019年ドラゴンクエスト5が映画になると聞いた。

「おー!見たい!」とワクワクしてその日を待ち望んだ。

あのシーンやあのシーンがスクリーンで観れるんだ!あのシーンもあるかな!あのシーンは絶対外せないしあのシーンも泣ける!あの伏線が鳥肌なんだよなー。


なー…



二時間では無理だろ。


ドラクエに限らずゲームの映画化なんて全部その宿命との戦いだと思う。
普通にプレイして50時間とかかけなきゃ終わらない話をどう2時間でやるのだ。

50時間やれば50時間分の思い入れが産まれる。それを2時間でどう落とし込む気なんだろ?とワクワクが不安に変わった。

予告編はとても良かった。
映像の美しさもさる事ながら、「あ、あのシーンはちゃんとやるんだ」ってのがダイジェスト的に流れていってプレイした事がある人はあの予告編で期待を高めたと思う。

そしてついに映画を観る事になった。



以外ネタバレです。







物凄いスピードでダイジェストがダイジェストのまま進んでいった。

凄かった。

ドラクエにおける、レベルが上がるとか、アイテムで状況打開とか、宿屋で回復とか、装備とかそういった概念というか設定の説明とかは無く、ダダダーっと冒険が進んでいく。

「知ってるべ?説明は省くべ?」と言わんばかりに進んでいく。



ゲームにおける重要なワクワクポイントである「レベルが上がった!新しい呪文覚えた!強い武器が手に入った!」というポイントは全て「そっちの脳内で補完してねー」とばかりに。

マジで「やくそう」と「天空のつるぎ」以外名前のついたアイテムが出てこない

山田孝之さん演じる主人公の父パパスは多分冒頭20分も経たず死ぬ

ヒロインとの出会いに至ってはガチでダイジェスト。秒で終わる。


えーと。


当時のゲーム技術では表現出来なかった世界。
言ってしまえばブラウン管に映る記号化されたドット絵でしかない映像を観ながら僕達少年が脳内に描いていた絢爛豪華な街や城。剣戟や炎が吹き荒れる戦闘。

そういったものを最新のCG技術で表現したものが観れるとばかり思っていたのです。

それ自体は高精度表現していたとはいえ進行のスピードでがもはやYouTubeとかで観れるタイムアタックに近いものがあったので「おおー浸れない。浸れないよー。もっとゆっくりやってくれないかなー」という感情だけが先走って話に入れない。

別の意味で脳内補完が必要になってしまうのだ

これ、ドラクエ未プレイの人が観たら本当に意味わかんないだろうなーと思う。

特に僕がなんだかなあと思ったのは「移動」の表現。

「あそこに行くぞ!」→「着いた」
みたいな感じなのだ。

そこを端折ってしまうとなんかもうRPGそのものの否定に成りかねないというか。
 
無事につけるかなー、うわーどうしよう体力無くなってきた。あ!あれだ!見つけた!
みたいなシーンが一個でもあれば良かった。

で、各レビューサイトで喧々轟々の議論を産み出している「オチ」に関してですが。


直接的な表現を避けます。
あえてバンドに例えましょうか。

「君のずっと好きだったバンドいるじゃん。あれ、実は実在しないんだ。でも君が音楽を愛する心は本物だからいーんじゃない?」



って事ですかね。


映画も。音楽も。現実から異世界に没入させてくれる最高の芸術です。

例えばBeatlesの「ペニーレイン」を聴いている時、僕の脳内は行ったこともないリバプールの街中にいる訳です。
ポールの歌声に乗せてそこを歩いている訳ですよ。

「ペニーレインには床屋さんがあって…銀行がかって…その角には消防士が立ってて…あ、セブンイレブンもあるね?


みたいな「ん?あれ?」みたいな醒めるポイントがちょくちょく入ると想像してください。
その「?」に目を逸らしつつ聴き進めていって最後に


「ペニー通りの音や景色は
僕の耳、目の中に残ってるよ
田舎の
青い空の下でね
僕は座って、それを見上げてるんだ

まあお前がいるのはさいたま市なんだけどね

いい曲だよね?


って言われてるのに等しい。



えーとですね。


没入させてくださいよ!!!涙



Y君がデスピサロを倒した時に、間違いなく彼は泣いていた。友人達も感動していた。それは本当に皆んなで長い長い冒険を終えた瞬間みたいだったんだ。

ゲームにはその力があるし、その時間を今大人になって追体験できると思って映画館に足を運んだ人がほとんどだと思う。


駄作には違いない。けど映像は素晴らしかったし、俳優さんの声も良かった。

一つのボタンの掛け違いで名作になったのにちゃぶ台返しで台無しにしちゃったんだー感が凄い。



じゃあお前がやってみろよと言われたら出来ないんだけどね。
でも、仮に僕がやる!て状況だったらナンバリングタイトル。つまり「ゲームの物語」そのまま映画にするんじゃなくて、「ゲームの中の伝説」を映画化するのが良いんじゃないかなーって思う。

「オルテガ伝説」とか
「エスターク戦記」とか

スターウォーズのスピンオフ的な感じで。いつかそういう作品も観たいなー。


あ、!ちなみに今上映されてる同じ山崎貴監督の「アルキメデスの大戦」はめちゃくちゃ面白かったので皆さんそちらは是非観てください!!

ちなみに僕は山崎貴監督のデビュー作「ジュブナイル」も大好きです!


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2019年08月01日

「B'zは好きな曲が聴ける確率がめちゃくちゃ低いのに何故ライブのチケットが取れないのか」

B'zのライブに思う事。


今年もB'zがツアーをしている。
デビュー31周年。壮年期どころか妙齢とも言える二人がやっている国民的バンドである。
説明はもはや省く。


B'zのライブに行くんだよというと、結構な確率でこんな事を言われる。

「裸足の女神とか、ウルトラソウルとか、愛のままに〜とか今夜月の見える丘に〜とかやるんですかねえ!」


僕はその度にこう答える

「どれかはやるだろうけど、全部はやらんだろう。新譜のツアーでもあるから下手すりゃどれもやらん」


そうすると「えー。、じゃあ僕はいいかなあ」

皆んながお前みたいな感じだったらチケットもっとやすやす取れるんだがな!


31周年。恐ろしい長さのキャリアである。
当然産み出された楽曲の数もとんでも無いことになる。

「代表曲」と呼ばれるものだけで数十曲ある。世代にもよるし、何キッカケで知ったかにもよるが。

先述の彼(B'zはベスト盤しか持っていない)が口にした事を解説するとこうなる

「好きな曲が一〜二曲しか聴けないライブはなかなか足が運べない」

気持ちはわかる。


2019年現在B'zはニューアルバムのツアー真っ最中だ。
ライブで演奏される曲は20〜23曲ほどとして
ほぼ間違いなくそのうち12曲くらいは新譜からである。

つまり彼みたいな人の思う「好きな曲」は残りの8〜12曲の中に入っている可能性があるという事だ。

B'zの過去リリースされたシングルは50枚を超えている。
B'zはオリジナルアルバムだけで19枚出ている。


争う席が少なすぎるだろ!という気持ちになるのがわかる。

10曲好きな曲があったら、立派にそのバンドのファンと言っていいと思うが、10曲だとアルバムツアー中のB'zのライブでその曲が一曲聴ける可能性は単純に数値化すると5パーセント前後。

B'zはワンツアーでセトリをゴロッと変えるバンドでもないので、(新譜の曲以外を数曲入れ替えて各土地ツーデイズというパターンが多い)仮に全曲入れ替えたとして2日続けて行って10パーセントだ。


「好きな曲が一曲聴ける確率」がだ。

まあ実際は新譜から以外の演奏曲は人気の集中する曲やシングルが多い。
そう考えたらシングル53曲全部好きな人ならば2日続けて行けば好きな曲が一曲聴ける確率が50パーセント弱になる。


しかしだ。

感覚として他のバンドだと大体ワンマンライブにいったら好きな曲が7〜8曲は必ず聴ける気がする。
数字で比較するとこちらは700〜800パーセントだ。

30分のライブでも2〜3曲は必ず聴けるイメージだ。

筆者はガンズ アンドローゼズが好きだ、彼等はリリース自体が少ない事もあるが、ライブに行ったら「聴きたい曲数十曲が一晩で全部聴ける」という至福の時間を毎回過ごせる
2000パーセントって事だ。

そうなるとB'zはなんかコスパが悪いバンドなのではないか?と思う方もいるだろう。

現在ニューアルバム「NEW LOVE」のツアーを敢行中の彼等。
僕も必死にチケット争奪戦に参加し、するっと負けた。

嘘みたいに取れない

先述した理由があるうえでアルバムツアーのチケットを求める僕は「全ての楽曲が大好き!。新譜も全曲大好き!」というイメージを思われるかもしれないが。



新譜一回しか通して聴いてない。


2019年の新譜「new love」においての話ですが
「わ!この曲大好きだ!」って思った曲は正直に言おう。
二曲だ。

前作「DINASOUR」も初聴で惹かれたのは二、三曲だった。

後の10曲は「まあ好き」「普通」「うむむ」の三層くらいの評価。

「そんなにグッと来なかった曲は絶対に聞けるのに本気で好きな曲はもしかしたら数曲しか聴けないライブに何故そんなに必死になるのか」
と、自分でも不思議だ。

「好きな曲が生で聴ける」数値的には明らかに他バンドよりコスパの悪いB'zのライブチケットが何故ここまで争奪戦になるのか。本当に不思議だった。




ライブを観るまでは。

ここまで数字で細かくライブの期待値を現しておきながら、こっから先結構支離滅裂な事を言う。
ので気をつけてほしい。


1、ライブだと化ける曲が沢山ある

まずはこれに尽きる。新譜を聴いて「うむむ」くらいの評価で終わった曲がライブで死ぬ程良かったりして、「え、何この曲?」と初めて聴いた時のようなリアクションを取ってしまったりする。
そしてライブを一度体感して音源を聴き直すとその光景や衝撃が思い起こされて「うむむ」が「クソヤベエ」に変わっている。
この感覚はライブハウスしか行かないような人でも心当たりがあるはずだ。


2.曲のチョイスが憎い

31年。
僕がB'zを好きになってからも20数年。
その前の音源を聴いて「うわーこの曲リアルタイムで聴きたかったー」なんて歯がゆい思いをした事が何度もある。
「なんでこの曲シングル化しなかったんだ?」みたいな名曲も沢山ある。

そう言った曲はそのツアーを終えたら演奏されない事がほとんどだろう。
少ない席の争いはヒットシングルや代表曲が良い位置を取っている。

そこを理解したうえで更にお客さんを驚かそうとしているとしか思えない瞬間があったりする。

こちらの動画。2017年ダイナソーというアルバムツアーでの映像なのだが

これ、94年発売のアルバム曲なのだ。

間違い無く人気曲ではあるのだが、なかなかライブではやらずに23年ぶりに演奏という事だ。

もうこの時点で五億点出てる。

新譜以外からはヒットシングルからやるんだろうな。という予想を裏切るサプライズ。

次これを生で聴けるのはいったいいつになるのか。それを考えたら本当にここに居れてよかったなあ。としみじみ思ってしまった。
この時僕の周りは凄い勢いで泣き崩れていた。

少しファンにしか解らない話をするけど、このツアーは新譜から以外の演奏曲が「孤独のランナウェイ」「FIREBALL」「motel」と古参ファンのツボを突きまくっていた。
誰もが知るヒットシングルというわけではないので、一見さんにはハードルの高いセットリストと思われるかもだが、どうだったのだろー。

3. ベスト盤的セトリのツアーもちゃんとやる。

いわゆる一見さんでも、そこまで聴き込んでなくても日本人なら遺伝子レベルで刷り込まれているであろうヒット曲の数々。
それらを中心としたツアーはツアーでしっかりやるのがB'zの良いところ!
pleasure tourである。
難点はただでさえ広いキャパが更に広がり、チケットの争奪戦が更に激しくなる事か。

このプレジャーツアー。
僕は昨年の日産スタジアム公演に行ったが、本当に人が多過ぎて爆笑した。開演一時間前に「今のうちにトイレ行っとかなきゃオープニング見れないかもよ」的アナウンスが流れたのもメチャクチャ笑った。
実際トイレに並ぶとそれは誇張でもなんでも無いのだ。恐怖すら覚えた。

ヒットシングル中心に、時々何年ぶり?てなレア曲を放り込みながらライブは進む。

ファンでなくともこれらの曲を本当に一曲も知らない日本人っているのか?と思うようなセトリ

「いやー有名曲ばっかりのライブはやはり最高だ」と思ってはいる。
思ってはいるのだが心のどこかで
「でもレア曲をもっと聴きたい」
「なんなら新曲を聴きたい」
と思ってしまってる自分がいる事に気がつく。

そしてライブが終わりスクリーンにはニューアルバム製作中という文字が浮かぶ。
歓声をあげる
待望のニューアルバム。一回聴いて「うんまあこんなもんかなー」という感想で終わる。
実はこれもここ10年くらいのルーティーンだったりする。
ニューアルバムのツアーが発表される。
気づいたら必死こいてチケットを取ろうとしている自分に気がつく。

これがB'zの怖さだ。

きっとライブを観たらまた放置していたニューアルバムを聴き返してヤベエヤベエ言ってるのだろう。そのルーティーンにも慣れてきた。


何を言いたいかと言うと、この
「音源だけでは伝わらないライブの凄さ」
と「サプライズ」そして「安定感」

これらが絶妙なバランスで揃っているバンドってやはり強いなあと思う。

ライブハウスで普段色んなバンドを観るけど、まず楽曲をそこまで知らないバンドならライブが良く無いと最後まで集中力が続かない。

稀に「1曲も知らないのに最後まで飽きずに見れた」ってことはあるがそれは楽曲の良さ云々よりもライブが凄いって点に惹かれた結果だと思う。

そして、楽曲を知っていたり好きなバンドだったら
「やっぱこの曲はやらないとね!」
と「えー!この曲ここでやるの!!?」
っていうサプライズと安定の絶妙なバランスが無いと、何度も観に行く気にはならない。

安定だけだと物足りない。
サプライズだけだと食い足りない。

バンドってやる事沢山あってめんどくさいなあって話しがしたかったんですね。


それをずっとやり続けてこれたからこそB'zは国民的バンドであり続ける事が出来ているのかな?と偉そうにも考察した結果です。


いやーしかし今年もチケット取れねえなあ


riddle0929 at 18:56|PermalinkComments(0)