やりこもうと思ったらかなり長く遊べる作品でした。
日常パートのイベントが豊富で、キャラ同士の緩い繋がりが楽しめます。
ただ、生徒会活動による主催イベントとリ・クリエという最終目標もあって、どのルートも同じような感じでした。
サブキャラのシナリオのように大筋から完全にそれてしまうのは問題ですが、もう少し多様性を持たせて見ても良かった気はします。
魔族と闘ったり世界の危機だったりするのにノリが軽すぎる事、魔王の設定のブレ、膨大なシナリオに対してCG数が少なすぎる点は気になる点でした。
やりこみ要素のトロフィー集めに関しては、「息がぴったり合ってるで賞」がかなり難題でした。
ユニゾンエリアを使わずに味方5人で完全ユニゾン(ランブルアタック不可)するのがかなり運の要素が強く、相当にやりこんでようやく。
バトルのロード時間もあってかなりイライラしました。
「G級で賞」についてはHPに条件が記載されていたりしますが、慣れがあればそう難しいものではなく、初回の行動時に相手をスタン状態にし、かつ最後までハメ続けて行動させずに袋叩き、シンとリアのEXアタックを中心に使っていく、とどめは出来るだけ多数でのユニゾンアタックなどある程度の運を満たして何度かやれば、GOD評価は出ると思います。
お勧めはStege51の祝福されし聖戦で、バイラスのシンボルは2体でバトルの管理がしやすい事とアゼルのアシストが使える事から一番条件は良いと思います。

聖沙・B・クリステレス(CV:阪田佳代)
理不尽とも思えるような言いがかりをつけてきたりしますが、勝手に自爆する事も多くあまり憎めないキャラです。
聖沙のルートに入ってからは可愛いと思える所も見えてきます。
シナリオの方はナナカとの三角関係と何とも面白みに欠けました。
このルートに関しては少なくとも最初にやるべきではないでしょうね。
アゼルについてやそれをめぐるメリロットの行動など、他のルートを見ていないと唐突に感じる部分がありました。
明確な回答はアゼルルートにありますが、集大成というか全ての種明かし的な物なので、これは後に回した方がいいでしょうが、聖沙も後に回した方がいいでしょうね。

夕霧 ナナカ(CV:水霧けいと)
共通ルートや他のキャラのルートでは割と好きなキャラだったのですが、ナナカのルートに入ると弱さばかりが目について嫌な部分が多々出てきます。
試験では足を引っ張ったり、彩錦に対する態度は元々いいがかりに近いのに困った事があったら頼ったり、最悪なのは強敵相手に皆を放って逃げ出したので、シンの魔王の力がなければ全滅。

ロロット・ローゼンクロイツ(CV:七穂元美)
このシナリオが個人的には一番評価しているものです。
他のルートでは最後まで好奇心旺盛な子供のようなロロットの成長が見られます。
最後は別の世界からやってきたヒロインのシナリオにありがちな、二度と戻ってこられるか分からないような帰郷と再開なのはベタであまり好きな展開ではなかったですが。
気になったのはロロットの家族関係。
この世界の家族は話から言って本当の家族ではないはずなのに、どういった理由でこのような形になっているのか全く触れられていなかった事は大いに気になりました。

九浄 リア(CV:坂田有希)
ナナカの幼馴染とは違うけど、先輩後輩関係を超える難しさみたいな話です。
憧れの先輩を意識するようになるシン、憧れの魔王を正体を知らずにいつの間にかシンに重ねるようになるリア。
あと、パッキーや守護天使の過去についてもあかされます。

アゼル(CV:阿部留美)
リ・クリエについて、魔王について全ての真実が明らかになるルートで、集大成とも言える内容でした。
ナナカルートで猛威を振るったアゼルの揺れ動く信条と変化は見所でしょう。
あれだけ序盤でまともに会話すら交わしてくれない相手だったのに、最後には別人のようにデレるのですからね。
しかしながら、こういうキャラ相手にコミュニケーションを持ちつづける事は現実には難しいものです。

サブキャラ
この先の恋愛関係を予感させる物から唐突すぎる展開まで多々あります。
印象深いのはエミリナとパッキー。
エミリナに関してはミラクルディスクで攻略対象になっているので、そちらに期待です。
まだ、手つかずですが…
パッキーについては、最悪のバッドエンドと言えるでしょうが、多くを語りたくない…
個人的にはメリロットにもう少ししっかりとしたシナリオが欲しかったです。

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