りかこの乳がん体験記

 30代でみつけた左乳房のしこり。「“良性”だからそのままにしておいていいよ」。視触診だけで簡単に下された診断。そして私は医師の言う通り放置した。 4年8ヶ月後、大きくなったしこりを切除。“良性”だと思っていたのに、病理検査の結果は悪性――乳がんだった・・・。

2018年08月

読みあさって、切り抜いて...

朝から大雨の一日

雨音がまるで耳鳴りのように、
頭の中で奏でつづけている




2018/08/31 ①



  私が乳がんの手術をして、
  治療中に書店で手にした本たち

    一番下になっている書籍は、
    がん告知を受けた直後に購入したもの


  “乳がん”がどういう病気なのか...

  治療は...

  抗がん剤はするのだろうか...

  副作用は...

  命は...

  と、読みあさった


  そしてこの時、

  “抗がん剤治療をすれば、
   子どもは産めない”

  という現実を知り、
  衝撃を受けるのだ


  調べれば調べるほど乳房を失う恐怖感と
  治療の副作用

  そして、

  「いつまで生きられるのだろう...」

  そんな漠然とした不安が募っていった


  “5年生存率”という言葉に
  病の重大さを知り、

  残された命の時間を実感した

  目の前には絶望と、
  “死”という言葉しかなかった



そんなことを、ふと思い出した朝


そんな思いを乗り越えて、
今日まで生きてきたんだな...




    2018/08/31 ②

    そしてこれらのファイルは、
    乳がんに関しての新聞の切り抜き

    この11年半の間に溜まったものだ

      これでもほんの一部



ひとは、
自分が思っているより、ずっと強い

なんとか生きていけるイキモノなのだ――



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人間性がわかる瞬間

家族...
友人...
知人...

と、人との関りはそれぞれある


がんになったとき、誰に言うべきか、
また、
言わない方がいい人...

と、申し訳ないことではあるが、
ひとを見て判断をする


それは、

その人の人間性、
その人とのつきあい方、
お互いが置かれている立場が関係してくる

そして、一番人間の本質が出るのが、
「がん」と告げたときの、
それぞれの反応だ



私は...


母は泣いてくれた

「大丈夫。大丈夫」と言いながら、
抱きしめてくれた


父は、
「(おっぱい)切ってしまえばいいんだろ?」
と、軽い反応

がんのことは
まるでわかっていない口振りだった

“おっぱいを取る”という、
女性としての衝撃の大きさにも
気づいていない無神経ささえ感じた


妹は、全く相談にならないタイプ

そのため、
私からは話すことはなかった



“旦那様が末期のがんで闘病中”
という知り合いは、
一番身近な存在にがんがあるだけに、
私の病気の進行度を
真剣に心配してくれた

告知を受けたばかりのぐちゃぐちゃな気持ちも、
手術前の不安な思いもすべて、
私の心の内が
手に取るようにわかってくれていた

一番安心できる存在であり、
心を解放できる人だった



友人たちは、
過剰に心配してくれる人もいれば、

「りかちゃん、死んじゃうの?」と、
ストレートに返してくる人、

無言になる人...

と、実に様々な反応だ



中でも傷ついたのは、

「手や足がなくなる訳じゃないし、
 おっぱいの一つくらいなによ。
 ポジティブ、ポジティブ」

との励ましをくれた知人だった



『こんなとき、
 人間性が出るものだなぁ...』


そう感じた


深くつきあってもいい人と、
浅くつきあった方がいい人...



乳がんになって、
こちらから離れた人がいて、

乳がんになって、
向こうから離れていった人がいる

そして、“乳がん”という病に
興味津々で近づいて来る人...


そんな、
様々な人間模様を映し出す“がん”であるが、

自分が誰かにがんをカミングアウトされたとき、
どんな反応を返すだろう――


  がんを経験していなければ、
  きっと“死”をイメージし、
  今とは全く違う思いを抱いだだろう



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ぼちぼち...

今日も空が白い


そろそろ太陽が恋しくなる




そんな朝――



2018/08/30 朝



今日も一杯のコーヒーから




  さ、ぼちぼち、エンディングノート、

  仕上げなければ...

    何年かかってるんだか...


  どんどん増える、

  IDやらパスワードやらに

  追いつかず



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“がん”というイメージ

“がん”はその昔、“死の病”だった

病気のことは本人には告げられず、
家族はひた隠しに隠した

“がん宣告”という言葉とともに、
それは即ち、“死の宣告”でもあった


そんな今では“がん告知”となり、

“病を受け止め、理解し、
 医師とともに闘い、共存してゆく”

というように変わった

そして、
“早期なら完治も可能”と
言われるようになった現代(いま)...


世間の“がん”というイメージは
どうなのだろう

私たちがん経験者の思いは――



  現実は、
  やはり、簡単なことではない

  この病と闘うことは、
  体力も、心も疲弊する


  手術の不具合、

  ずっと消えることのない、
  再発の不安

  そして、
  病と闘ってきた仲間たちの死――



  がんは、治るのかもしれない

  それは10年、20年と
  経ってみなければわからない

   (特に乳がんの完治は20年だ)


  結果論でしかない

  “完治の保証”は、どこにもないのだ



結局、がんは、不安な病

心も身体も痛む病



最近、思うのだ

“がんの完治”は
結局、理想であり、夢であると

もっと言えば、“きれいごと”...


もちろん、
医療は確実に進歩しているのだろう

が、現実味がない

実感として沸かない


そこにはつらい事実があるから

哀しい現実を
あまりにも目の当たりにしているから



“がん”とは、そんなイメージ


やっぱり、重く、つらいもの――



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悲しみは今日も――

エッセイストであり、
国民的アニメを輩出した漫画家の死

死因が“乳がん”であること

そして、

病と闘っていたことさえも
知らなかったということもあり、

今日も気持ちがもやもやと
晴れないままだ



そんな彼女の漫画が、
実は過去に約4年間、

私が購読している新聞に、
4コマ漫画として毎日連載されていたことを
今朝になって気づいた


BlogPaint



もともと私は漫画を読まない

  “好きではない”と言った方が正しい


子どもの頃、大人に趣味を聞かれ、

「読書」

と、答え、

「漫画?」

そう、からかわれたことがある


小学生のとき、
クラスの女子の間で流行った“マンガ”

「私も話についていかなければ...」

と、
友達から借りたり買ったりしたのもだが、
結局、何が(どこが)いいのかわからず、
好きにはなれなかった

  その中でも唯一はまったのは、
  『キャ○ディ♡キャ○ディ』だ



彼女の新聞の連載も、
たまに目にする程度

いつも飛ばすことが多かった

「きちんと読んでおけばよかった...」

と、今さら後悔しても遅い...



「彼女のエッセイをどっぷりと読み漁りたい」

そんなことを思う朝――



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りかこプロフィール

★2009年5月より、院内開催『がんサロン』にて、体験記・エッセイ執筆
★2010年9月 市広報にて体験記掲載
★2011年8月31日 乳がん体験記『4分の3の乳房(ちぶさ)』書籍出版
★2012年1月21日 講演『乳がん闘病記 ~「ありがとう」と「感謝」の気持ちに至るまで~』
★2012年4月5日 FMオホーツク『乳がんについて』対談
★2012年4月 キーストーンアライアンス『百年シナリオ通信』記事掲載
★2013年6月より、サイト『ドクターズガイド』ブログ掲載
★2016年9月14日 フジテレビ『めざましテレビ ~がんの見落とし~』ブログ紹介・インタビュー放送
★その他、ピンクリボン活動など啓発活動

★取得している国家資格:調理師免許(食と健康を考える乳がん患者)

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名前
メール
本文
乳がん履歴
★2002年3月3日(日)
左乳房にしこりをみつける  

★2002年3月4日(月)
視触診の結果“良性”と診断

★2006年11月8日(水)
左乳房のしこり再受診  

★2006年11月15日(水)
左乳房のしこり切除

★2006年11月28日(火)
乳がん告知      

★2007年1月11日(木)
左乳がん手術

★2008年7月8日(火)
局所再発の疑いで、
細胞診・組織診(結果は良性)

★2009年2月17日(火)
対側(右)乳がんの疑い
(前年からしこりあり)経過観察

★2010年2月16日(火)
右乳房細胞診(結果は良性)
手術・治療の経緯
★がん細胞の種類(しこり3つ)
・明細胞がん(クリアセル)、非浸潤性乳管がん
 (化学療法・放射線の効かない稀ながん細胞)
・核グレード 2
・ER 90%
・PgR 10%
・HER2 (-)

★術 式
・腋窩リンパ節郭清
・乳房扇状部分切除
 (4分の1強切除)

★治 療
・放射線23回照射
・LH-RHアゴニスト製剤投与
 4週間毎、2年間(23回)
・抗エストロゲン剤
 (クエン酸タモキシフェン)
 5年服用
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≪2015年9月2日より、コメント欄を閉鎖させていただいております≫

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