「自分でつくったがんだから...」

「ここまでがんを大きくしてしまったのは、
 自分だから...」

と、
たまに、そのようなことを言う人がいる


“自分でがんをつくる”?

“自分でがんを大きくした”?


本当にそうなのだろうか



学校の授業で教わったように、
細胞は、“細胞分裂”を繰り返している

がん細胞も同じく、

1個が2個、
2個が4個...

と、倍、倍と、その数を増やす


乳がんのしこりは1cmになるまでに、
“8年かかる”とも、
“9年かかる”とも言われている

最初は、数ミリにも満たないしこり

が、ある時、一気に大きくなる

それは、“細胞分裂”が起こした結果だ

はじめは、こんな小さな細胞1個

分裂をしても、まだ小さいままだ


が、数万個の細胞が倍になると、
その数は膨大になる

“ある程度大きくなった腫瘍が
 急激に大きくなる”のはこのためだ


私の乳房のしこりもそうだった

見つけたときは、
まだ1cmにも満たない小さなしこり

が、
しこり発見から4年を過ぎたあたりから、
急激にその大きさが
変わっていくのがわかった

私の母も、
甲状腺がんが肺に転移をしたとき、
亡くなる2ヶ月前には急成長をしていた


なので、

「自分でがんを大きくした」と、
自分を責めている人は、
違うような気がするのだ

“がんは、正常な細胞のコピーミス”

その要因は、喫煙や塩分、
過度な飲酒などが関わっているのは
間違いがないだろう

現に、今では、
“がんは生活習慣病”に
位置づけられているくらいだ


日本人の2人に1人がかかるがん

たばこを吸わなくても、
食事に気をつけていても、
がんになる

予防に気をつけることはできても、
がんになるかならないか、
それは誰にもわからない


そして、
そのがん細胞を消滅(小さく)させるのは、
ホルモン剤や分子標的薬、
化学療法などの“抗がん剤”

自分でつくることも消すこともできない

“がん”は、そういう病...


なのだと思う――


  どうか、自分を責めないでほしい



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