りっくの初心者のためのボウリング講座

『りっくの初心者のためのボウリング講座』へようこそ。 ここは、「これからボウリングを始めよう」と思っている方、また「始めてはみたものの基本がわからない」、そして「密かに上達したい」と思っている方々のための講座です。

2017年04月

父と母、そして、私。

   今日はいつもの練習日。
   ・・・といっても、
   今では1週間に1度も行けなくなってしまったけれど・・・。

   数日前から、
   「今度の土曜日(今日)、行けるかなぁ・・・」
   と、不安に思っていた。

   昨日の夜まで悩んでいた。
   でも、ダメそう・・・。


   今朝、起きて、やっぱり「行かない」と決めた。
   「行けない」と思った。

   「行かない方がいい」
   「行くだけ無駄だ・・・」


   そして頭を過ぎったのは、
   「このままバッサリとやめてしまおうか」――。


 私の両親は、私が物心ついたときにはすでにマイボール、マイシューズを持ち、ボウリングを楽しんでいました。
 いわゆる、『第1次ボウリングブーム』の頃です。

 小さな町でしたが、ブームに乗ってボウリング場もできました。
 ボウリング場の名前の募集では、母が応募した名前にもなりました。

 両親がボウリングをやっていた時期は、おそらく何年もなかったでしょう。
 私たち家族はほかの街へ引っ越しをすることになり、両親もボウリングから遠ざかってしまいました。


 私が小学生の頃、街にボウリング場ができました。
 両親も再びボウリングをはじめましたが、当時のボウリング場はあまりの混雑に、1時間待ちは当たり前。
 それでも数少ない娯楽に、子ども心に楽しかったのを憶えています。


 その後、両親は数十年、ボウリングから遠ざかります。
 それでも引っ越しをしてもボールは棄てずに、いつも押し入れの奥にしまってありました。

 両親がボウリングを再開したのは、父の友人がきっかけでした。
 友人がボウリングにはまり、マイボールを作ることになり、父も誘われたのです。

 両親は数十年前に購入した、真っ黒いプラスチックのようなボールしか持っていませんでした。
 友人の影響で、近代化したハイパフォーマンスボールを手にし、再びボウリングの魅力にはまっていったのです。
 私がマイボールを作ったのも、まさにその時でした。


 そんな両親ですが、ボウリングは完全に我流。
 4歩助走が基本であることも、力で振らずにボールの重さを利用した振り子のスイングをすることも、ボールの回転もスピードも、3:1:2ストライクアジャスティング理論も、3‐6‐9スペアシステムの理論も、何も知らずに、ただ楽しんでいました。

 そして母ががんになりました。私のがん告知より、ほんの2週間前のことでした。
 母はボウリングができなくなり、その後まもなくして父が不注意から骨折をし、人工関節になり、父もまたボウリングができない身体になってしまったのです。

 それでも両親は、
 「いつかボウリングができるかもしれない」
 と、センターの年会費とロッカー代を毎年払い続けていました。
 きっと、ボウリングと縁を切ることができなかったのでしょう。
 がんの手術からボウリングに復帰した私は、そんな両親を見ながら、センターに通うのが後ろめたい気持ちでいっぱいでした。

 そんな母も一昨年、がんの転移により亡くなり、さすがに父もセンターの会員から退会しました。
 借りていたロッカーも、もちろん返却。
 「父と母のボールとシューズはどうしたのだろう・・・」
 そう思いながら、未だに聞けずにいます。


 そんな想いが詰まっている、私のボウリング。


 「“やめる”とか“やめない”とか決めなくても、
  ゆっくり、じっくり、できるときにやればいい」

 という思いには至らない。

 なぜなら、体力。
 そして、
 「ボウリングは、そんなに簡単にはできない」
 と、思っているから。
 中途半端にはできない。

 「それだけボウリングへの思いは真剣なんだな・・・」

 自分でもそんなふうに感じています。


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無 題






       感 謝。





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引き際



  何事も、やめる勇気って大きい

  もしかしたら、続けていくことよりも
  大変なことなのかもしれない


  ボウリングも、

  そして、このブログも、

  やめ時って、いつなんだろう


  そんな日が、
  いつか必ず訪れるのだろうな・・・



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力むと、良いこと無し

 こんにちは。りっくです

 近年の日本のスポーツは、世界にも通じるようになってきましたね。強くなればなるほど注目度も高まり、子どもたちが未来へと夢をつないでくれるのだと思います。
 その点、ボウリングは・・・ちょっと淋しいですね・・・。せめて東京オリンピックの追加種目に選ばれていたら・・・。
 なんて、まだ言っていますが・・・

  だって、生きているうちに、
  ボウリングがオリンピック競技になるチャンスって、
  もうないような気がして・・・。



 さて、『力む』。

 ボウリングって、本当に力むといいこと、ないですよね。
 いいえ、ボウリングに限らず、水泳でもスケートでもゴルフでも、すべてのスポーツに言えますね。

 ボウリングでいえば、ボールの回転が変わってしまったり、スピードに影響したり、ポケットにしっかり入っていてもタップしたり、スプリットになってしまったり・・・。
 言葉は悪いですが、“死んだ球(たま)”とか、“ぼーだま”なんて表現することもありますね(地域によって違うかも。ほかに呼び名があれば、是非、お寄せください)。
 本当に微妙なことですが、その微妙な感覚が大きくスコアに関わってくるのですね。


 ボウリングの場合、“ボールの重さを感じて(利用して)、振り子のスイング”と表現します。ここでも何度も何度も、「クドイ」と言われそうなほど記述してきました。
 でも、これを語らなければボウリングにならないのも事実な訳で・・・。

 ハウスボウラーの方たちを見ていると、腕の力だけで振っていますね。若い男性は力ずくなので、さすがにパワーはすごいです。でも疲れそう・・・。
 初心者の方なども、腕で振っている方は、実際に少なくありません。それだけ難しいんですよね、重い物を持って力を抜くのって・・・。

 でも、腕の“しなり”って、とっても大切なんです。決して、腕に力を込めて、硬い棒にしてしまわないこと。その無駄な力は、必ずボールに伝わります。ボールはうまく転がろうとしているのに、その無理な力がボールの動きを悪くしてしまうんです。

 力の抜けた投球ができたとき、明らかにピンの飛ぶ音が違います。
 明らかにピンアクションが違います。


 “力が抜けた感覚”がどういうものなのか言葉で表せないのが歯がゆいですが、ひとつの方法として、このような練習があります。

 それは、力を使ってボールを数回投げてみる。
 その後、入れていた力を抜いて投げてみる。
 このとき、ボールの重さを感じることができれば◎

 あとは、有名な練習方法ですが。水を張ったバケツをグルングルン回す方法。遠心力でバケツが回っている感覚を体で覚えるのです。

 あとは、ひたすら“素振り”でしょうか・・・。

 「スイング中、ボールの重さを感じていない」という方は、試してみると何かつかめるかもしれませんよ。


 ちなみに・・・

  すでに以前にもお話をさせていただいていますが・・・。
  アメリカの、豪快な投球フォーム。あの投球も、
  力ずくで投げているわけではないのです。

  力を抜いたスイングは、ボウリングをする上で
  決して無視できない『基本の“き”』のひとつですね。


 では、今日はここまでです。

 またお会いしましょうね


   ~たまには力を抜いて生きましょう~


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ピッチャーとの共通点

 こんにちは。りっくです


 雪が降り、息は白く立ち昇る――。

 そんな寒~い北の大地ですが、そんな北海道にもようやく桜前線が辿り着いたとか。
 私が住んでいる街に桜の香りが漂うのは、ゴールデンウイークが終わった頃かなぁ・・・ もう少しの辛抱ですね


 さて、『ピッチャーとの共通点』。

 何度かここで、
 『ボウリングの投球は、野球のピッチャーに共通する』
 というお話をさせていただきました。

 以前・・・、もう4年近く前になりますが、
 『上は抜き、下は入れる』という記事を書いたこともあります。
  (下線部をクリックすると、その記事が開きます)

 先日、元プロ野球選手の方が、こんなお話をされていました。

   ピッチャーが力を入れるのは“リリース”だけ。
   腕に力を入れて投げることには限界がある。
   そして、腰を落として“足”を踏ん張ること。
   “上半身ではなく、下半身を使って”投げるんです。



 これ、とってもボウリングに通じていると思いませんか?

 “腕に力を入れない”ことは、ボウリングでは、振り子の運動に当たります。“しなり”が必要なのは、ボウリングもピッチングも同じですね。
 そして、まさに“リリースの瞬間”に、ピシッと力を入れるのも共通している点だと思います。

 下半身を使うのも、同じですね。
 しっかりとした下半身は、安定した投球を生みます。
 ボウリングの最終ステップである“レベレージ”が大切なことがよくわかります。
 ボールにパワーを与えるためにも、下半身、重要です。


 “野球は上から、ボウリングは下から投げる”という違いがあるのに、こんなに共通しているのですね。


 結論・・・

  やっぱり下半身と、体幹は大切です。
  でも、重いボールを持って投げなければならないのに、
  “力を抜く”って、やっぱりムズカシイ・・・。


 さ、下半身強化、しなくては・・・。


 では、今日はここまでです。

 またお会いしましょうね


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