バンクーバーの森

翻訳者でライター。他にもコーディネーター、とあるところでパートなど、いろんなことをしています。 最近は父の介護問題が一番の悩みの種。悩ませてもらえるだけ幸せだとは思いつつ、しんどい!

2012年11月

夫は階段の会社で働いています。建売住宅やコンドミニアムの階段は数を製作するので簡単なようですが、注文製作は数ヶ月先まで予約が入っていて、頭が痛いといつも言っています。

さて、そんな注文製作の階段のひとつをfacebookにアップしていたので、紹介します。

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壁も私の好みではないですが、タイルでオシャレです。

Whale bone(鯨の骨)という名前をつけていましたが、確かにくじらっぽい。

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メタリックな手すりも目新しい感じです。

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施工中の写真も面白かったです。

気になったのは掃除のとき、下にいるとどうなるかな?ということ。絶対に上からしないといけませんね。

若者の内向き志向に関する記事を、よく見かけます。最近でも、朝日新聞のウェブサイトで
「米大学への日本人留学生2万人割れ 中国人は19万人に」という記事を見かけました。

内容は、
・米国の大学で学ぶ日本人学生が2万人を割り込む一方、中国人留学生は約19万人と、日本人の約10倍に増えている

・1990年代後半と比べると、半分以下に減ったことになる。

・かつては最多だった日本人学生が減り続ける一方で、急増しているのが中国を筆頭にした、ほかのアジア諸国からの留学生。

・今年の留学生の順位は(1)中国(2)インド(3)韓国。

といったものです。

バンクーバーにいても、日本人留学生が減っているのを感じます。詳しい数字は調べないと分かりませんが、たとえば、バンクーバー中央図書館の日本語書籍の数は減少の一途、一方、韓国語のコーナーが大きくなっています。空港の入国手続きの機械でも、ハングルでの表示があっても日本語はありません。

内向き志向について調べていたら、IT Mediaの「日本人留学生減少:時代が違うので、内向き志向と大騒ぎしすぎるのもどうかとは思う。」というブログを見つけました。

これを書いた大里真理子さんは、
・海外との格差が少なくなり、国内で勉強したほうが、費用対効果に優れている分野も多くなった。
・20年前はビジネススクールと言えるようなものはほとんどなかった。
・日本国内の多様性も進んできており、外国人と接する機会は私が子供の頃とは全く違う。
などなど…と理由を挙げています。

確かに日本にいる友人たちから同様の話を聞きます。

ただし、私が思うのは、日本にいる外国人は、ある程度の知日家、親日家ではないか?ということ。日本のことを知らない人たちに会うことはまず、ないのでは?

書く仕事をしている私にしても、最近、「日本人の評判」として、どんなに日本人、日本が人気があるか、などの執筆の依頼を受けることが増えました。確かに日本に関係のあるものは人気があるが、依頼を受ける身として、自画自賛的なリクエストに、少々辟易しているのも実情です。

個人的には、特に若い人には、外に出て、「日本をあまり知らない外国人」と出会って欲しいなと思います。日本にいるだけだと、メディアが作り上げた「外国人による日本像」をうのみにしかねません。実際に見て、聞いて、触れて、感じて欲しいですね。

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以前に取材した留学センター



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