宅急便さんの集荷が終わるとすぐに
ネットショップの引越し作業中断。
久しぶりにチョウタリィに行ってきました(チョタリィについての過去記事はこちら)。
そう、この看板が目印。
ん?…入り口が変わった?
駐車場からということで…
しかし営業が月火水木で、金土日休みとは…
ファーストフードに対してスローフードという言葉がありますが
まさにスロー営業です笑。
お!なんか違う!庭が…
きれいになってる!お店らしい!…いや、お店なんですがね笑。
というわけで、失礼します!
ご無沙汰してます!オーナーの山口悦子さんです!
以前いただいた年賀状で
ネパールで学校ができたことをお知らせ下さったんですが
それからの経過や
私がここで出会った人たちの近況など
おなかをかかえて笑いながら
お互いに積もり積もった話がたくさんできました。
私の身内の近況を書いても仕方ないので
ネパールの学校のことについて
強く印象を受けたお話を書きます。
山口さんがNGOで行ったこの学校建設プロジェクトは
学校という建物、モノを寄贈するといった端的なものではありません。
まず、この地域の村はネパールのバングラディッシュに近い地域で
非常に貧しい村がたくさんあるところ。
学校はあるんですがあばら家状態。
雨が降れば雨漏りも酷く、授業などできない。
また地震が起きなくても
いつ崩れ落ちてもおかしくない建物ばかりなんですね。
トイレもなし。女子はどうする。
だからみんな学校に行かない。
だからみんな学校に行かない。
子供が年頃になれば自分の将来について色々と考えたりするのは
どこの国の子供でも同じです。
しかし識字率が高いところで40%
女性に至っては10%台という地域で
子供も大人も夢を持てないわけです。
新しい学校ができるとみんな喜んで学校に来る。
子供が帰ってきて元気なわけです。
習ったことを嬉しそうに家族に話す。
家の中が明るくなるわけです。
毎日、重労働でクタクタのお父さんやお母さんも
その子供の話を聞いて元気になる。
お母さんが買い物をする市場も元気になる。
お父さんも元気になりますから
職場も元気になる。
つまり村全体が元気になるわけです。
チョウタリィのネパール学校建設プロジェクトは
こういう人たちに夢を寄贈する活動なんですね。
1校目の噂を聞いた周りの村の人たちが
「俺たちもやるぞ!」ということで奮起。
はじめはチョウタリィに反対だったご主人も
今やチョウタリィの超スピーカー。
1校目の成果をHi-Fiステレオスピーカーでまわり
寄付を集め続けて
現在、5校目が完成したとのことです笑。
人間、どこでどんな人と出会い
どんなきっかけがあるかわかりません。
難しく考える必要は何もないんですよ。
山口さんも別にネパールマニアではありませんし笑
(山口さんとネパールとのきっかけはくどいですが過去記事でこちら)。
ただ、こういう人と普通に出会い、普通にお付き合いができるような
そういう価値観というか
生き方だけは失いたくないといつも思ってます。
最後に店内ご紹介。こんな感じです。
元ご自宅のため、アットホームな雰囲気が魅力です。
10年以上のお付き合いなんですが
この雰囲気が崩れたことはありません(ゆえにお庭の改装はビビリました笑)。
チョタリィにはファンの方も多く
くつろぎに来られる方もたくさんおられます。
もし奈良に来られた時はぜひお寄り下さい。
そこで注意。
行く前に、絶対に要電話です。
私がこの日、あわてて行ったのも理由があり
電話をかけると、なんと8月は現地視察と買付けのため全日お休みです。
9/2(月)からの営業となります。
チョタリィのHP見てもそんなこと書いてません笑。
なんで私が書かなきゃならんのだ!
これが、このお店の魅力なんです笑。
NGO チョウタリィ
奈良市あやめ池南5-1-1
TEL:0742-46-9601
FAX:0742-46-0613
メール:chautary.org@gmail.com
建設されたネパールの学校の様子がユーチューブで見れます。
子供たちの顔がとてもいいです。ぜひ、ご覧下さい。
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