人間のあらゆる心理状態や性格傾向を計測する値・通称:PSYCHO-PASS(サイコパス)が導入された未来。
サイコパス導入により、犯罪に関する数値も犯罪係数として計測され、犯罪者はもちろん、たとえ罪を犯していなくても、規定値を超えた者は潜在犯として、裁かれる世界に。
ヒロインの常守 朱は厚生省公安局刑事課一係所属の新人監視官。
常守 朱

監視官とは、執行官の監視・指揮を担い、捜査活動の全責任を負う刑事。
先輩である監視官の宜野座 伸元と共に、潜在犯であり逃亡した大蔵 信夫を追います。
宜野座 伸元

そんな捜査の実働を担うのは、執行官。
刑事という立場ですが、執行官もまた犯罪係数が高く、ただ1つ許可された社会活動として、同じ犯罪者を狩りたてる役割を与えられた者。
朱と宜野座の部下となる執行官は、クールな黒髪女性の六合塚 弥生、軽薄な男の縢 秀星、左手が義手の中年男が征陸 智己、そして主人公の狡噛 慎也。
狡噛 慎也、六合塚 弥生、縢 秀星、征陸 智己、モブ

監視官と執行官だけが携帯するのは狙った相手のサイコパスを読み取る特殊な拳銃・ドミネーター。
相手が潜在犯だった場合のみセーフティが解除され、基本モードはパラライザー(麻痺銃)で、対象を確保するだけの物。
対象の危険性が高くなるとエリミネーター(殺人銃)に切り替わる仕様のよう。
逃亡犯の大蔵はこれまでビクビクしながら暮らしていたようですが、たった1回検知器に引っ掛かったからお終い、就職も結婚も望みなんかないと、女性を人質に取って逃走しているよう。
これまで我慢してきた分を取り戻すと、開き直ったようで、人質に取られた島津 千香を刃物で脅し、そのままレイプ。
そんな大蔵を追う朱ですが、共に捜査し、普通に話せる執行官が犯罪係数が本当に高いという事実を現実に確認。
今後、社会の在り様に疑問を抱いていく事になりそうです。
そんな朱は訓練所では主席のようですが、征陸は老婆心で言わせてもらうが現場では役に立たないから全部忘れた方がいい、自分達の仕事は理不尽の塊と。
大蔵のいる現場に1番早く到着したのは縢。
ですが、違法な薬物を決めているようで、パラライザーは聞かず。
脅威判定が更新され、危険な処分対象となり、エリミネーターへと変形するドミネーター。
ドミネーター

大蔵はこの期に及んでも人質の島津を抱えて逃げます。
犯罪係数は伝染し、いまどきの若い者はストレスへの耐性がないから、暴力衝動や脅迫観念を受けやすいようで、サイコハザードの危機。
大蔵は狡噛に射殺されますが、身体が膨れ上がって破裂ってグロい…
そして、既に島津も執行対象。
何もしていない被害者なのに、脅威と判断され、パラライザーで確保しなければならない状況を良しとせず、征陸を止める朱。
狡噛がドミネーターを向け、脅威判定が更新。
被害者なのにエリミネーターへと変形し、処分対象に。
狡噛を撃って止める朱の説得により、脅威判定は下がって処分対象ではなくなりますが、遅れて現れた宜野座が島津を撃って確保。
朱は状況判断について報告書の提出を求められる事に。
ここまで見た限り、執行官は悪人には見えませんし、犯罪係数が高い者=犯罪を犯すとするのもかなり疑問。
人質に取られ、レイプされ、命の危険さえあった被害者が精神的に不安定になって取り乱すのも当然ですし、これは酷い。
ディストピアとなった未来を描く、警察が舞台の物語のようですが、第1話から何の救いもありませんね。
朱の感性はまともと言えますが、だからこそこの世界に適合出来ず、犯罪係数も上昇していく事になりそうです。
最終的には逃亡犯になって追われるか、良くて執行官でしょうか…