分裂からの続き物なのに、4年も待たされた本作。
全く違った展開を見せるαとβ。
その2つの並行世界の意味やどう収束させるのかと、気になる伏線が多々ありました。
佐々木、橘 京子、周防 九曜、藤原とSOS団との顔合わせ後、佐々木達に目立った動きはなく、SOS団に入団希望の新入生が集まるα。
ハルヒの課す無茶な試験を突破し、SOS団に加わるのは、渡橋 泰水。
宇宙人でも未来人でも超能力者でも、まだ見ぬ異世界人でもないヤスミ。
キョンの印象では、むしろハルヒや佐々木に近いと感じられるようですが…
天蓋領域の干渉によって長門が倒れ、何度もキョンと佐々木達が接触を持つβ。
長門の不在に喜緑さんが出てきて、そして危険性よりも僅かに有効性が上回っているという理由で、代替要員として復活する殺人鬼・朝倉 涼子。
こちらでも新団員という形ではないですが、キョンにヤスミが接触します。
このヤスミの正体と、収束する2つの並行世界の意味が明かされていく事になります。
佐々木自身はハルヒと対をなす存在ですし、キョンの友人として我が道を行くスタンスは良かったと思います。
自らの力で未来を切り開いていきたいというタイプですし、キャラクターとしては魅力的に描けていたのではないでしょうか。
九曜は相変わらず何を考えているのか分からず、捉えどころがない不気味さですね。
この先、一番の脅威となるとしたら、やはり天蓋領域なのでしょうかね。
意外と抜けた所もあるみたいですけどね…
藤原は彼には彼なりの行動理念はあったようですが、分かりやすい悪役でしたね。
もう二度とその面は拝みたくはないですね。
京子に関しては、完全に力不足で利用された感が強く、存在感が薄い印象でした。
だからこそ、佐々木も京子だけは友人として普通に付き合っていきたいと判断したのでしょうけどね。
物語としては、「涼宮ハルヒの分裂」の続き物としては一応の満足はしましたけど、待たされた期間が長すぎるので、やはり辛めの評価とならざるを得ないですね。
佐々木がハルヒの力を持つはずだった云々という話や、佐々木の閉鎖空間などに関しては何も明かされていませんが、これは今後に繋がるのでしょうかね。
このシリーズはまだ完結という形ではないですし、次はもっと早く続きを出してほしいです。
初回限定版の「涼宮ハルヒの秘話」の見所は、やはりいとうのいぢさんの描き下ろしイラストと、谷川流さんの書き下ろしショートストーリー「Rainy Day」でしょうか。
キョンと佐々木の中学時代の一幕が見られます。
雨で濡れ鼠になり、下着が透けた姿をキョンに見られる事を恥じらう姿は、普段は泰然とした佐々木の女の子らしい一面が見れて良かったです。
全く違った展開を見せるαとβ。
その2つの並行世界の意味やどう収束させるのかと、気になる伏線が多々ありました。
佐々木、橘 京子、周防 九曜、藤原とSOS団との顔合わせ後、佐々木達に目立った動きはなく、SOS団に入団希望の新入生が集まるα。
ハルヒの課す無茶な試験を突破し、SOS団に加わるのは、渡橋 泰水。
宇宙人でも未来人でも超能力者でも、まだ見ぬ異世界人でもないヤスミ。
キョンの印象では、むしろハルヒや佐々木に近いと感じられるようですが…
天蓋領域の干渉によって長門が倒れ、何度もキョンと佐々木達が接触を持つβ。
長門の不在に喜緑さんが出てきて、そして危険性よりも僅かに有効性が上回っているという理由で、代替要員として復活する殺人鬼・朝倉 涼子。
こちらでも新団員という形ではないですが、キョンにヤスミが接触します。
このヤスミの正体と、収束する2つの並行世界の意味が明かされていく事になります。
佐々木自身はハルヒと対をなす存在ですし、キョンの友人として我が道を行くスタンスは良かったと思います。
自らの力で未来を切り開いていきたいというタイプですし、キャラクターとしては魅力的に描けていたのではないでしょうか。
九曜は相変わらず何を考えているのか分からず、捉えどころがない不気味さですね。
この先、一番の脅威となるとしたら、やはり天蓋領域なのでしょうかね。
意外と抜けた所もあるみたいですけどね…
藤原は彼には彼なりの行動理念はあったようですが、分かりやすい悪役でしたね。
もう二度とその面は拝みたくはないですね。
京子に関しては、完全に力不足で利用された感が強く、存在感が薄い印象でした。
だからこそ、佐々木も京子だけは友人として普通に付き合っていきたいと判断したのでしょうけどね。
物語としては、「涼宮ハルヒの分裂」の続き物としては一応の満足はしましたけど、待たされた期間が長すぎるので、やはり辛めの評価とならざるを得ないですね。
佐々木がハルヒの力を持つはずだった云々という話や、佐々木の閉鎖空間などに関しては何も明かされていませんが、これは今後に繋がるのでしょうかね。
このシリーズはまだ完結という形ではないですし、次はもっと早く続きを出してほしいです。
初回限定版の「涼宮ハルヒの秘話」の見所は、やはりいとうのいぢさんの描き下ろしイラストと、谷川流さんの書き下ろしショートストーリー「Rainy Day」でしょうか。
キョンと佐々木の中学時代の一幕が見られます。
雨で濡れ鼠になり、下着が透けた姿をキョンに見られる事を恥じらう姿は、普段は泰然とした佐々木の女の子らしい一面が見れて良かったです。
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