りかこの乳がん体験記

 30代でみつけた左乳房のしこり。 「“良性”だからそのままにしておいていいよ」。 視触診だけで簡単に下された診断。 そして私は医師の言う通り放置した。 4年8ヶ月後、大きくなったしこりを切除。 “良性”だと思っていたのに、病理検査の結果は悪性――乳がんだった・・・。

2017年01月

「“子ども”って、やっぱりいいものですか?」

聞いてみたくても、

誰にも、
一度も、

聞いていないことがある


それは、

「“子ども”って、やっぱりいいもの?」――


私自身、両親に愛されていたわけではない

大切に育てられたわけでもない


どちらかと言えば、私は邪魔な存在

両親に、

特に母親にしてみれば、

私は要らない存在


だから、

子どもの立場としても、

“大切にされる”という意味がよくわからない

“両親に愛される”ということがどういうことなのか

理解ができない

“両親の顔色を窺いながら生きていた”

そんな子ども時代だったから



テレビを点けると、

どんな番組でも、

“子ども”が出てくる

“子ども”の話題が上がる


外へ出ても、

どこへ行っても、

必ず目にする子どもたち

そこに家族が一緒だと、

最高に打ちのめされた気持ちになる



なんだろう、

この劣等感のような、

なんともいえない感情は...



“産まない人生”を選択したわけじゃない

病気になって、

乳がんになって、

たまたま子どもが産めなくなった


“産むこと”だけが“女”ではないけれど、

でも、心には、

砕ききれない想いが残っている


やっぱり“子ども”って、

何物にも代えがたい“宝”...

なんだろうな――



  夕刻

  ふと見上げた空に浮かぶ三日月

満月に向かう三日月 ①

  満月に向かっている細い月は、
  希望にも思える

満月に向かう三日月 ②

  夜になると、
  ほんのり月の輪郭が見えてるんだね

  なんだか不思議だ...



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『がんは、“手術をして終わり”という病気じゃない』

「乳がんは、“手術をして終わり” という
 病気ではありません」――

これは、乳がん告知から数日後、
私が看護師さんから言われた言葉だ


がん告知から数日の間、
乳がんについて調べた

その中に、

『乳がんは、手術をして終わりではない』

の言葉があった

だから看護師さんの言葉には
衝撃は受けなかった

「手術をしても、5年のホルモン治療がある。
 10年間、検査もしなければならない。
 だから、
 “手術をして終わり”ではないことはわかっている」

...くらいの思い

その時、その本当の意味を、
私は理解してはいなかったのだ


実際に手術を終え、家に戻ると、
毎晩苛まれる“がん”の哀しみ、孤独、
先の見えない未来...

終わりのない再発の不安...

腕の不自由さ...

そして、一生剥がれることのない、
“乳がん”というレッテル――


実際に手術から10年を迎えてみると、

『これらの思いは、5年、10年と経つごとに、
 “現実のものとして
 受け入れなければならないこと”と、
 覚悟をつけていくものなのかもしれない』

...と、そんな思いがした


10年は、“乳がん”としては、一応、一区切りだ

が、完治まではあと10年

まだ中間地点でしかない

「再発の不安があるのは当たり前か...」


そんなことを思うと、
少し安心する自分がいたり――



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“がんとの闘い”は、副作用との闘いであり、心との闘いである

がんとの闘いは、壮絶である――

...なんて言い方は、大袈裟かもしれない

が、命にも関わる病気だ

決して容易いことではない


手術で左乳房の3分の1強を失い、
“女性”としての身体の一部を
削がれた思いに苦しみ、

腋窩リンパ節郭清による、
左腕の挙上障害、皮膚の麻痺のため、
今でも毎日リハビリを続け、

放射線治療の皮膚の炎症、

ホルモン治療による数々の副作用

治療が終わっても尚、続く体調不良

そして、
“がん”という病が引き起こす心の闇――


そこに付き纏うのは、
死への恐怖、再発の不安、孤立感...

どこまで行っても消えることのない恐怖と不安だ

救いは、“がんである気持ち”が薄れてゆくこと

が、どこか痛むと過ぎる、“転移”という二文字

そして、
乳房にしこりのようなものに触れたときの、
“再発”というコトバ――


がんに、“終わり”はない

「“がんになる”って、こういうことなんだ...」

月日を重ねるほどに、
そんな思いは強くなる


がんは、“過去のこと”にはできない病

気持ちはずっと、
“現在進行形”なのだ――



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ホルモン治療終了から5年、現在の体調は――

10年前の1月11日、
私は乳がんの摘出手術を受けた

手術開始時刻は午前11時
 (前日まで午後1時を予定していた)

病室は6人部屋

ベッド番号は1...


と、なんと“1”尽くめ

「何かいいことありそう。
 乳がん、治るかも...?」

そんな希望とも取れるような、
乳がん人生のスタートだった


が、

『“がんは、手術して終わり”という病気ではない』

そう看護師さんから説明を受けていた通り、
ここからが本当の乳がんとの闘いだった

それは、術後約2週間後からはじまった、
ホルモン治療の副作用だ


治療は、2年間のホルモン注射と、
5年のホルモン剤の内服

ある程度の覚悟はしていたが、
それは想像を遥かに超える、
心と身体の不調だった

そしてその不調は、
治療を終えてもなお続いた


目に見えてその影響がなくなってきたのは、
治療終了から3年が経過した頃

ホルモン治療終了から5年を前にして、
ようやく“普通の身体”が戻ってきた


5年も治療をすると、
身体が元に戻るのには、
同じだけの月日がかかるのか...


が、これは、“副作用がなくなった”だけのこと

“乳がん”との闘い(つき合い)は、
まだまだこれからも続く

“乳がん”は、
私にとっての、まさに“悪友”だ



  今日の道路

    つるつる路面

  昨日の暖かさと、
  この時季にしてはあり得ない雨

  そのせいで溶けた雪は、
  今朝にはスケートリンクのように凍った

  街中の道路が氷の道

  ブーツで歩くより、
  スケート靴で滑った方が、確実に速い...
 


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新月の朝――

-6.4℃

暖かな朝


ビシビシとした寒さに慣れた身体には、

この生ぬるさが気持ち悪くも感じる


そんな今日は、新月


新月の朝


月の見えない空は、

なんだか物悲しい


南西の空には

いつものように星がひとつ、

何事もなかったように瞬いている


「なんという星だろう...」



さて、

眠気覚ましのコーヒーでも淹れて、

今日も一日、はじめるとするか


今朝はどのコーヒーにしようか...



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本文
乳がん履歴
★2002年3月3日(日)
左乳房にしこりをみつける    

★2002年3月4日(月)
視触診の結果“良性”と診断  

★2006年11月8日(水)
左乳房のしこり再受診        

★2006年11月15日(水)
左乳房のしこり切除      

★2006年11月28日(火)
乳がん告知            

★2007年1月11日(木)
左乳がん手術          

★2008年7月8日(火)
局所再発の疑いで、
細胞診・組織診(結果は良性)  

★2009年2月17日(火)
対側(右)乳がんの疑い
(昨年からしこりあり)経過観察     

★2010年2月16日(火)
右乳房細胞診(結果は良性)   
手術・治療の経緯
★がん細胞の種類(左乳房しこり3つ)
 ・明細胞がん(クリアセル)、
  非浸潤性乳管がん
 ・核グレード 2
 ・ER 90%
 ・PgR 10%
 ・HER2 (-)

★術 式
 ・腋窩リンパ節郭清
 ・扇状部分切除
  (4分の1強切除)

★治 療
 ・放射線23回照射
 ・LH-RHアゴニスト製剤投与
  4週間に1度、2年間(23回)
 ・抗エストロゲン剤
  (クエン酸タモキシフェン)
  5年服用
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           © Rikako,2011

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