りかこの乳がん体験記

 30代でみつけた左乳房のしこり。 「“良性”だからそのままにしておいていいよ」。 視触診だけで簡単に下された診断。 そして私は医師の言う通り放置した。 4年8ヶ月後、大きくなったしこりを切除。 “良性”だと思っていたのに、病理検査の結果は悪性――乳がんだった・・・。

2016年08月

“誤診”というコトバ

  2週間前の、
  北海道をかすめた台風からはじまった大雨

  その後、前線の影響と
  連続して3つの台風上陸

  そして、今回の台風10号の接近...

  被害は甚大だ

  誰がこんな状況になることを
  予想していただろう――



“誤診”とは...

  医師が診断を誤ること


なんでも、ある国の、
2004年に発表された論文によると、

『死後に解剖をしたところ、
 生前に受けた診断の31.7%は誤診だった』

という衝撃的な内容...

12年後の現在は、
その数字は少しは減っているのだろうか


殊、“がん”に関しても、
いわゆる“誤診”という話をたまに耳にする

まぁ、“見落とし”という方が正しいだろうか

私の場合も、
“良性腫瘍”と診断をされたことからみると、
おそらく“誤診”ということになる

が、なんとなく、この言葉は使いたくない

だから、なるべく使わないできた


「なんでだろう...。
 なんでこの言葉を使いたくないのだろう...」


『医師の“良性”という診断によって、
 がんを抱えたまま、
 何も知らずに4年8ヶ月を過ごしてきた』

その事実を認めたくないからだろうか

それとも、

『医師も人間。誰でも間違いはある』

という思いがあるからだろうか...

それだけがんの診断は、
“難しい“ということなのだろうが――


小さながんを見つけられる検査機器、
そして、医師の技量

そこに求められる精度を、
私たちは信じるしかないのだ

人ひとりの人生をも変える“がん告知”

医師が持つ責任の重さを、
今更ながら考えさせられる――


  それにしても、“誤診”という言葉の響きは、
  なんとなく気持ちのいいものではないな...



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体調が悪いと、人生の持ち時間を損した気持ちになる

また台風か...

かすめたものも含めると、もうすでに5つ

北海道にこんなに台風が来ることは異例だ

しかも、かなりの短期集中

今年の農作物は、全滅に近いだろう


来る日も来る日も雨の音

体調が悪い時の青空と太陽も、
自分だけ取り残されたようで恨めしいが、

雨は、身体も心もさらに重くさせるようだ


こんな時、いつも思う

「時間が勿体ない」と...

体調が悪い時を、ただ遣り過ごすしかない

良くなる時が来るのを、ただ待つしかない

「こうしている間に、
 やらなければならないことが色々あるのに...」


決められた人生の持ち時間

その時間を、
無駄に過ごしているような気がしてくる

こうしている時間も、“人生の一部”

“これも大切な時間”と、わかってはいても...


それにしても、
つらい時間を過ごすのは、長いものである――



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時々、「このまま倒れたら、何日発見されずにいるだろう...」と考える

ここのところ、体調悪く...

全身の浮腫みと倦怠感、
頭のふらつきや息苦しさが続いている


体調が悪いと、気持ちも上がらず...


しかも、ずーっと天気も悪いときてる

こんな時の雨は、
ひとの心を余計に沈ませる

じっとりと肌にまとわりつく湿気が、
また鬱陶しく...

涼しいのがせめてもの救いだ


体調がよくないと、
悪いことばかりが頭の中を支配する

たとえば、このまま倒れてしまったら...


「このまま倒れてしまったら、
 何日発見されずにいるだろう」――


とりあえず、ブログが途切れたら、
誰かが気づいてくれるかな...



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脈拍異常 ~徐脈と頻脈~

昨日から一気に気温が下がった

暑さに慣れたこの時期の18℃は、
さすがに身に沁みる寒さだ


ここのところの3連続台風上陸の影響で、
野菜が収穫できなかったり、
運輸の関係、
また、工場が再開されないこともあるのか、
未だスーパーでは不足している生鮮や商品がちらほら

新たな台風も近づいているようで、
全面復旧にはまだ時間がかかりそうだ


そんな今日は、血圧計を購入

「あった方がいいよなぁ...。
 でも、特に必要性を感じたことはないし...」

と、思いながら数年――

先日の大量出血の体調不良をきっかけに、

  ―これまで貧血だと思っていたが、
    低血圧の可能性も...―

ようやく購入を決意

お店で数分悩んだ挙げ句、

「ちょっと測ってみたいだけなので、
 そんなに立派なものは要らないや...」

と、安価でコンパクトな“手首測定式”を購入

  血圧計

通常、計測は左腕らしく、
右腕だと、逆さまに装着しなくてはならない

表示が見づらいが、
左腕では計測ができないため、仕方がない


...で、早速測ってみた

血圧は、以前と変わらず若干低め

あとはこれが、
大量出血時にどう変化するか...だ


それよりも驚いたのは、脈拍

通常、脈拍を測ることはまずない

入院中は毎日看護師さんが測ってくれてはいたが、
その数値を看護師さんから言われる訳でもないし、
こちらからも聞く訳でもない

むか~し、測った時は、
60以上打っていた記憶がある

が、今日の計測で出た数字は、なんと、“49”

これって、徐脈...?

先日の大量出血時、
手首に反対側の指を当て、
時計とにらめっこしながら測った脈拍数は“90”

“頻脈”といわれている“100”まではもう少し

...というより、
通常が“49”なら、その差から、
完全に“頻脈”といってもいいのかもしれない

「そんなに差があれば、そりゃ、こわい*わ...」

  *こわい・・・北海道弁で、しんどいこと
          体調が悪いこと


めまいやふらつき、
酸欠を感じたり、倦怠感や疲れやすかったり...

などのそれらの症状は、
この少ない脈拍数が関係していたのだろうか

そしてそこに、
ホルモン治療の影響はあるのだろうか


さて、少しの間計測して、様子をみてみるとするか...



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他人の乳がんへの批判

  『10万人の乳がん患者には
   10万通りの考え方がある』――

これは先日、一時開放したコメント欄に
投稿をいただいた言葉だ


そう...

病名は、同じ“乳がん”

なのに、

がん細胞の性質も、
治療も、
年齢も、
置かれている環境も、

何もかもが違う“がん”という病――


昨年の9月だっただろうか、

元女子プロレスラーでタレントさんの、
乳がん告白の記者会見があったのは...

「あれから1年になろうとしているのか...」

最近、彼女の話題は聞かなくなったが、
それでも未だに
当時、彼女が会見で語ったことへの批判的な意見を、
目に、耳にすることがある

その度に、
「著名な方は、大変だなぁ...」と、
思ったりする


つい先日も、
たまたま目に留まってしまったある意見

それは、“批判”とも取れるものだった

「まだ言っている人がいるのか...」


当時、話題になっていたのは、
彼女が、「5年生存率50%」と言っていたこと

そして、
「乳房を切除した傷を見せてもいい」と
発言をしたこと


私もあの会見は拝見した

確かに、
「傷を見せてもいい」と聞いた時は驚いた

「私は見たくない」と思った

「本当に見せたら、
 不快に思う人が大勢いる」

そう思った

でも、彼女は、
「それくらい命がかかっている」という、
気持ちの表れなんだと思う

「それくらい、本気で、真剣に、命と向き合い、
 病と闘ってゆく」という思いなのだと思う


「生存率50%」に対しては、
「乳がんのことは、まるで無知だ」と、
かなりの批判があがった記憶がある

“無知”?

では、自分たちはどうだったのだろう

「乳がん」と告知をされた時、
きっとほとんどの人は病気の知識など、
無いに等しかったのではないだろうか

もちろん、私だってそうだ

乳がんがどんな病気かなんて、
全く知らなかった

それを、
高々1~2年先に乳がんになったからって、
先輩風でも吹かせているつもりなのだろうか

がんにはそれぞれ“性質”というものがある

主治医との間で、きっと、
そのような会話がなされたのだろう

それは、私たちには知り得ないこと

当事者にしかわからないことはたくさんあるのだ


同じ“乳がん”という病に罹り、
同じ思いを通って来ているはず

同じ不安や悩みを抱えているはず

そしてこれからも、
その不安は続いていくはず

なのに、なぜ、“同士”として、
その気持ちを汲み取ることができないのだろう

そこにはきっと、
“著名人”という嫉みがあるから...

なのではないだろうか


「彼女のブログは見たくないけど、
 つい目に入ってしまう」――

批判的な意見を述べていた人は、
そんな言い訳もしていた

ブログをクリックするのは自分

あたかも、
「そこにブログがあるから悪い」という、
完全に自分のことを棚に上げた、
“虚しい言い訳”である

きっとその彼女はどんなブログを見ても、
批判を並べ立てているような気がしてならない


それぞれにある“乳がん”

細胞も違えば、
生きている環境も、みんな違う

他人の病気に批判なんて、
誰もできないはず、
してはいけないはず

そこに、押しつけがあってもいけない

それぞれの人生だからね――



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りかこプロフィール
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本文
乳がん履歴
★2002年3月3日(日)
左乳房にしこりをみつける    

★2002年3月4日(月)
視触診の結果“良性”と診断  

★2006年11月8日(水)
左乳房のしこり再受診        

★2006年11月15日(水)
左乳房のしこり切除      

★2006年11月28日(火)
乳がん告知            

★2007年1月11日(木)
左乳がん手術          

★2008年7月8日(火)
局所再発の疑いで、
細胞診・組織診(結果は良性)  

★2009年2月17日(火)
対側(右)乳がんの疑い
(昨年からしこりあり)経過観察     

★2010年2月16日(火)
右乳房細胞診(結果は良性)   
手術・治療の経緯
★がん細胞の種類(左乳房しこり3つ)
 ・明細胞がん(クリアセル)、
  非浸潤性乳管がん
 ・核グレード 2
 ・ER 90%
 ・PgR 10%
 ・HER2 (-)

★術 式
 ・腋窩リンパ節郭清
 ・扇状部分切除
  (4分の1強切除)

★治 療
 ・放射線23回照射
 ・LH-RHアゴニスト製剤投与
  4週間に1度、2年間(23回)
 ・抗エストロゲン剤
  (クエン酸タモキシフェン)
  5年服用
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