りかこの乳がん体験記

 30代でみつけた左乳房のしこり。「“良性”だからそのままにしておいていいよ」。視触診だけで簡単に下された診断。そして私は医師の言う通り放置した。 4年8ヶ月後、大きくなったしこりを切除。“良性”だと思っていたのに、病理検査の結果は悪性――乳がんだった・・・。

2013年02月

言い訳 ~その後~

『やっぱり、見て見ぬふりはよくない』――

屋根から落ちて通路を塞いでいる雪を退かすことにした


久し振りの雪かき...

腕の動きがこんなにも鈍いのかと、改めて感じさせられる
おまけに力も入らない

今年は雪が多いせいで、周りはすでに雪の壁

私の背丈より高く積もった雪の壁の上に
スコップに乗せた雪の塊を投げ飛ばさなければならないのだ

自由の利かない左腕...
きっと人が見たら、「変な雪の捨て方」に映るだろう


昼間の春のような暖かな陽射しは一変
夕方からは猛吹雪

冬と春を繰り返し、
こうして一歩一歩本当の春になってゆくのだろう――


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言い訳

今日は暖かい
陽射しもまるで春を思わせる

外はプラスの気温

屋根に積もった雪が、轟音とともになだれ落ちる

『そういえば実家にいた時は、
 家の前の雪かきも屋根の雪下ろしもやってたなぁ...』

リンパ浮腫になりはしないかと不安になりながら、
力のこもらない痛む腕で、雪を除けていたっけ...


ここに越してきてから、すっかり雪かきをしなくなってしまった

ご近所さんに申し訳ないと思いながら、
今日も道を塞ぐ雪を見て見ぬふり...


「重い物が持てない」とか、
最近ちょっと自分に言い訳しすぎかも――


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医療従事者にも知ってほしい、大量出血のこと

主治医が言っていた通り、
2年間のLH-RHアゴニスト製剤投与終了後、月経が戻った

10ヶ月後のことだった


「生理が戻るよ」と言われたのは、治療終了直前
“戻る”とは思っていなかったので、にわかには信じ難かった

その間も、
抗エストロゲン剤であるクエン酸タモキシフェンは継続中だったため、
半年を過ぎたあたりから、『もう来ないだろう』と半ば諦めかけていた

月経の復活は、そんな矢先のことだった

しかし、戻った月経の出血量は、これまでの数十倍
日常の生活にも支障を来すほどだった

主治医に伝えても、
「婦人科で検査はしてる? だったら大丈夫だね」と言うだけだった


半年に一度の婦人科検診

乳がん告知5ヶ月前に切除した子宮筋腫が、
LH-RHアゴニスト製剤終了後、すぐに再発していた

2~3cmほどの小さなものだったが、
2つ、今回は子宮の中の方にできていた

そのため、大量出血は筋腫が原因だと思われた

医師も、「筋腫のせいかもしれないね」

そう言うだけだった

  婦人科の医師からは、
  経血量を減少させるため、ピルを勧められた

  でも乳がん治療中ではピルは飲めない

  大量出血の原因が筋腫なら、
  再び摘出手術を受けなければならないのか...

  しかも、今回は間違いなく子宮全摘だろう

  女性の臓器が失われることは遣りきれないが、
  この煩わしさから逃れられるのなら、それも選択肢のひとつか――


が、検査をするたび、筋腫が小さくなってゆく
そのうちの一つは、ほとんど消滅しているような状態だった

それでも経血量はほとんど変わらない

なぜだ...


『もしかしたら、タモキシフェンのせいかもしれない』――

そう思い始めたのは、それから暫く経ってからだった


外科医にも産婦人科医にも言われなかった、
タモキシフェンによると思われる大量出血

乳がんに詳しい外科の看護師さんや、
婦人科の看護師さんにも話したことがあったが、
やはり知らないようだった

抗がん剤でも同じような経験をしている人は多い

このことを事前に知らされていたら、不安もきっと少なくて済んだだろう
それなりの準備も対処もできただろう


この事象を、医療従事者の方々に知ってもらいたい

そして、是非、副作用の項目に入れてもらいたい――


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ダウン中...

耐えきれず、とうとうソファに倒れ込む

風邪による熱っぽさと、婦人科出血による痛みと貧血
さらには3種類の薬の使用により、意識朦朧...

ソファから見える青空と陽射しが恨めしい


暫し、まどろむ――



  タモキシフェン終了から1年
  経血量は、確実に少なくなっています

  心配されているみなさんも、
  きっと軽減する日が訪れます


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ゆっくりと過ごす夜――

数日前の春の匂いは北風に追いやられ、
一昨日から真冬の寒さに逆戻り

北海道の春はまだまだ遠いようである


そんな気候に翻弄されたのか、
昨日の朝から体調に異変を感じていた

どうやら風邪らしい

ここのところ、風邪をひくことが多くなった
重篤な症状に至っていないのが救いではあるが...


...ということで、温かいものでも飲みながら、
今夜はゆっくりと過ごすことにしよう――


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りかこプロフィール

★2009年5月より、医療機関開催『がんサロン』にて、体験記・エッセイ執筆
★2010年9月 市広報にて体験記掲載
★2011年8月31日 乳がん体験記『4分の3の乳房(ちぶさ)』書籍自費出版
★2012年1月21日 講演『乳がん闘病記 ~「ありがとう」と「感謝」の気持ちに至るまで~』
★2012年4月5日 FMオホーツク『乳がんについて』FPとの対談
★2012年4月 キーストーンアライアンス『百年シナリオ通信』記事掲載
★2013年6月より、サイト『ドクターズガイド』ブログ掲載
★2016年9月14日 フジテレビ『めざましテレビ ~がんの見落とし~』ブログ紹介・インタビュー放送
★その他、講演、ピンクリボン運動など啓発活動

★取得している国家資格:調理師免許(食と健康を考える乳がん患者)

メッセージはこちらへ
乳がん履歴
★2002年3月3日(日)
 左乳房にしこりをみつける  

★2002年3月4日(月)
 視触診の結果“良性”と診断

★2006年11月8日(水)
 左乳房のしこり再受診  

★2006年11月15日(水)
 左乳房のしこり一部切除
  (外科的生検)

★2006年11月28日(火)
 乳がん告知      

★2007年1月11日(木)
 左乳がん手術

★2008年7月8日(火)
 局所再発の疑いで、
 細胞診・組織診(結果は良性)

★2009年2月17日(火)
 対側(右)乳がんの疑い
 (前年からしこりあり)経過観察

★2010年2月16日(火)
 右乳房細胞診(結果は良性)
手術・治療の経緯
★がん細胞の種類(しこり3つ)
 ・明細胞がん(クリアセル)
  (化学療法・放射線が効かない稀ながん細胞)
 ・非浸潤性乳管がん

 ・核グレード 2
 ・ER 90%
 ・PgR 10%
 ・HER2 (-)

★術 式
 ・腋窩リンパ節郭清
 ・乳房扇状部分切除(4分の1強切除)

★治 療
 ・放射線23回照射
 ・LH-RHアゴニスト製剤、
  4週間毎、2年間(23回)投与
 ・抗エストロゲン剤(クエン酸タモキシフェン)、
  5年服用
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   © Rikako,2011

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