倒れたケイネスが夢で見るランサーの過去。
フィオナ騎士団の騎士団長のフィン・マックールと主君であるアイルランド大王であるコーマック・マック・アートの娘・グラニアとの婚約が成立しますが、グラニアはランサーと恋に落ち、ランサーもグラニアを連れて逃避行。
後に許されて結婚したというのが、ディルムッド・オディナという英霊の逸話。
ようするに、主君に対して不義を働いた訳ですね。
ケイネスが目を覚ますとソラウから間に合ったのは臓器の再生までで、魔術回路の暴走の形跡がある事、そして魔術師人生終了のお知らせ。
これまでの輝かしい経歴から一転し、どん底への凋落。
まだ敗退した訳ではなく、聖杯さえあれば身体の完治も可能と、令呪の譲渡を持ちかけるソラウ。
しかし、生前の逸話と聖杯の求めに応じた英霊でありながら聖杯を望まないと語った事からランサーを信じられず、ソラウが婚約者である自身ではなく、ランサーに惹かれてしまっている事もあって、了承できないケイネス。
ですが、ソラウが本性を現し、令呪の譲渡に応じないと、右腕ごと奪うと脅され…
惚れている相手に虫けらを見るような目で見られ、悲惨すぎます。
ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ1

ランサーに対しては、こんな表情を見せるのに…
ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ2

一方、セイバー陣営では、切嗣はケイネスの追撃に出る腹づもり。
セイバーとは元々相性最悪ですが、ランサーを見過ごしたセイバーの対応で、さらに険悪に。
切嗣の言うように、確かにセイバーの対応はサーヴァントとしては論外ですが、セイバーに不信を抱かせる切嗣のこれまでの言動など、切嗣にも問題大ありです。
多数を救う為に少数を切り捨てると言えば聞こえは良いですが、実際にやっている事は目的の為なら手段を選ばずなだけで、目的の為なら無関係な人間も巻き込みますし、こうしたやり方から相容れないのは確かですが、徹底的に無視というのは…
切嗣が引き続きターゲットとするケイネスは、ソラウに令呪を奪われ、マスターの権限も失います。
そして、ソラウはランサーに対し、ケイネスは聖杯戦争を放棄したと、自らに仕えるように求めます。
ランサーはケイネスに忠誠を誓ったゆえに、ソラウに対して二君に仕える気は無い、ケイネスが聖杯戦争を降りるなら、自らもそれに従うと言います。
しかし、ソラウに聖杯に願えばケイネスの治癒も可能と言われ、ソラウがかつてのグラニアと同じ目を自身に向けている事に気付きながらも、折れる事に。
ランサーが聖杯戦争に求めたのは、叶えたい願望ではなく、前世で叶わなかった忠節の道。
ケイネスの協力者が許婚でなければ、ケイネスとソラウにもっと強い絆があれば、ケイネスにランサーの心情を汲む度量があれば、あるいは違った道もあったかもしれませんが、こうなったのも巡り合わせでしょうか。
放置されている状況のキャスター討伐に乗り出したのは、ライダー陣営。
街の中心に川が流れる立地から、水に残留した魔術の痕跡を調べ、キャスターの工房の位置に辿り着くウェイバー。
ウェイバー自身、下策の下と言う初歩的な手段ですが、それで結果を出したウェイバーに、下策を持って上首尾に至るとは、上策から始めるより数段いい偉業と称えるライダー。
早速、攻めに行こうとするライダーですが、ウェイバーは陣地防衛においては、キャスターは最強のアドバンテージを持つクラスだと慎重。
ですが、マスターの手柄を汲み、自らも敵の首級を上げようという意向のライダーの言葉もあり、キャスターの魔術工房である貯水槽へ。
辿り着いた現場では、見ない方が良いと気遣うライダーの制止を振り切ったウェイバーの目に映ったのは、人間の変わり果てた姿が一面に広がる凄惨な場面。
取り乱すウェイバーですが、眉一つ動かさぬ奴がいたら、ぶん殴っているとライダー。
とは言え、自身は眉一つ動かさないライダーに対し、それを指摘するウェイバー。
ですが、それはウェイバーが命を狙われている状況に気を張り詰めているからで、アサシンの奇襲を迎え撃ちます。
アサシンを退けはしますが、偏在する数多のアサシンを見て、場所柄アサシンが優位と、遺体の弔いも兼ね、キャスターの工房を焼き払い撤退。
チグハグなようで、最も相性は良いマスターとサーヴァントですね。
傍から見ると、未熟なウィエバーを見守るライダーの関係は親子のようですが…
この一件を時臣に報告する綺礼。
アサシンの生存を知られてしまいますが、代わりにライダーのマスターが三流だと割れてしまう事に。
ライダーの切り札が判明しないとはいえ、チャンスは来ると、監視を続けるように綺礼に指示する時臣。
本当にアーチャーの言う通り、時臣は全く面白味のない男ですね…
綺礼の中でもアーチャーの言葉が大きくなっているようで、この師弟関係も危うい感じが出てきましたね。