りかこの乳がん体験記

 30代でみつけた左乳房のしこり。 「“良性”だからそのままにしておいていいよ」。 視触診だけで簡単に下された診断。 そして私は医師の言う通り放置した。 4年8ヶ月後、大きくなったしこりを切除。 “良性”だと思っていたのに、病理検査の結果は悪性――乳がんだった・・・。

2012年04月

こう見えて、私...

今はだ~れも信じてくれない

「ほんとなんだって...!!」

いくらわかってもらおうとしても、もはや戯言にしか取られない

そんな時は、
『確かに今の私からは想像できないだろうなぁ...』
なんて、逆にこっちが納得したりする

だから最近は言わないことにした

諦めた

あ...でもたまに、
「あぁ、なんかわかるかも...」
って言ってもらうと、ちょっと悦に入ったりして...


...というのも、昔の私は無口でそれはそれはおとなしい子...だった
そう...昔は...

思っていることが言えなかった
発言するのが恥ずかしかった

『みんなと違う意見だったらどうしよう』
『間違った答えだったらどうしよう』――

いつも他人(ひと)の目を気にして何もできない子だった

だから
「りかちゃんって、何考えてるかわからない」
周りから、よくそう言われた

母親にも言われていたくらい...(笑)

そういえば、大人になってからも言われていたなぁ...


そして、通知票には必ず
“もっと主張しましょう”と、先生からの一言...

「なぜ意見を言わないんだ」
と、職員室に呼ばれたことも数回...

何を言われても、発言できないものはできない
そんなふうに責められると、余計萎縮して言えない...

でもね...

今思ったら、どこか自己主張してる部分、あったなぁ
服装とか、持ち物とかね...

きっと、自分なりの、“ささやかな言い分”だったんだろうね
どこか周りに認めてもらいたいところ、あったんだろうね...


それが今ではこんなになってしまった...

自分のこと言えなかった私が、
今はブログなんかやっちゃってるし...

人前で話すことがあんなに苦手だった私が、講演やっちゃったり...

きっと昔の私を知っている人は、さぞかし驚いていることだろう

「あのりかこが乳がんで体験記出版...!?」
「あいつが、講演...!?」

ってね...


“人”って、変わるんだなぁ...
変われるんだなぁ...

でも正直、ブログ始めた頃は、
まだ自分のことを書くのはかなり抵抗があった

その躊躇いは、今でもはっきり憶えてる
そこにはいつも葛藤がつきまとっていた


こんなに変われたのは、乳がんのお蔭
乳がんにならなかったら、私、きっと何も変わってないと思う

だから今は、本当に充実してる

きっとみんなもそうだと思う
それは乳がんに限らず、ほかの病気であっても...

人は、変われる
強くなれる


“命”を知った時、人間は途轍もなく大きな力を授かる――


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他人(ひと)のために役立たない臓器

乳がんになってから、
“献体”や“臓器提供”をまじめに考えるようになった

でもがん患者は、残念ながら“臓器提供”はできない
できるのは“角膜”だけだ

そういえば、以前、あったよね
“がん患者の腎臓を、ほかの腎臓病患者に移植した”って問題が...

医師の倫理が問われていたけれど、
「目の前に苦しんでいる患者がいれば助けてあげたい」
そう思うのもまた医師としての使命感でもあるのだろう

 「たとえこの先、がんになったとしても構わない
  今の苦しみから逃れられるのなら...
  移植することで、命が少しでも永らえるのなら...」

そんな、移植を強く望んだ患者の気持ちも痛いほどわかったりもする


“2人に1人ががんになる”といわれている現代

そういう意味では、
“確実にドナーが減っていく”ということにも繋がるのだろう...


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だって、“乳がん”なんだもの...

人は、いつもいつも元気でいられる訳じゃない
落ち込む時だってあるはず...いや、あっていい
ううん、無きゃおかしい

それが人間...

だから人間...


私たちは“乳がん”という病気を抱えてる
これからのこと、不安にならない訳がない

病気になる前だって、十分先のことは不安に思って生きていたのに
病気となればなおのこと――

再発、転移、治療の副作用...
時には“死”だって考える

いつもと違った感覚があれば、
『転移かな。再発かな』
そんな思いが頭を過ぎるのは当然のこと

不安に押しつぶされそうになったり...
つらくて行き場がなかったり...

そんな時は、弱音、吐いていいんだよ
たまには張ってる糸、緩めてあげよう

世間では、“グチ”なんて言われてるけど、
たまには心の掃除もしてあげよう

それで明日からまた元気に過ごせるのなら、それでいいじゃん

そのためには、
吐き出せる場所、確保しなくちゃならないね...


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乳がん ~動くしこり・動かないしこり~

『乳がんのしこりは、ベタッと貼りついたように動かない』

それがこれまでの乳がんの定説
素人判断の、一応の目安になっていた


私のしこりも発見時、それはそれはコロコロとよく動いていた


 イメージとしては――

  目をつぶって瞼を指で軽く押さえてみる
  目の玉を動かすと、コロコロとした感触が指先に伝わる...

  そんな感じかな...

  でもしこりはもっと硬くて、ビー玉みたい

  おっ!! 早速みんな、やってますね~(笑)


家庭の医学書にも、
『乳房のしこりはほとんどが良性』と出ていた

『コロコロと動くから、“良性”。乳腺繊維腺腫』
そう診断された人も、おそらく多いだろう

実は私もその一人

しかも年齢もまだ30代とくれば、
医者もまさか“がん”だとは思わなかったのだろう

「乳腺繊維腺腫だから、そのままにしてていいよ」

だから4年8ヶ月もの間、放っていた...

でも残念なのは、その医師は若かりし頃、
他都市で救急救命に携わり、その後、乳腺専門にやっていた医師

  まぁ、今は乳腺ではなく、
  外科医として内臓関係では“名医”で知られてはいるが...

それだけに、
『なぜ最初の段階で乳がんを見抜いてくれなかったのか...』
『なぜ、定期的に診ていこうという一言がなかったのか...』

その思いは消えない

そこに、自負があったのか
驕りが油断を招いたのか――

きっと若い先生なら対応も違ったのだろう

年配の先生は昔のままで、
現代の医療を取り入れていない場合が多いから...


コロコロと動くしこりは、乳がんの初期の初期で見られる症状
たぶん、浸潤する前の段階なのだろう

私が思うに、まだ非浸潤で、乳管の中で動ける状態

だからみんなにも知ってほしい
『動くしこりの乳がんがある』ことを...

実際、私の周りでもそういう人、いる

やっぱり最初は“良性”って言われたらしい

でもその人は、
医師に言われて定期的に検査受けてたから、大事に至らずに済んだ

だから、決して素人判断はせず、
気になることがあったら早めに病院行ってほしい

本当は、“何か”を見つける前に、
“検診”、受けてもらいたいんだけどね...


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感動の「アリガトウ」

先日、ある男性から
「乳がん体験記『4分の3の乳房』を購入したい」とのお話をいただいた

それは、
私が住んでいる北海道からは遠く離れた九州からの依頼だった

おそらく、仕事で使ってくれるのだろう

私はすぐ、書籍を送る準備をし、
遠くからわざわざ連絡をいただいたので、一筆添えることにした


後日――

銀行へ行った
男性から書籍代が振り込まれていた

が...
通帳を見た私は、一瞬、目を疑った

『え!? なに、これ...???』

「アリガトウ」の言葉

これはその時の私の通帳である

赤で囲ったところはお金を振り込んでくれた彼の名前
その名前の前に、何か書いてある...

よく見ると、なんと、「アリガトウ」の文字...

感動で、胸が熱くなった
ついでに目頭も熱くなった

なんて素敵なんだろう
なんてお洒落なんだろう...

こんな感動的なこと...


こちらこそ「ありがとう」――


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りかこプロフィール

★2009年5月より、院内開催『がんサロン』にて、体験記・エッセイ執筆
★2010年9月 市広報にて体験記掲載
★2011年8月31日 乳がん体験記『4分の3の乳房(ちぶさ)』書籍出版
★2012年1月21日 講演『乳がん闘病記 ~「ありがとう」と「感謝」の気持ちに至るまで~』
★2012年4月5日 FMオホーツク『乳がんについて』対談
★2012年4月 キーストーンアライアンス『百年シナリオ通信』記事掲載
★2013年6月より、サイト『ドクターズガイド』ブログ掲載
★2016年9月14日 フジテレビ『めざましテレビ ~がんの見落とし~』ブログ紹介・インタビュー放送
★その他、ピンクリボン活動など啓発活動

★取得している国家資格:調理師免許(食と健康を考える乳がん患者)

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名前
メール
本文
乳がん履歴
★2002年3月3日(日)
左乳房にしこりをみつける    

★2002年3月4日(月)
視触診の結果“良性”と診断  

★2006年11月8日(水)
左乳房のしこり再受診        

★2006年11月15日(水)
左乳房のしこり切除      

★2006年11月28日(火)
乳がん告知            

★2007年1月11日(木)
左乳がん手術          

★2008年7月8日(火)
局所再発の疑いで、
細胞診・組織診(結果は良性)  

★2009年2月17日(火)
対側(右)乳がんの疑い
(昨年からしこりあり)経過観察     

★2010年2月16日(火)
右乳房細胞診(結果は良性)   
手術・治療の経緯
★がん細胞の種類(左乳房しこり3つ)
 ・明細胞がん(クリアセル)、
  非浸潤性乳管がん
 ・核グレード 2
 ・ER 90%
 ・PgR 10%
 ・HER2 (-)

★術 式
 ・腋窩リンパ節郭清
 ・扇状部分切除
  (4分の1強切除)

★治 療
 ・放射線23回照射
 ・LH-RHアゴニスト製剤投与
  4週間に1度、2年間(23回)
 ・抗エストロゲン剤
  (クエン酸タモキシフェン)
  5年服用
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コメント欄について
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★また、2014年5月22日より、スマートフォンからのコメント投稿による誤送信を防ぐため、画像認証制を取り入れさせていただきました。認証英数字は“半角”での入力をお願いいたします。
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≪2015年9月2日より、コメント欄を閉鎖させていただいております≫

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≪2016年11月2日分より、コメント欄を開放しております≫

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★公開が原則となっています。良識のあるコメントをお願いいたします。

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≪2016年12月3日分より、コメント欄を閉鎖させていただいています≫


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     © Rikako,2011

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