同じ“がん”でも、
初発と再発では違ってくる

「再発をして、
 エンドレスで化学療法をしている人に、
 なんと言葉をかけていいのかわからない」

そういう人は多い

「言葉をかけたって、きっと御座なり。
 気の利いたことなんか言えない」

「きっと私だったら、
 初発の人を羨ましく思うだろうな...」

そんな声も聞こえてくる


初発は、
“治るかもしれないための治療”

が、再発は、“延命”だ

まぁ、広い意味では、
初発時の治療も
“延命”と言えるのかもしれないが、
その先に見えるものは大きく違ってくる

同じ“がん”であっても、
そこに“壁”を感じるのも事実だ


私だったら...

例えば、今後、再発したとして、
抗がん剤を受ける勇気があるのか――


私は一度治療を終えて、
今は一段落している

これまで、
何人もの抗がん剤治療をしている人に会い、
たくさんの話を聞いてきた

私自身もがんを患ったことで、
様々な経験と知識も重ねてきた

初発なら、
これから生きていくために、

そして、
抗がん剤というものがどういうものなのか、
深い知識もないままワタワタとした中で、
流れのままに治療に進むだろう

が、すべてを知ったあとで、

「またこれから、つらい治療をするのか...」

そう思うと、
素直に受け入れられるのだろうか


初めて抗がん剤を受けるとき、
「泣いて、
 “嫌だ、嫌だ”と抵抗をする人がいる」と、
聞いたことがある

私はその人の気持ちがとてもよくわかる

きっと、“抗がん剤をする決心”って、
すごく大きいものなのだと思う

「すごいなぁ。よく頑張ってる」

そう思う


私がホルモン治療をしていたとき、
4週間に1度、
お腹にホルモン注射を打つたび、
途轍もない罪悪感に襲われた

「こんな注射で卵巣の働きを止めて、
 なんて身体に悪いことをしているんだろう」

と...

毎朝、タモキシフェンを手にしては、

「これが私の身体を変えているんだ」

自らの手で服用しなければならない、
葛藤と闘いの日々だった


まぁ、私の場合、
放射線も抗がん剤も効かないがん細胞なら、
抗がん剤はするかどうかわからないが...


たくさんの患者さんと触れあった中で、
ふと、考えさせられたひとコマだ――



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