東京外界宿総本部に向かった佐藤ですが、“応化の伎芸”ブリギッドのフレイムヘイズ『骸躯の換え手』アーネスト・フリーダーに捕らえられ、1週間。
[仮装舞踏会]本拠地には盟主や『三柱臣』、その他多くの幹部級の強大な紅世の王がおり、シャナ救出は不可能という判断も間違えないのも確か。
上海が堕とされ、東部方面の最終防衛網としての重要度が増す状況下、強力な討ち手であるヴィルヘルミナを佐藤を餌に誘き寄せ、引き込もうとするのは当然の流れ。
そんな状況を変えるのは、“糜砕の裂眥”バラルのフレイムヘイズ『輝爍の撒き手』レベッカ・リード。
自らの名前を使い、ヴィルヘルミナに手紙を送ったフリーダーに怒りはするものの、最初は立場もあって悩んでいますが、結局は友人であるヴィルヘルミナに助力する事に。
結果として、フリーダーが東京外界宿総本部司令官を引き継ぐ事となります。
フレイムヘイズ兵団総司令官である“払の雷剣”タケミカヅチのフレイムヘイズ『震威の結い手』ゾフィー・サバリッシュもヴィルヘルミナの意志を軽視している訳ではなく、実は機密情報を持たせたフレイムヘイズを寄越しており、ヴィルヘルミナの説得次第では引き込めそうですね。
一騎当千のフレイムヘイズ2人の助力。
この辺りが落とし所という判断。
これでも戦力としては無謀過ぎますけど、元より覚悟の上。
ゾフィーとしても総司令官というより、これは個人としての最大限の配慮でしょう。
一方、シャナには脅威が迫ります。
単身、盟主の意向を無視し、シャナを始末に来たヘカテー。
まぁ、天罰神であるアラストールの契約者であるシャナこそが、創造神を阻める可能性を秘めた唯一の存在ですしね。
忠誠心ゆえにこうした行動に出るのも当然と言えば当然。
強大な紅世の王であるヘカテー相手に、現在ただの人間と変わらないシャナが取る手は…