元の時代に戻った暦と忍を待っていたのは、滅んだ世界。
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8月21日の月曜日、午前9時17分と、タイムワープ自体は正常に成功したようですが…
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阿良々木家だけがこうなのか、町全体がこうなのかは確認するまでもありませんが、責任があるゆえに町のあちらこちらをたっぷり5時間かけて検分。
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暦と忍がそれぞれ、暦は忍が不用意にタイムスリップしたから、忍は暦が不用意に歴史を変えてしまったからと、互いの責任と言いますが…
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とはいえ、当人達はスケールが大きすぎてパニックにもなれず。
物的な証拠から状況を整理すると、6月14日の夜半頃、夕刊が配り終えられ、朝刊が作られる前に何かが起こり、段階的にではなく一気に世界は滅んだよう。
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歴史の修正論や運命から逃れられるのは怪異だけで、何らかの怪異の仕業と考えると暦は言いますが、忍はありそうな話と言いつつ、何か思いつきそうだった、いまいちピンと来ないと考え込みます。
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暦はもしも神隠しみたいな問題なら、解決すればみんなこの世界に帰って来られると、この状況に対しても手を打とうと考えますが、問題は何がこの世界に起こったか。
原因を知る為、今度は6月14日に戻る事にしますが、北白蛇神社に必要なエネルギーがまるで残っておらず。
原因は、本来あった物とは違う札にあるようですが…
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忍野から暦に渡された札とは効果が違う物になっているという事で、つまりは世界の存亡のみならず、些細な所でも色々と歴史が変わっているという事。
今の暦と忍にとっては些細な事ではなく、本来貼られていた札は霊的エネルギーを散らす札で、今目の前にあるのは霊的エネルギーを吸収する札。
結果は同じであれ、数段効能が過激な札となっている意味は…
この歴史ならではの必然的な理由があったのでしょうが、そのせいで過去にも戻れず。
剥がして気長に待てばと、忍の制止を聞かずに札に触れますが、怪異に属する者に触れる事は不可能で、弾き飛ばされる事に。
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打つ手なしと絶望する暦と忍の前に襲い来るは、ゾンビ達。
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札があるゆえにこれ以上は近付く事は出来ないようですが、どんどん集まってきているゆえに状況は悪く、今のうちに離れた方がいいと忍。
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怪異である以上、暦や忍の敵ではないと判断したようですが、それでもこの街の住人の死体から作られたゾンビかもしれないと考えると迂闊に蹴散らす訳にもいかないと、暦を抱えて上空に跳ぶ忍。
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上空から街に蠢くゾンビを見て、これは言い訳のし様もなく、償いようのない過ちと、自らのやらかした事を認めざるを得ず。
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…が、忍は何か気付いたようで、暦が気に病むような事ではなく悪いのは自分と言い、あれはゾンビではなく吸血鬼の成れの果てと。
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そして、暦と同じで忍に吸血鬼化された元人間で、この歴史においてこの世界を滅ぼしたのは自分と。
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忍に抱えられたまま、高度300メートルを保ち、夜明けを待ちます。
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ゾンビが消えた街に降り、忍から事情を聞くと、この歴史における忍ではない忍により、全人類は2ヶ月前に吸血鬼化されたと。
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6月14日が何の日かもようやく思い出せたと、本来の歴史で何があった日かと言われ、暦もようやく気付く事に。
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色々とあったゆえにピンとこない暦ですが、強いてあげるのはブラック羽川の跳梁。
しかし、そちらも無関係ではないが、重要なのは忍の家出の方と。
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何事もなく解決したと暦は言いますが、あくまでそれは本来の歴史。
あの日、忍は自暴自棄になっており、暦が見つけてくれなかったら、世界を滅ぼすつもりでいたと明かします。
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つまり、この歴史においては暦がそれを失敗したという事であり、その理由は忍の家出を最初に気付いた真宵という存在の消失。
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そして、恐らくはブラック羽川に殺されているであろう暦。
今の状況で暦か忍、どちらかが不慮の事故で死んだら、縛り合っている以上道連れになるのか、それともと確認すると、それともの方と。
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最強の吸血鬼・キスショットへと返り咲いた忍は、本気で世界を滅ぼしたと。
そして、この世界の忍は恐らくは自ら命を絶って既におらず、主の死により、眷属の吸血鬼は全員ゾンビ化。
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こんな事をするつもりではなかったと、自分ではない自分の所業に忍は苦悩。
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暦は少なくとも今目の前にいる忍が謝る必要はないと言い、たった2人でこの世界で生きていかなければならない、今まで以上に助け合っていこうと言いますが、本当に打つ手なしなのか…
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一応、夜になると現れる大量のゾンビに怯え、隠れ潜んでいる奴がいるかもしれないと花火を上げる事に。
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誘き寄せられた者は確かにいたのですが、望みもしないゾンビ達で…
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