りかこの乳がん体験記

 30代でみつけた左乳房のしこり。 「“良性”だからそのままにしておいていいよ」。 視触診だけで簡単に下された診断。 そして私は医師の言う通り放置した。 4年8ヶ月後、大きくなったしこりを切除。 “良性”だと思っていたのに、病理検査の結果は悪性――乳がんだった・・・。

2017年08月

デジタル終活

この数年、
“終活”という言葉をよく耳にするようになった


昔は、
自らの死を考え、
それに向かって準備をすることを、
口にできる時代ではなかった

誰もがいつか必ず死を迎え、
誰もがその日が来ることを
考えているのにもかかわらずだ


私自身も乳がんになり、余命を知ったとき、
真っ先に考えたのは、“死の準備”

とりあえず、
遺影に使えそうな写真を探してアルバムに挟み、
手術室へと向かった


その後は終活も一般的になり、
“エンディングノート”なるものも登場した

『エンディングノートの書き方講座』なんてものも
開かれているほどだ

私も数年前、加除しやすいファイル式のものを
エンディングノート用に購入した

  ...が、未だ、できあがっておらず...



そして、ここのところ話題に上っているのが
“デジタル終活”だ

パソコンやスマートフォンが普及した現代の
新たな問題である

データとして残されている画像や、
ブログやSNS

また、サイトにログインするための、
IDやパスワード...


私も、
IDやパスワードがどんどん増えてゆく一方

自分でも把握するのが
厳しくなっているのが現実だ

このあたりも、きちんと整理しておかなければ...


ただでさえ人が亡くなると、
様々な手続きに翻弄される

それに加え、
衣料品や持ち物の処分...

  母が亡くなったときも、大変だった


“終活”は、残された人たちへ、
少しでも迷惑をかけないための配慮であり、
また、自分自身のけじめでもあるのだと
私は思う


さ、まだまだ先は長いけど、
少しずつはじめよう


“終活”は、

  ○日常の整理
  ○自分の管理
  ○不要なものの処分

という、
日頃の生活の延長線上にあるもの――

そう思えば、
日々の生活もスマートになりそうだ



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もう年賀状?

明日から9月


「さ、そろそろ来年の年賀状、
 考えなければ...」


気が早いけど、
毎年頭の中は、そんな時期なのだ――


  そして結局、投函するのは
  期日ギリギリ...



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まぁ、こんなときも...

空はすっかり秋

涼やかな風――


空


結局あれから、夏は来ず...



そして私は今日も一日、

体調の悪い時間を過ごす


まさに、

“こわい”という表現が、

一番ぴったりとくる具合の悪さだ


まぁ、長い人生、

こんなときもあるよね――



    レモン水

    そして、今日もレモン水で、すっきり、水分補給

    ちょっとハマりつつあるかも...



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顔色...

顔色...


顔 色


戻らないな...


身体もイマイチ...



でも、お腹は空く


それだけが救いだ



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勧められた、4度のホルモン治療

  乳がんでかかっている総合病院なら、
  きっと、こんなことはない

  いや、ほかの病院だとしても、
  こんなことはあり得ない――




乳がん告知を受ける半年前、
私は、とあるクリニックで、
子宮筋腫の摘出手術を受けていた


乳がん手術後、
ホルモン療法で必須の婦人科検診も、
乳がん治療をしている病院には移らずに、
そのまま
子宮筋腫でお世話になったクリニックに通院していた

もちろん、乳がんになったこと、
そして、ホルモン療法中であることを
婦人科の医師に伝えて――


私が通っている婦人科のクリニックは、
開院当初は、医師は院長1人だけだった

が、少しして、副院長と2人体制になった

確かに、待合室はいつも混雑していた

加えて、ほとんど休診日を作らず、
ほぼ24時間体制で急患を診ていたクリニックは、
院長1人ではこなしきれていなかったのは、
患者の私が見てもわかっていた


子宮筋腫手術の執刀は副院長、
前立ちが院長ということもあり...

  いや、正直言うと、
  副院長の方が話しやすかった


外来は、副院長の診察時間めがけて
受診をすることにしていた


乳がん治療のホルモン療法で使った薬は、
卵巣の働きを止める、
4週間に一度お腹に打ち込む注射(2年間)と、
1日に1度服用する飲み薬(5年間)だ

卵巣の働きを止める注射が終わるとき、
外科の主治医に、

「生理、戻るよ」

そう言われていたが、
3ヶ月経っても、半年経っても
生理は復活しなかった


『そのまま閉経を迎えてしまう人もいるようだし、
 私ももう、生理、戻らないのかも...』


そう思っていた

まぁ、それはそれで楽なのだが...


そんなとき、婦人科の副院長が放った言葉に、
私は耳を疑った

「ホルモン剤使って、生理起こすかい?」――


『嘘だよね?
 私、乳がんで、ホルモン治療中で、
 エストロゲン止めていたのに、
 “ホルモン剤使う”って...』

「いえ、いいです。
 自然に来るの待ちます」

それしか言えなかった


それから4ヶ月後、生理が再開した

お腹の注射が終わって10ヶ月後のことだった


が、再開した生理は、
あり得ないほどの大量出血

「数ヶ月後には収まるだろう...」

と、そのままでいたが、
1年経っても収まる気配はなかった

体調にも支障を来し、
私は婦人科クリニックの副院長に相談してみた

すると、副院長の口から、
再び信じがたい言葉が...


「ピル、飲んでみる?」――


『“ピル”?
 それって確か、乳がんをしている人には
 ダメなはずでは...』

かなり失礼なことだと思ったが、
私は思い切って副院長に聞いてみた

「乳がんには、ピル、ダメですよね?」

「う~ん...、
 生理が戻るくらい女性ホルモンが出ているんだったら、
 これくらい大丈夫だけどね~」

『...マジか、この先生...』

「来週、外科受診なので、
 そのとき主治医に聞いてみます」

と、私はその場を逃れた


その後、その副院長はほかの病院に移り、
クリニックは再び院長1人になった

院長になってから、
現在服用している止血剤を処方してもらっているのだが、
あまり頻繁に薬をもらいに行くからか、

「ホルモン剤使ってみるかい?」

と言われたのには、
かなりショックを受けた

なぜなら、以前、
副院長にピルを勧められたことを話したとき、

「えー!!」

と、驚きと呆れ顔で、

「ダメだよ、ピルは~!!
 乳がんにピルは絶対ダメだからね~!!」

と、まるで私が怒られたような形になったからだ

なのに、院長から、この言葉...


「乳がんしてるんで...」

そう言うと、院長は、

「あ、そうだった。
 乳がんしてたね。忘れてたわ」

と、カルテに大きく、

『乳がん』と記し、丸で囲った


これまで乳がんの治療薬、
タモキシフェンの影響と思われる大量出血で
止血剤を出してもらっていたのに、

院長の中では、
“止血剤を使っている理由”が
乳がんと結びついていなかったのだ

“婦人科の病院だから、婦人科のこと”

としか捉えられていないことは、
患者としては悲しいことだ

そして何より危険すぎる


それから更に
1年以上が経った頃...

つい2ヶ月前のことだ

再び院長から、

「ホルモン剤使ってみる?」

と、聞かれる


過去に乳がんのことを忘れられて
ホルモン剤を勧められた経緯がある

もうこのクリニックに通って
10年以上にもなる

さすがに乳がんのことは
忘れられてはいないだろう

『乳がんをしていても使えるホルモン剤でも
 開発されたのだろうか...』

そう思い、私は恐る恐る院長に聞いてみた

「大丈夫ですか?」

「うん、大丈夫だよ」

『やっぱり、新薬?』

そう思っているときだった

「大丈夫だよ。
 乳がんとかしてないでしょ?」


「...してます」


こうして4度、
私は禁忌であるホルモン治療を
勧められたのだ


乳がんで通っている病院なら、
こんなことはあり得ない

いや、ほかのクリニックでさえ、
既往はしっかり把握しているはずだ

手書きのカルテのせいなのか...

いや、それだけが理由ではないだろう


不信感は大きい

“患者自身が病気のことを
 しっかり把握していなければならない”と、
改めて感じさせられる


『医師に言われるまま、
 ホルモン治療をしてしまった患者は
 ほかにいないのだろうか』

そう思わずにはいられない――



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りかこプロフィール

★2009年5月より、院内開催『がんサロン』にて、体験記・エッセイ執筆
★2010年9月 市広報にて体験記掲載
★2011年8月31日 乳がん体験記『4分の3の乳房(ちぶさ)』書籍出版
★2012年1月21日 講演『乳がん闘病記 ~「ありがとう」と「感謝」の気持ちに至るまで~』
★2012年4月5日 FMオホーツク『乳がんについて』対談
★2012年4月 キーストーンアライアンス『百年シナリオ通信』記事掲載
★2013年6月より、サイト『ドクターズガイド』ブログ掲載
★2016年9月14日 フジテレビ『めざましテレビ ~がんの見落とし~』ブログ紹介・インタビュー放送
★その他、ピンクリボン活動など啓発活動

★取得している国家資格:平成6年調理師免許取得(食と健康を考える乳がん患者)

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お名前・メールアドレス、本文に住所・電話番号・注文冊数をご記入の上送信してください。折り返し、メールで詳細をお送りします。  ※いただいた個人情報は、書籍発送以外に使用することはありません。

名前
メール
本文
乳がん履歴
★2002年3月3日(日)
左乳房にしこりをみつける    

★2002年3月4日(月)
視触診の結果“良性”と診断  

★2006年11月8日(水)
左乳房のしこり再受診        

★2006年11月15日(水)
左乳房のしこり切除      

★2006年11月28日(火)
乳がん告知            

★2007年1月11日(木)
左乳がん手術          

★2008年7月8日(火)
局所再発の疑いで、
細胞診・組織診(結果は良性)  

★2009年2月17日(火)
対側(右)乳がんの疑い
(昨年からしこりあり)経過観察     

★2010年2月16日(火)
右乳房細胞診(結果は良性)   
手術・治療の経緯
★がん細胞の種類(左乳房しこり3つ)
 ・明細胞がん(クリアセル)、
  非浸潤性乳管がん
 ・核グレード 2
 ・ER 90%
 ・PgR 10%
 ・HER2 (-)

★術 式
 ・腋窩リンパ節郭清
 ・扇状部分切除
  (4分の1強切除)

★治 療
 ・放射線23回照射
 ・LH-RHアゴニスト製剤投与
  4週間に1度、2年間(23回)
 ・抗エストロゲン剤
  (クエン酸タモキシフェン)
  5年服用
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≪2015年9月2日より、コメント欄を閉鎖させていただいております≫

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