「らき☆すた」のスピンオフ作品ですが、「らき☆すた」のゲーム「らき☆すた 萌えドリル」のオリジナルキャラとして宮河 ひなた、宮河 ひかげの宮河姉妹が初めて世に出た時からの付き合いなので、6年半程になりますし、こうして1冊の本になるのは感慨深いですね。
気がつけば独立したシリーズとして「宮河家の空腹」が始まった訳ですが、小神 あきらを主人公とした「あきらの王国」とは違い、恵まれている感じですね…
姉のひなたはオタクで、その手の店で掛け持ちでアルバイトをし、生活費を稼いでいる訳ですが、それを削ってでもオタク趣味にお金を注ぎ込むため、貧乏。
妹のひかげはひなたの浪費もあり、家計が苦しくいつも腹ぺこな小学4年生。
だらしないひなたと違ってしっかり者で、姉妹関係は逆転しているような…
何だかんだで姉妹関係は良好。
1巻では主に宮河家での宮河姉妹の様子、あとはひかげの小学校での日常で構成されています。
ひかげの周りの人は、優しくて勉強も出来て女の子らしい内海 ゆきな、気が強くて男子とも喧嘩するけど可愛らしい所もある小池 えりかの2人の友人。
ゆきなの幼馴染で、貧乏なひかげに何かと絡んでくる、「らき☆すた」では取り上げられる事のない同級生の男子である水島 だいすけ。
イマイチ頼りないけど生徒思いな担任教師の大沢 かずひこ、学校の教師の小泉 まりな。
結構周囲の状況は描かれた感じですね。
ひかげは友人関係には恵まれていますが、水島はムカつく印象。
何だかんだで良い所もあり、小学生男子なんてこんなものとも思えますけどね。
ゆきなに想いを寄せられている事もあって、ムカつく印象を増しています。
大沢は確かにいい先生なのですが、45ページ収録の「ダークヒーロー」は雑誌で見た時も思いましたが、やはりドン引きせざるを得ない…
一方で、ひなたサイドの人物は誰1人登場する事なく、寂しい感じですね。
まぁ、1度にキャラクターを増やされても入り辛い人も多いでしょうし、今後に期待といった所ですかね。
「らき☆すた」があるあると共感出来るような日常ネタを取り扱っているなら、「宮河家の空腹」はないないと突っ込みたくなるような非日常ネタを取り扱っていると言えるでしょうか(ひなたに視点を移せば、共感出来る部分はありますが)。

宮河家の空腹 (1) (単行本コミックス)宮河家の空腹 (1) (単行本コミックス)
美水 かがみ

角川書店(角川グループパブリッシング) 2012-06-23
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