第1回国際オペラ声楽コンクール「ミルトン・マレッリ」が、イタリア北部のミランドラ市(モデナ)で4/22から4/24まで開催されました。
予選、セミファイナルは"Villa Tagliata(タリアータ館)"にて、ファイナル&ファイナルコンサートは、"Auditorium "Rita Levi Montalcini(リタ・レビ・モンタルチーニ講堂)" にて開催されました。
このコンクールに審査員として携わる事が出来て、本当に光栄でした。
スタッフの皆様は、優しく明るく慈悲深い方々ばかりでした。お世話になり、ありがとうございました。
優勝:Lee Oksana (soprano dall'Uzbekistan)
Milton Marelli (故ミルトン・マレッリ氏)
その懐の深さと愛情深さで沢山の方に愛され、亡くなってもなお、この様な形で声楽界を支えて下さる、素晴らしい方でした。
Adua Veroni Pavarotti(アードゥア・ヴェローニ・パヴァロッティ): Presidente della giuria(審査員長)
三大テノールの1人、”ルチアーノ・パヴァロッティ”の元奥様です。
真ん中の方はコンクールでピアノを弾いた、アントニオさんです。
La premiazione(授賞式)
ファイナル&ファイナルコンサート"Auditorium "Rita Levi Montalcini
(リタ・レビ・モンタルチーニ講堂)"後、授賞式時、私たち審査員とファイナリストが舞台上に上がりました。
左: Luca Saltini(Pianista Giuriaピアニスト審査員),io(私), Lucio Carpani(direttore artistico dell’Associazione(芸術監督&審査員)
Dopo il concerto finale& la premiazione: 左よりAlberto Comes(terzo premio3位受賞), Paola Leoci(terzo premio3位受賞), Miwako Okamura, Li Okusana(premio mirandolaミランドラ市特別賞受賞)
Tutti hanno cantato molto bene. Sono rimasta d’avvero colpita.
皆さん本当に完璧に上手に演奏されました。感動しました。
Pranzo il secondo giorno
2日目の昼食
左より: Luca Saltini(Pianista Giuriaピアニスト審査員)、Adua Veroni Pavarotti(Presidente della giuria審査員長)、Antonio(pianistaピアニスト)、Daniele Rubboli(ジャーナリスト&音楽評論家審査員)
予選&セミファイナルの会場、Villa Tagliata(ヴィラ・タリアータ)の入り口
予選、セミファイナルは"Villa Tagliata(タリアータ館)"にて、ファイナル&ファイナルコンサートは、"Auditorium "Rita Levi Montalcini(リタ・レビ・モンタルチーニ講堂)" にて開催されました。
特にファイナルでは、テクニックのみならず、どれだけ声と容姿がその役柄にピッタリと合っていたか、相応しい適切な表現が出来ていたか、正しい発音やアクセント、リズム、楽譜解釈で歌われていたか、パッションがどれだけあったか等、各アリア曲に対する点数評価(10点法)の他、深く細かく審査員全員によって話し合われ、長い議論の結果、入賞者と受賞者が決定しました。
このコンクールに審査員として携わる事が出来て、本当に光栄でした。
スタッフの皆様は、優しく明るく慈悲深い方々ばかりでした。お世話になり、ありがとうございました。
残念ながら今回入賞出来なかった参加者の方々も、それぞれ個性的で本当に輝いていて、心の込もった素晴らしい立派な演奏をされ、私は心から感動しました。
可能であれば、全員に賞を授与したかったと言うのが本音です。
これからの参加者皆様のご活躍を心からお祈りしております。
このコンクールは、これからのオペラ音楽の普及に弾みをつけると確信しています。
ベルカントに人生を捧げられたミルトン・マレッリ氏は、きっとこの結果を喜び、誇りに思う事と思います。
マッダレーナ・ガッロ・アクイラ(ペルー出身ソプラノ)
2位:
バレンティーナ・ガルガーノ(イタリア出身ソプラノ)
3位:
パオラ・レオーチ(イタリア出身ソプラノ)
アルベルト・コメス(イタリア出身バリトン)
ヴェルディ解釈賞:
ミリアム・グルーバー(イタリア出身)
ミリアム・グルーバー(イタリア出身)
ミランドラ特別賞:
リー・オクサナ(ウズベキスタン出身)
Dal 22 al 24 aprile si è svolto il 1° Concorso Internazionale di Canto Lirico "Milton Marelli".
Questa volta ho partecipato come uno dei cinque giudici.
Hanno partecipato ottanta cantanti lirici di alto livello provenienti da tutto il mondo, con 21 semifinalisti e 10 finalisti nella giornata conclusiva.
Soprattutto nel finale, non solo la tecnica, ma anche il modo in cui la voce e l'aspetto si adattano al ruolo, se è stata fatta l'espressione appropriata, se l’aria
è stata cantata con pronuncia, accento, ritmo e interpretazione della partitura corretti e la passione. Nella valutazione del punteggio (metodo a 10 punti) per ogni aria, tutti i giudici hanno discusso in modo approfondito e dettagliato e, dopo una lunga valutazione, sono stati finalmente decisi i vincitori.
È stato un grande onore essere coinvolta in questa competizione come giudice.
Tutto lo staff era gentile, allegro e benevolo. Grazie mille per la vostra ospitalità.
Purtroppo anche i partecipanti che questa volta non hanno potuto vincere sono stati unici e davvero brillanti, e sono rimasta profondamente commossa dalla meravigliosa e sentita esibizione.
Se possibile, volevo davvero dare il premio a tutti senza far cadere nessuno.
Preghiamo sinceramente per il successo di tutti i partecipanti in futuro.
Primo premio
Maddalena Gallo Aquila (soprano dal Perù)
Secondo premio:
Valentina Gargano (soprano dall'Italia)
Terzo premio:
Paola Leoci (soprano dall'Italia)
Alberto Comes (baritono dall'Italia)
Premio Verdi Interpretation: Miriam Gruber (soprano dall'Italia)
Premio Speciale Mirandola:
Milton Marelli (故ミルトン・マレッリ氏)
ミルトン・マレッリは、イタリアのミランドラ市(モデナ)のAmici della musicaの「歴史的社長」と評される偉大な方でした。
1960年代以来、オペラへの情熱の歴史を築いてきた過去に類を見ない最大のオペラリリカクラブ(Amici della musica)の創始者であり、特にエミリア・ロマーニャで文化と芸術の面で歴史的に多大な貢献をし、音楽に対し、深遠で熱心な実力派愛好家として、権威のある著名な方でした。
ヴェローナのアレーナ歌劇場の伝説的な監督だったカルロ・アルベルト・カペッリの親友で、40年間、毎年Amici della musicaの音楽愛好家達を20台以上の貸切大型バスでヴェローナに連れてきていた事は有名で、人格者で愛情深く、歌手の中でも、三大テノールの1人パバロッティや、メゾソプラノのカヴァイバンスカとは特に仲が良く、全ての歌手のスーパーフレンドと呼ばれていたそうです。
私は以前、ミランドラ市の中心にあるお城の中の会場(カステッロ)で開催されたコンサートに出演させて頂いたのですが、その時の主催者であり、私は彼に会った事があります。
貫禄があり、笑顔が印象的なとても優しい方でした。
私は以前、ミランドラ市の中心にあるお城の中の会場(カステッロ)で開催されたコンサートに出演させて頂いたのですが、その時の主催者であり、私は彼に会った事があります。
貫禄があり、笑顔が印象的なとても優しい方でした。
2020年の12月にコロナで亡くなりました。
彼の偉業を讃え、今後の声楽界の更なる発展への願いも込めてこの国際声楽コンクールが開催される事となりました。
Adua Veroni Pavarotti(アードゥア・ヴェローニ・パヴァロッティ): Presidente della giuria(審査員長)
三大テノールの1人、”ルチアーノ・パヴァロッティ”の元奥様です。
真ん中の方はコンクールでピアノを弾いた、アントニオさんです。
La premiazione(授賞式)
ファイナル&ファイナルコンサート"Auditorium "Rita Levi Montalcini
(リタ・レビ・モンタルチーニ講堂)"後、授賞式時、私たち審査員とファイナリストが舞台上に上がりました。
左: Luca Saltini(Pianista Giuriaピアニスト審査員),io(私), Lucio Carpani(direttore artistico dell’Associazione(芸術監督&審査員)
Dopo il concerto finale& la premiazione: 左よりAlberto Comes(terzo premio3位受賞), Paola Leoci(terzo premio3位受賞), Miwako Okamura, Li Okusana(premio mirandolaミランドラ市特別賞受賞)
Tutti hanno cantato molto bene. Sono rimasta d’avvero colpita.
皆さん本当に完璧に上手に演奏されました。感動しました。
Pranzo il secondo giorno
2日目の昼食
左より: Luca Saltini(Pianista Giuriaピアニスト審査員)、Adua Veroni Pavarotti(Presidente della giuria審査員長)、Antonio(pianistaピアニスト)、Daniele Rubboli(ジャーナリスト&音楽評論家審査員)
予選&セミファイナルの会場、Villa Tagliata(ヴィラ・タリアータ)の入り口
予選&セミファイナルの様子
Queste ultime due foto ho preso dal sito: Premio internazionale di Canto Lirico “Milton Marelli”di facebook:
イタリア語で書かれたコンクールの詳細は、こちらのHPをご覧下さい。
http://www.premiomiltonmarelli.com/
授賞式で綺麗な花束を頂きました。ありがとうございます。
Ho ricevuto da loro un bellissimo bouquet. Grazie.
ミルトン・マレッリさんの妹さんから、審査員の私とAdua先生2人にお庭に咲く鈴蘭を下さいました。
優しい思いやりの心を感じて嬉しかったです。
最後に宜しければ、
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