2009年10月13日 19:20

都市部で医者は?

 都会の医者は余っているというのが日本の医療行政では定説となっている。

休日当番医またパンク 札幌市保健所、体制拡大へ調整
北海道新聞(10/13 12:27、10/13 16:24 更新)



 医者も文字通りの年中無休では過労死してしまう。医者も同じ人間であり、バケモノのような体力を誇る人ばかりではない。そして、今回のインフルエンザの流行のような緊急事態の時、働き盛りは既にぎりぎりまで働いている。

 狩り出されるのは経験不足の若手か、体力の低下の隠せない中高年層ということになる。死なずに済む患者が死ぬこともあるかも知れない。

 医者も死ぬだろう。避けられない。

 問題は小児科だけではない。風邪引きを診るような、一般内科の若手医者は払底した。永年に亘る病院外来機能からの一般外来切り離し政策のためである。これまで、医者は病院でしか育てられてこなかったのに、一般外来機能を廃止した後の対応が皆無であった。育てるのを止めれば、育つはずがない。

 日本の医療には、緊急事態に対応するための冗長度が不足している。安全率が低い、あるいはのりしろがないと表現しても良い。

 インフルエンザの流行がピークを過ぎたのかどうか、まだわからない。これまでのところ、まだ優秀な治療成績を収めてきていると言って良いだろうが、もはや限界が見えた。この先はわからない。


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