りかこの乳がん体験記

 30代でみつけた左乳房のしこり。 「“良性”だからそのままにしておいていいよ」。 視触診だけで簡単に下された診断。 そして私は医師の言う通り放置した。 4年8ヶ月後、大きくなったしこりを切除。 “良性”だと思っていたのに、病理検査の結果は悪性――乳がんだった・・・。

2012年02月

明日への誓い

増えた...

タモキシフェンが終わった途端、増えた...


タモキシフェンの副作用は、それはそれはたくさんある
50...? 100...?
細かいことを挙げれば、それくらいあるだろうか...

その中に、
“体重が増える”ってのと、
“食欲減退”ってのがある

「どっちなんじゃい!!」

なんて思ったり...

私は幸いなことに、“体重増加”はなかった
よかった~(^.^)

食欲もフツーにあったが、
slenderなbodyは、とりあえずkeepされていた

まぁ、摂生は常に心がけてはいたけどね


がっ、しかーし!!

今月8日、タモキシフェンの服用が終わった途端、
湧いてくる、湧いてくる...食欲が...

ま、たまたま...でしょう、きっと...

だって、未だ薬の副作用残ってるし、
内服終わったからって、すぐに食欲出るなんてことも考えにくい

でも日に日に体重計の数字は上がってゆく――

これから薄着になる季節だというのに、脂肪纏ってどうする!!

これ以上太ったら、痩せるの大変だぁ...

『今のうちに、なんとかせにゃあ...』


...という訳で、明日から3月

始めるか...diet...(>_<)

新たな月に向かって、
今日は“閏日の誓い”とさせていただきます


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濡れ衣

ここは、とある百貨店の服飾売り場――

そこにあるのは、
きれいに陳列されている可愛いバッグや色とりどりの財布たち...

『あ...これいいかも...』
『やっぱり、こっちの方がいいかな...』

どんな服装に合うかな...
どんな時に使おうか...

様々なシーンを思い浮かべて頭の中はフル稼働


そんな時だった
楽しいひとときを遮るかのように、それは突然やってきた

“ホットフラッシュ”だ

ホットフラッシュが来ると、身体は色々な症状に襲われる

暑さはもちろんのこと、のぼせ、倦怠感、
そして呼吸が荒くなり、どうしようもない具合の悪さに陥る

『なんでこんな時に...』

でも、いつやってくるのかわからないのが“ホットフラッシュ”
しかも、1時間に何度もやってくる
だから、本当は、“こんな時”も何もない

そして私はその場から動けなくなった

さすがにここに座り込む訳にはいかない
立ったまま、ホットフラッシュが去るのを待つ

しかし、1分や2分で治まるものではない
特にめまいはなかなか抜けない

それでも今はただ、楽になる時が来るのをじっと待つしかない――


少し経った時、何かを感じた
それは、私を見ている視線だった

その視線は、隣りの売り場のマネキンさんから注がれていた

『ヤバい。具合悪いの、バレたかな...』
早くこの場を立ち去った方が良さそうだ

「お客様、どうかなさいましたか?」
そう聞かれる前に、ここから逃げよう...

そう思っていた矢先、彼女がこっちへやってきた

ツカツカ...と急ぐ訳でもなく、心配そうな顔をしている訳でもない

怪訝に思った
そんな彼女もまた、怪訝そうな顔をしていた

『いや、これって...』

マネキンさんはくっつきそうなほど私に近づいた
そして、頭の先から足の先まで舐めるように私を見回した

『やっぱり...』

私は完全に“万引き犯”と思われていたのだ

『ちょっと待ってよ!! それってあんまりだよ...』

私は彼女に目を合わせた

彼女は私の視線を逸らしながら、
「いらっしゃいませ」と、心のこもらない台詞を吐く

『万引きする気か? そうはさせるか!!』

そう言わんばかりに、彼女は私の周りをぐるぐる歩く
そう...ゆっくりと、プレッシャーを与えるように...

そんな態度に私は耐えられなくなった

誤解されたまま、このまま退散するのは悔しかった
でもそうするしかない...

こんな悔しいことって...
こんなされ方って...


その後、私はその店に入れなくなったのは、言うまでもない

だって、“要注意人物”として、間違いなく警戒されているからね...

  
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カボチャを...斬る!!

乳がんの手術をして2週間後に、私は退院したのだが...

当時、私は両親と3人暮らし

しかも、私の退院の前日に母が甲状腺がんの手術のため入院

私は退院のその日から、
家のことをすべてこなさなくてはならないという
ハードな日々を送ることになってしまった


乳房は温存したとはいえ、4分の1以上切っている
当然重いものは持てないし、力も入らない

もちろん、痛みもある
さらに、腋窩リンパ節郭清もしている

今までのような生活はできなくなっていた

痛み、そして、自由の利かない腕...

退院して、“普通の生活”に戻ってみて、
改めてその不自由さを目の当たりにする

『タカが家事...。いつもやっていたこと...』

でも現実は甘くはなかった

まな板すら持てない
フライパンも、当然煽ることはできない

手術した腕は左手で、利き手は右だったのに、
包丁すら上手く扱えないもどかしさ
左手でしっかりおさえることができないからだ

中でも“カボチャ”は...切れなかったぁ...

健康体でも悪戦苦闘する硬さ
あんなか弱い力で切れるはずもなく...

グサッ...

包丁をどうにか刺してはみたものの、
押しても引いても抜けなくなった

なんとしてもビクともしない

窮余の一策...
私はカボチャが刺さったままの包丁を持ち上げた

ガン!! ガン!! ガン!!

とうとう私は、カボチャをまな板に打ちつける行為に出た

...でも、全く意味がなかった...

結局包丁は抜けず...
カボチャも切れず...

その後、30分かけて、どうにかカボチャを解体...


カボチャを料理するたび、今でもその光景が甦る――

そして、今も...
もちろん、これからも...

カボチャとの飽くなき闘いは続く――


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“進化”し続ける

少し前まで、
【“脳”は、ある程度の年齢を過ぎると退化し始める】

そう言われていた

でも最近は新たな事実が判明し、
【“脳”は、死ぬまで進化する】

なんて、全く逆の説が流れ出した


“脳の細胞が死んでゆく...”
そう聞かされると、逆らうことのできない摂理に諦めもするが、

“一生、進化し続ける”
なんて知ると、俄然やる気が出てくる


ヒトの“身体”って、本当に神秘的
医学では未だ解明されていない部分も多い

それを実感するのが、私の“左腕”

そう...
おっぱいの切除術と同時に行われた“腋窩リンパ節郭清”だ

手術直後は、もちろん、ほとんど動かすことはできない
当然、リハビリをすることになる

動かない腕と
ビリビリと痺れ、感覚のない皮膚――

胸から腕、そして背中にまで、その痛みは拡がっていた

一日24時間、忘れることのない痛み
寝ても覚めても消えることのない痛み

痛いと寒気を伴うことも、この時初めて知る


3ヶ月...半年...

リハビリを続けるも、遅々として動かない腕に苛立ち、

『もうこれ以上やっても意味がない』
何度も何度もそう嘆き、

『もうリハビリやめよう』
何度も何度も諦めかけた

でもやめられなかった裏には、やはり“ボウリング”があった

『前のように、もう一度投げられるようになりたい!!』


あれから5年が経過し、
腕のストレッチは今や日課になってしまった

この5年の間、
『もう限界...』

何度、そう思ったかわからない

でも続けてきた

それは、“結果”が出ていたから

少しずつでも...何年かかっても、
身体は回復し続けている

まさに、“進化し続けている”のだ

腕の可動範囲だけではない
皮膚の麻痺もそう

時々、二の腕の、感覚の鈍いところが痒くなる

“そんな時は、感覚が元に戻ろうとしている証拠”

またある時は、
皮膚が針で刺されてるようにチクチクと痛む

“そんな時は、身体が元に還ろうとしている証”


『まだまだ私の身体、前に進んでる――』


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鬼の霍乱

『ん...? 鼻の奥に何か入ったか...?』

夕方、突然、左の鼻の奥がムズムズし出した

くしゃみ3回
鼻水タラリ...

鼻をかむも、ムズムズの治まる気配は無く...

そして私は再び、くしゃみ3回と鼻水に襲われる

さらにその状態は続き――

さすがに3度目には、
今、私の身体に起こっているこの事態を把握し始める

『ん...? これって...風邪...???』

そういえば、なんだか頭も重いかも...

“ここ2年、まともに風邪はひいていないから、今年も大丈夫!!”

そんな不確かな自信に、油断は微笑んだのか...

しかもこの1週間、
ほとんど人ごみには紛れていなかったのに...

『何故だ...!?』

どこでもらって来たのか、皆目見当もつかず...


...という訳で...
今季、寒い中、ずっとシャワーで済ませていたが――

今日はお気に入りの乳白色の入浴剤でも入れて、
ゆっくりお湯に浸かるとするか...


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乳がん履歴
★2002年3月3日(日)
左乳房にしこりをみつける    

★2002年3月4日(月)
視触診の結果“良性”と診断  

★2006年11月8日(水)
左乳房のしこり再受診        

★2006年11月15日(水)
左乳房のしこり切除      

★2006年11月28日(火)
乳がん告知            

★2007年1月11日(木)
左乳がん手術          

★2008年7月8日(火)
局所再発の疑いで、
細胞診・組織診(結果は良性)  

★2009年2月17日(火)
対側(右)乳がんの疑い
(昨年からしこりあり)経過観察     

★2010年2月16日(火)
右乳房細胞診(結果は良性)   
手術・治療の経緯
★がん細胞の種類(左乳房しこり3つ)
 ・明細胞がん(クリアセル)、
  非浸潤性乳管がん
 ・核グレード 2
 ・ER 90%
 ・PgR 10%
 ・HER2 (-)

★術 式
 ・腋窩リンパ節郭清
 ・扇状部分切除
  (4分の1強切除)

★治 療
 ・放射線23回照射
 ・LH-RHアゴニスト製剤投与
  4週間に1度、2年間(23回)
 ・抗エストロゲン剤
  (クエン酸タモキシフェン)
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