週刊文春4/7日号を佐久間氏が褒めて、
｛▲ 福島原発の事故処理（３）：[B-152｝
に書いていた。 それ以前に、日本では「報道」の質が劣化して、
第四の権力としての機能を失ってしまっていることを、私は
｛ ▲ 「報道」の罪と罰：[Ｌ-67] ｝
に書いたが、テレビ、新聞の無力さを補いメデイアの機能を
果たすものとして、佐久間氏は上記の週刊文春の記事を褒めていた。
私は今回、週刊新潮6/2号の掲載記事を、同様な意味で推薦する。
実は他にも週刊誌が頑張っているのを嬉しく感じた事例が２，３あるのだが
その話を始めると話がピンボケになるので、敢えて触れないでおく。
そして、逆に、この同じ週刊新潮の同じ号に載っている記事でも、
些か酷い記事もある。
週刊誌というものは、事件の発生を知って追跡、調査し、文章化し、
印刷、製本、配送、・・全てを終えて店頭に並べるまでに
一週間で済ますのだから、大変な作業である。
裁判所のように、冤罪で数十年苦しんできた人物の無実
が判ってからでも、以前の誤判の訂正の判決を出すまでに
2年間も掛けているような、呑気な職場とは真反対で、
大変に忙しい仕事である。
それはよく分かっているが、この同じ雑誌で一つの記事は
学術論文のように内容の吟味、考察、文章表現の練り上げが
素晴らしい記事が有るのに、片方は雑言の羅列のような
内容の乏しいモノが並ぶのは、見ていておかしいものである。
それは兎も角として、素晴しいと感じた記事とは、
『「菅直人」という、度し難き人災』、 のことである。
此処にその内容を紹介するスペースの無いのは
残念だが、 3/11以降の多数の事例を挙げて、
「海水注入にしても、浜岡原発停止にしても、
称賛されることは“全部、自分で決めた“、と言い張り、
都合の悪いことは、 全部人のせいにする」、
菅の行動を列挙している。
それらの事実が手柄だと褒めそやされている間は自慢げに振舞い、
不手際が発覚すると口を拭う・・・、パフォーマンスの実例が、
新聞や文書に明白な証拠の残っているものを、
多数紹介されている。
立派な上司とは、、「任せるところは任せる。 しかし、
最後の責任は私が取る」、という姿勢を保てる人物である。
管は、丁度その真反対である。
原発を致命的に拗らせた元凶、彼がトップでなかったら
復興はもっと順調に進んでいた。 ここ2カ月の
国情は彼が総理であったという人災だ、と納得する。
私が3/27の日付でこのブログに書いた：
▲東日本大震災と菅内閣：▲[Ｌ-74]
を書いた時に、おぼろげに感じていたスジが、
今回の週刊新潮の記事を見ると、やはり
俺の直観は当たっていたな、と思うのである。
なお、この週刊誌記事には、菅個人だけでなく、
その神輿を担ぐ4人の政治家として、
細野豪志・総理補佐官、 枝野幸男・官房長官、
福山哲郎・官房副長官、 寺田学・元総理補佐官
の実績と、その魂胆の解説
があり、彼らの行動が理解出来た。
★ ★ ★ ★ ★
冒頭に述べた通り、テレビ、新聞などが本来の機能を
果たさなくなり、一般の人々が本当の情報を求める
ときにはインターネットで、ブログとかツイッターに頼る時代
になっている。
これは歴史的必然、ということでなく、現代のメデイアが劣化
しているためであって、 困った事態である。
かなり前から見識ある人物はテレビ出演を止めて、
くだらない連中だけが画面で大声を張り上げるように
なったのは憂うべき事態だとの、有識者の発言はあった。
しかし、事態を変えるのには、それらの発言では不足である。
現実に有力な対策は、くだらないテレビ、新聞に
とって代わって、以前のような第4の権力として機能する
メデイアが生まれることである。 その意味で、
最近の幾つかの週刊誌が、質の高い記事を掲載する
ようになったのは、一つの流れとして嬉しいことである。
それらを測る尺度の参考として、佐久間グループの方々の以前のブログ記事の２，３を示すと
▲既存メデイアとネット：[A-127]
▲ 巨大地震と第３の維新(3)：[C-248]
▲ 巨大地震と第３の維新(2)：[C-247]
▲ 巨大地震と第３の維新(1)：[C-246]
などがある。
｛▲ 福島原発の事故処理（３）：[B-152｝
に書いていた。 それ以前に、日本では「報道」の質が劣化して、
第四の権力としての機能を失ってしまっていることを、私は
｛ ▲ 「報道」の罪と罰：[Ｌ-67] ｝
に書いたが、テレビ、新聞の無力さを補いメデイアの機能を
果たすものとして、佐久間氏は上記の週刊文春の記事を褒めていた。
私は今回、週刊新潮6/2号の掲載記事を、同様な意味で推薦する。
実は他にも週刊誌が頑張っているのを嬉しく感じた事例が２，３あるのだが
その話を始めると話がピンボケになるので、敢えて触れないでおく。
そして、逆に、この同じ週刊新潮の同じ号に載っている記事でも、
些か酷い記事もある。
週刊誌というものは、事件の発生を知って追跡、調査し、文章化し、
印刷、製本、配送、・・全てを終えて店頭に並べるまでに
一週間で済ますのだから、大変な作業である。
裁判所のように、冤罪で数十年苦しんできた人物の無実
が判ってからでも、以前の誤判の訂正の判決を出すまでに
2年間も掛けているような、呑気な職場とは真反対で、
大変に忙しい仕事である。
それはよく分かっているが、この同じ雑誌で一つの記事は
学術論文のように内容の吟味、考察、文章表現の練り上げが
素晴らしい記事が有るのに、片方は雑言の羅列のような
内容の乏しいモノが並ぶのは、見ていておかしいものである。
それは兎も角として、素晴しいと感じた記事とは、
『「菅直人」という、度し難き人災』、 のことである。
此処にその内容を紹介するスペースの無いのは
残念だが、 3/11以降の多数の事例を挙げて、
「海水注入にしても、浜岡原発停止にしても、
称賛されることは“全部、自分で決めた“、と言い張り、
都合の悪いことは、 全部人のせいにする」、
菅の行動を列挙している。
それらの事実が手柄だと褒めそやされている間は自慢げに振舞い、
不手際が発覚すると口を拭う・・・、パフォーマンスの実例が、
新聞や文書に明白な証拠の残っているものを、
多数紹介されている。
立派な上司とは、、「任せるところは任せる。 しかし、
最後の責任は私が取る」、という姿勢を保てる人物である。
管は、丁度その真反対である。
原発を致命的に拗らせた元凶、彼がトップでなかったら
復興はもっと順調に進んでいた。 ここ2カ月の
国情は彼が総理であったという人災だ、と納得する。
私が3/27の日付でこのブログに書いた：
▲東日本大震災と菅内閣：▲[Ｌ-74]
を書いた時に、おぼろげに感じていたスジが、
今回の週刊新潮の記事を見ると、やはり
俺の直観は当たっていたな、と思うのである。
なお、この週刊誌記事には、菅個人だけでなく、
その神輿を担ぐ4人の政治家として、
細野豪志・総理補佐官、 枝野幸男・官房長官、
福山哲郎・官房副長官、 寺田学・元総理補佐官
の実績と、その魂胆の解説
があり、彼らの行動が理解出来た。
★ ★ ★ ★ ★
冒頭に述べた通り、テレビ、新聞などが本来の機能を
果たさなくなり、一般の人々が本当の情報を求める
ときにはインターネットで、ブログとかツイッターに頼る時代
になっている。
これは歴史的必然、ということでなく、現代のメデイアが劣化
しているためであって、 困った事態である。
かなり前から見識ある人物はテレビ出演を止めて、
くだらない連中だけが画面で大声を張り上げるように
なったのは憂うべき事態だとの、有識者の発言はあった。
しかし、事態を変えるのには、それらの発言では不足である。
現実に有力な対策は、くだらないテレビ、新聞に
とって代わって、以前のような第4の権力として機能する
メデイアが生まれることである。 その意味で、
最近の幾つかの週刊誌が、質の高い記事を掲載する
ようになったのは、一つの流れとして嬉しいことである。
それらを測る尺度の参考として、佐久間グループの方々の以前のブログ記事の２，３を示すと
▲既存メデイアとネット：[A-127]
▲ 巨大地震と第３の維新(3)：[C-248]
▲ 巨大地震と第３の維新(2)：[C-247]
▲ 巨大地震と第３の維新(1)：[C-246]
などがある。
