りえぽんのヒマナネコ日記

猫と龍馬伝を愛する粒谷区民。twitterでは@riepon_jpでつぶやいているなう

ブログ引越しのお知らせ

「りえぽんのヒマナネコ日記」は新しい餌場を求めて(?)下記にお引越ししました。
 長い間、ご愛顧ありがとうございました。
 新しいブログは誠ブログ「りえぽんの『トレンド見聞録』です。  
 URLは→ http://blogs.bizmakoto.jp/riepon_jp/
 初回は「ヒマナネコ日記」で人気のあったエントリ「ツイッターで作るマイ週刊誌」
を二回に渡り加筆してお送りします。

 今後ともご愛読、よろしくお願いします!

ライフスタイルを見直すための「アドラー心理学」

アドラー 人生を生き抜く心理学 (NHKブックス)アドラー 人生を生き抜く心理学 (NHKブックス)
著者:岸見 一郎
販売元:日本放送出版協会
発売日:2010-04
クチコミを見る
  人は過去のトラウマからなかなか抜け出すことができない。それがショックな出来事であればあるほど、フラッシュバックとなって現実の我々をいつまでも襲い続ける。
 過去のトラウマに囚われて生きるのは、辛いことである。さりとて振り切ることができない。一体どうしたらよいのか・・・と人知れず悩むあなたに今回おすすめしたいのが、「アドラー心理学」である。
  アドラーアルフレッド・アドラー(1870~1937)は、日本ではあまり知られていないが、世界的にはフロイトとユングと並ぶ心理学の巨匠だ。何でもかんでもリビドーに結び付けようとするフロイトと袂を分かち、独自に「個人心理学」を打ち立てた。「劣等感」という言葉を今日使われている意味で最初に使い、劣等感は努力すれば克服できると説いて、それを「補償」と名づけたことで知られている(それがリビドーマンセーのフロイトの逆鱗に触れて、彼はフロイト一派から異端視された)。

  なぜ、アドラー心理学がトラウマに効くのか? それを紐解くために、精神治療の潮流を辿っていこう。
  19世紀後半に活躍したフロイト以降、長い間、精神治療の現場では「人の心は過去に根ざしている」というフロイトの考え方をもとに「なぜ、あの時あんなことになったのか」と過去のトラウマをほじくる精神分析が主流だった。だがこれでは、患者はよけい過去のトラウマに苦しむことになる。せっかくかさぶたになったキズのかさぶたをひっ剥がすようなものである。
  そこで21世紀の現在では、精神治療の現場では過去のトラウマにではなく、「今、ここ」(now and here)、つまり「現在に生きる」ことに焦点を当てた治療が、注目を浴びている。この「今、ここ」を重視して、現実との接点を見失なうな、と力説したのがアドラーである。
  さてここからはアドラー研究の第一人者である、岸見一郎の著書『アドラー 人生を生き抜く心理学』から引用していきたい。
  本書によればアドラーは、患者の「過去」のトラウマをほじくるのではなく、トラウマから「未来」の目的に適うものを見つけ出そうとした。
 なぜなら「もしも・・・ならば」「もしあのとき・・・だったら」という考えばかりに囚われて生きていたら、神経症に陥ってしまうからだ。
  たとえば不安神経症は、広場恐怖症やパニック障害を起こし、うつ病を併発する今日的な恐ろしい病気である。しかしアドラーは、この症状の患者が、時として病気を使って家族や配偶者を自分に「仕えさせ」、「支配させる」ことがあると指摘している。
  アドラーによれば神経症患者の3つの特徴は、「他者を支配すること」「他者に依存すること」、そして「人生の課題を解決しようとしないこと」だ。
とくに3つ目の「人生の課題に直面したときに、それを解決しようとはしない」が肝心で、神経症患者は、課題を直面する代わりに立ち止まったり、さらには「退却してしまう」。そうしないと「課題が解決できない=自分には価値がない」ことが露呈してしまうからである(アドラー『なぜ人は神経症になるのか』)。
  だがこれは、神経症患者だけでなく、現代に生きるごく普通の健康な人でも、陥りがちな「ライフスタイル」ではないだろうか?
 過去のトラウマに囚われて、現実を見失ってしまう。
 他人に依存し、他人を支配してしまう。
 人生の課題に直面しても、それを解決しようとしない。
 そういう「不安神経症的ライフスタイル」が、知らぬ間に身についてしまってはいないだろうか。
 他人事のように書いているが、私にもちと身に覚えが・・・。皆さんはどうだろうか?
 19世紀後半に生きたアドラーだが、恐ろしいほど現代にマッチしていて奥が深い。
 この本を何度も読み返して、それからアドラーの一連の選書を連覇しようと思う晩春の夜であった。

 

「サーチ機能」で強化する「マイ週刊誌」

鳩なう ホリエモンに紹介されて人気になった拙ブログの「ツイッターで作る『マイ週刊誌』は、一ヶ月前に書いたエントリーだが、今でも日に何度かトラックバックされている。ありがたいことである。
 ご愛顧に応えて、今回はそのPART2を書くことにした。
 そこで前回のおさらい。
 前回は、iphoneでツイッターするときに「tweetdeck」を使って、さらにその中の「#(ハッシュタグ)のリスト機能」をフルに活用すれば、自分だけの「マイ週刊誌」が作れる、という話だった。
「#」で作ったリストは雑誌でいう「特集」のようなもの。経済評論家や経済記者を複数フォローして「#」でリストを作れば「経済特集」になるし、カメラマンや冒険家をフォローしてリストを作れば「巻頭グラビア特集」になる。そうやって自分仕様の「マイ週刊誌」を作ってみたら、という提案である。
 だが「tweetdeck」にはもうひとつの強力な機能があった。
「サーチ(SEARCH)機能」である。
「add column」画面から「column type」→「twitter search」に入り、「グループ名」に検索したい名前を書き込んでコラムを作る(create column)。
 すると、あっという間にその言葉が関連した全国のつぶやきが流れてくる。ツイッターは情報収集力は凄いなあ、とつくづく感じる瞬間である。
 試しにに自分が住んでいる街の名前を入れてみよう。
 最近新しくできた店や、みんながよく待ち合わせで使う店、ちょっとしたイベントなどのつぶやきが即集まって「マイタウン特集」があっという間に出来上がる。
鎌倉 これって、自分仕様の「hanako」や「東京ウォーカー」の「鎌倉案内」や「吉祥寺案内」を作るのと同じ感覚だ。
 ツイートするときに、みんながみんなつぶやきの後に「#」をつけて発信するわけではないので「リスト機能=#」だけでは見落としてしまう情報もあるが、これに「サーチ機能」を足せばさらに強力な「マイ週刊誌」になるというわけだ。
 echofonなどの他のツイッタークライアントでもサーチ機能はついているけれども、やはり複数の画面を横並びで同時に見れる「tweetdeck」にはかなわない。
 「サーチ機能」は、ビジネスにももちろん使える。
 私などは「自分の仕事に関連する言葉」を複数、常時サーチしているが、実際に仕事のネタをそこから拾って「飯のタネ」にしており、本当に重宝している。
 皆さんもぜひ、お仕事に役立ててみてください。
 自分では拾いきれない情報を、黙っていても日々拾ってくれる「有能な秘書」を雇っている気分になれますよん。
  
 
 

ホリエモントークライブ観戦記

 先週の水曜日に、ホリエモントークライブに行った。
 場所は新宿・歌舞伎町のど真ん中にある「ロフトプラスワン」。最近このトークライブ見たさによく訪れるので、この界隈はすっかりなじみである。
 夜の歌舞伎町の路上は、夕涼み中のカラスの群れように黒服のホストが大挙してたむろしている。新宿に詳しい美容師さんによれば、本当に売れているホストは店内にいるので、外でチラシを巻いているのは売れてないホストだという。教養のあるインテリホストがいる店だったら行ってもいいんだがと思いつつ、コマ劇場の向かいの階段をどんどん下る。
 ロフトプラスワンは地下の奥底にある怪しげなライブハウスである。正面に飾られた卑猥なイラストにももう見慣れたが、暗くて狭い箱に目一杯客が入るので、もしここで地震が起きたらカタコンベ状態になるのではと来るたびに心配だ。
 horiemon で、この日の対談相手は、レコーディングダイエットで名をはせた岡田斗司夫氏。まあまあ面白かった。しかし前回の元ロシア外交官・佐藤優さんとの「獄中トーク」には正直なところ及ばない。一度打ったカンフル剤があまりに強烈だと、次もさらに強くないと効いた感じがしない。
 それほど強烈だった佐藤優との「獄中トーク」。あまりに面白すぎてあっという間に4時間がたってしまったほどだ。その間場内は爆笑の嵐で、私も笑いすぎて危うく腸ねん転になるところだった。
「怪傑ラスプーチン」の異名をとる佐藤さんは、一度会ったら忘れられないほどの強烈な風貌で、巨体を震わせて鋭い眼光のギョロ目をギラつかせながら、あふれるほどの知性と教養を感じさせる舌鋒で、敢然とホリエモンに立ち向かう。上杉隆さんとの対談がメディア漫才なら、佐藤さんとのそれはホラー漫才のようである。
 ともに獄中体験者である二人は、不思議な連帯感を漲らせながら、これでもかこれでもかと獄中自慢(佐藤さんは塀の中に500日も入っていた)を披露、検察に追い詰められる日々の苦悩と葛藤を、面白おかしく語っていく(他にも数人ゲストがいたがもっぱら話の中心はこの二人だった)。 普段は大胆不敵なホリエモンも、獄中大先輩の前では気が緩んだのか、ふと「ボク、本当は怖いんですよ。うちのマンション出たところに目つきの悪い奴らがいつもたむろしていて、そいつら検察の奴らじゃないかって・・・」と弱音を吐く場面もあった。すると佐藤さんは「検察の人間と新聞社の社会部記者は、目つきの悪さが同じ。彼らは射るような鋭い目つきで人を見るんですよ」と、これもまた人を射るような目つきを場内を見回していた。
 また佐藤さんが「担当弁護士は人権派に変えたほうがいいですよ」と忠告するといつにない真顔で聞き入っていた(この間、場内では特注の「獄中カクテル」がふるまわれた。ちなみにホリエモンは、対談中も始終、店内で何かしら食べ物を注文して食べている。この日彼が食べていた「明太子チーズ揚げ」を頼んでみたらかなりうまかった)。
 ファンとしては、ホリエモンの斬新な考え方、意表をつく発想力、稀有な毒性やダークさ、アナーキーさなどさまざまな側面を最もうまく引き出すことができるゲストとのセッションが見たい。まさに毒をもって毒を制す相手、今のところ佐藤優さんこそまさにその人である。
 ああ、また「佐藤優×ホリエモンPART2」が見たい!! 
 早く企画してくれないかなあ、新宿ロフトプラスワン。
粒谷区在住の女性編集者よん
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