学校のほうは、今日はアメリカ大使館からのお客さんが来る日。何かの援助らしい。11時ごろから全校集会があるって昨日言ってたから、その時間に行った。行く途中に道で追い越された車に白人が乗ってたからたぶんその車だった。
正直なところ、国際協力の現場に来て、「援助」とか「寄付」って聞いただけで批判的な見方になってしまってるような気がする。だから写真は撮る気は全然なかったけど、校長先生から撮れって言われたんで、とりあえず撮った。
どういう目的かよく分からないけど、とりあえずアラビア語の本と、英語文学の本を寄付してくれたらしい。ダンボール2箱分、他にもCDとかも入ってたっぽい。図書室に置いておくって行ってたけど、果たしてどれほど効果的に使われるか…。
「U.S. GOVERNMENT」って書いてある箱がそれ。意味ある援助なのか…。
WBSとかNTVとかのテレビ局も取材に来てた。
大使館の人の挨拶が一通り終わって、アメリカの文化とかについての質問はないかって問いかけられてた。そんなこといきなり言われたって…。ちらほらとはあったみたいだった。でも興味深かったのは、奨学金についての質問。ウガンダから6人を選抜してるみたいなことを言ってた。
そのあとは生徒一人一人にバッグが配られてた。このトラックそのために来てたのか。
しかし全校生徒分、1400個もよく持ってきたよな。
これがそのバッグ。
どうやらアメリカ合衆国はラマダンを応援しているらしい…。
学校も生徒も、単純に何かをもらえるってことで喜んでた。結局何がやりたいのかわからない。あんまり詳しいこと知らないから、偏見があるのかもしれないけど、アメリカってイスラム過激派をテロリスト認定してたりするから、そういう政治的なアピールもあるんじゃないかなって思う。でも援助金、使うとこ間違ってるよ…。
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