今日こそはエレファンタ島に行くべく、インド門に向かいます。
昨日は定休日で買えなかったチケットもオフィスに行けばあっさり購入できました。ただこれは船代だけでエレファンタ島に行けばまた別のチケットが必要らしいです。エレファンタ島観光ってけっこうお金かかります。
ですが、船でのんびり海を渡るのはなかなか優雅。1時間くらいの船旅ならば結構好きかも。
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 ↑ エレファンタ島まで150ルピー。
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 ↑ タージ・マハル・ホテルとインド門。このアングルが好きです。
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 ↑ ホントは撮影禁止のインド海軍の戦艦。さすがは軍事大国なだけあります。
 
ぼんやり船に乗っていれば、若いインド人団体のある一人が声をかけてきました。彼の頭にはターバンが巻いて顔付きもこれまで会ってきたインド人とはちょっと違っていてます。
それもそのはずで彼らの出身は「パンジャブ州」や「ジャンムー」で、アーリア人の血が濃い場所です。そしてシーク教も盛んな場所なのです。
インド人ってターバン巻いているイメージですが、大多数のインド人はヒンドゥー教なので普段はターバンは巻いていなくて、インドでは少数派のシーク教徒がターバンを日頃まいています。また北インドには15世紀に中央アジアからやってきたアーリア系が多いのに対して、南インドにはドラビタ系が多いのです。
 
そんな彼らはなんとタイボクシング選手でインドで上位に食い込む強者ばかり。
ムンバイで行われた大会に参加するべくここまでやってきて、今日は大会を終えたからムンバイ観光をついでにしているとか。
パンジャブ地方出身ならではのスラッとした体型ではわかりませんが、意外とガッツリスポーツマンですね。まぁパンジャブ地方の人は体格に恵まれているといいますし。
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 ↑ インド人なのにタイボクシング選手の子供たち。

そうこう話している内にエレファンタ島に到着です。団体行動している彼等と別れて、トモさんと島の観光しに行きましょう。
この島内には石窟寺院を代表に池やら森やら自然豊かな場所らしいけれど、私たちの目的はやはり石窟寺院なのでそこまで一気に行きます。
そうそうここにはサルがいるので食べ物持って歩いていると襲撃されるので気を付けなければ。
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 ↑ 桟橋を歩いて行けば島の入口につきます。
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 ↑ 桟橋から島の位置口までミニ列車でもいけます。
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 ↑ ゴミ箱内もチェックするお利口なおサルさんです。
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 ↑ この島は世界遺産に登録されています。
 
石窟寺院に向かうには両側にお土産屋が並ぶ階段を登っていきます。
売られている物はインドのどこにであるような物ばかりで、重い物や大きな物があります。誰が買うんだよ。と思っていると、観光で来ているインド人が熱心にお土産の物色しているんですよねー。しかも、観光する前に、、、。
まぁ普通のインド人が旅行し始めたのもつい最近ですからね。これからの成長を温かく見守りましょう。

お土産屋を通りすぎれば石窟寺院の入場券売り場があります。一人250Rs也と、思ったより高いです、、、。
いくつか石窟寺院があって、代表的な7窟に入ればシヴァやヴィヌシュヌのヒンドゥー教の神々の彫刻があちこちに並んでいて、一つ一つが3mを越えるような大きな石像ばかりでなかなか見ごたえありです。しかも洞窟内に彫られているので、雰囲気もあっていい感じです。
ただ、ここはあまり広くないので30分もいれば十分。少し歩いた先に別の石窟寺院がありますが、小さな洞窟に彫刻跡が僅かにみられるくらいです。ここにも何かあったのでしょうけれど、きっと発掘されてしまい外部に持ち出されたのかもしれません。
そしてここがエレファンタ島と呼ばれる由来となった象の石像もやはり別の場所に移動されていたようで、この敷地内では見かけませんでした。
これで250Rsとは少々ぼっているように思えますし、船代も考えれば値打ちないように思えますが、ここも世界遺産ということなので大目にみましょう。・
さて、とりあえずムンバイの本土に戻ります。
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 ↑ ヒンドゥーの神々です。どれも大きい!
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 ↑  石窟寺院の外観。よくこのように作りましたよね。

2013/08/27