2009年03月10日

印象操作:刑事訴訟法 第二百四十六条

刑事訴訟法 第二百四十六条
 司法警察員は、犯罪の捜査をしたときは、この法律に特別の定のある場合を除いては、速やかに書類及び証拠物とともに事件を検察官に送致しなければならない。但し、検察官が指定した事件については、この限りでない。

ロス手術高3死亡 心臓外科医を書類送検
(小林泰明)
読売新聞(2009年3月10日 読売新聞)



 問題はここ。

「警察はすべての医療事故を書類送検するわけではない。重大な事故でも、反省し、再発防止策が取られていれば、書類送検されないケースもあるという。」

 自分が知る限り、そういう特例は法に定めがない。
 全ての捜査された医療事故は送検される。…もちろん、身柄も一緒であれば書類送検とは呼ばないが、むしろその方がレアケースである。

 記者が無知なのか、読売新聞による悪質な印象操作のどちらであろうか。


rijin_md at 13:54コメント(1)トラックバック(1) 

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1. ロス疑惑  [ ある町医者の診療日記 ]   2009年03月10日 19:41
いつも訪問している勤務医 開業つれづれ日記・2さんのところと、ssd's Diaryさんのところで知ったのですが、ロス手術で死亡した事件で担当医が書類送検されたという読売の記事。

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1. Posted by Dr.Pooh   2009年03月10日 17:37
私もその一節を読んで大きな疑問を感じました。警察が書類送検したのだから医療機関または医師に問題があるのだ,という印象操作に思えます。邪推すれば,自分たち報道機関が書類送検の段階であたかも有罪であるかのように報じていることを正当化しているのかもしれません。

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