カムシンの『神門』への攻撃『ラーの礫』を『マグネシア』で防御したフェコルーは、自らは『星黎殿』の司令室である『祀竃閣』にて『マグネシア』の維持。
“哮呼の狻猊”プルソンに迎撃の指揮を前線で執るように、“駝鼓の乱囃”ウアルに侵入経路、及び他にも侵入者がいないかの探索を、世話役にシャナを安全な下層に移すように命じます。
そして、デカラビアに連絡を取り、直営軍の囲みを掻い潜って潜入した経路を問いますが、警戒網にほころびもなく、侵入は不可解としか言いようがないと回答。
デカラビアも明日にも近隣から援軍が戻り、調べる手はずを整えますが、それまでは『神門』と『秘匿の聖室』、星黎殿を守り抜く事で一致。
鉄壁の『マグネシア』にはカムシンもレベッカもどうにもなりませんが、盟主も『三柱臣』も出て来ない秘密が隠されていると思われる『神門』、星黎殿の気配を隠蔽する『秘匿の聖室』を後続のフリムヘイズの為にもどうにかしたい状況。
星黎殿侵入のカラクリに関しては、『天道宮』にありました。
『天道宮』、『星黎殿』を生みだした“髄の楼閣”ガヴィダは、芸術に惚れこんで人間好きとなり、人間を喰らわなければ顕現出来ない自身の立場を疎み、“存在の力”を消耗せず、この世に自らを留め置く宝具『カイナ』を作り、隠居した“紅世の王”。
[仮装舞踏会]と協力関係にあったが、袂を分かつ事となり、その代償として『星黎殿』を譲渡し、『天道宮』に隠居。
16世紀初期の『大戦』では先代の『炎髪灼眼の討ち手』であるマティルダ、ヴィルヘルミナに協力した事があり、その際に聞かされていたのが、1対の宝具ゆえに一定の距離まで近付けると、今は潰れている双方の通路が自動的に修復されるという事でした。
[仮装舞踏会]側には伝えられていなかった事で、情報が欠落していては、この世のあらゆる陰謀に手が届くとまで謳われるベルペオルの素案に議論を重ねた策で、デカラビアが指揮を執った所で防ぎようはないですね。
カムシンとレベッカが大暴れしている状況を迎え撃つのは、フェコルーの信頼も厚い守備隊随一の使い手であるプルソン。
プルソンの高威力の衝撃波を放つ自在法『獅子吼』と教授の施した防衛機構に苦しめられる事に。
一方、シャナの方はより大きな好機が訪れ、シャナの強い求めに応じて『贄殿遮那』のミステスである“天目一個”が一時的に復活。
宝物庫から主のシャナの元へ動き始めます。
フェコルーの思考は、状況証拠から侵入経路の真相に辿りつつありましたが、運悪く“天目一個”と遭遇し、襲われる事に。
当然、『マグネシア』で瞬時に防御しますが、フレイムヘイズ屈指の大破壊力を持つカムシン・レベッカでさえ嵐の表面を僅かに乱す事すら出来ない程の防御力を誇る『マグネシア』も、『贄殿遮那』が核となっているゆえに自在法も含め、あらゆる力の干渉を受け付けない特性の“天目一個”には相性最悪で…
フェコルーがやられ、『マグネシア』が消失。
無防備となった『秘匿の聖室』がカムシンの『アテンの拳』によって破られる事に。
シャナも“天目一個”に自身の力を封じていた『タルタロス』を斬ってもらい、フレイムヘイズとしての力を取り戻します。
盟主も『三柱臣』の帰還まで、『神門』は絶対死守の[仮装舞踏会]側にとって、苦しい状況になってきましたね…
フレイムヘイズ側にとっては、難敵であるフェコルーが倒れて、出来過ぎな状況ですが、それをどう生かすのか…