宇宙での恐怖体験により、パニック障害を患ってしまった日々人。
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日々人の意志とは無関係に起こるそれは、船外活動が出来ない、つまりは宇宙飛行士として致命的なまでの障害。
医師の見解ではヘルメットの閉塞感が発作を誘発しているようで、バトラー室長は、君も知っての通り、月ミッションのクルーには船外活動の技能が必須条件、残念だが船外活動が出来ないうちは月ミッションのクルーには加えられないと日々人に伝えます。
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日々人は必ず克服するから、自分達の間だけでこの話は留めてほしい、家族、特に六太には月の訓練を続けている事にしてくれと願い、バトラー室長もそれを了承し、医師にも一時的な体調不良で通すように伝えておくと言いますが、嘘をつき通すのはしんどいぞと。
幸いにもバトラー室長は理解ある上司で、今すぐ宇宙飛行士として致命的な事にはなりませんが、日々人の輝かしい経歴に暗雲が立ち込める事に。
ロシア行きは克服に繋がるのか…
日本に帰国した時、シャロンにだけは、もしかしたらもう月へ行けないかもしれないと、パニック障害の事を打ち明けようとしたようですが、言える訳がないと断念。
しかし、そんな日々人の様子に、子供の頃から見ているが故に何か話したい事があるのではないかと見抜き、促すシャロン。
日々人もその苦悩を相談していたよう。
治るかどうかは人によると言う日々人に、じゃあ治る、日々人なのだからとシャロンは日々人を信頼。
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全てを言わずとも、何事もなかったように六太の前に戻りたい心情も察してくれます。
六太は月面モジュールの訓練をするケンジと新田を羨みつつ、ダミアンに話を聞きに行ったり、仕事はきっちり進めます。
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ダミアンはローバーがすぐに浮き上がる事を問題視しますが、ローバーは上から散々軽量化と言われた末の骨々ボディであり、仮に50キロの重量のプラスで安定するとして、地球では300キロ。
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それだけの荷物を月に送るには2億ドル、つまりは200億円という莫大な金額。
話し合いの中、六太に1つの閃き。
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帰宅後、六太が電話するのはかつての勤務先であり、クビになったミラクルカーコーポレーション。
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昔、六太が大ボツ食らった飛行自動車の企画データがまだ残っているかと後輩に聞くと、どうやらまだ残っていたようで、送ってくれと。
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それと、そっちから派生した例のフロントガラスのやつがそろそろと確認。
そんな話を聞いていた、六太をクビにし、再就職を妨害した役員・間寺が六太と話したいと。
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六太もこれにはまだ根に持ってたらどうしようと思いますが、間寺は宇宙飛行士になるとは驚いた、でも君のそういう資質を見抜いていたと、調子のいい発言をし、社員達も内心は…
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まぁ、事ここに至ってしまえば、日本の誇る宇宙飛行士となった六太の妨害をしようものなら、ただでは済まないのは間寺の方でしょうし、掌返しも当然と言えば当然ですが…
ある意味では君をクビにしたのは間違えではなかった、結果オーライと自分の行動を正当化。
そして、娘が新田のファンのようで、六太を通してサインをお願い出来ないかと、社員達に聞こえないように声を潜めて頼み事。
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車のプロの実力を宇宙でも役立てたいと六太に言われ、間寺も車への情熱は持っていたようで、それに心動かされて全面的な協力を約束します。
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こうして、六太はローバーの改良の道筋を立て、格安で自動車メーカーの協力を取りつけ、間寺は家族サービスと会社の技術力を世間に知らしめる格好の宣伝機会を得る事に。
星加にも電話し、何かを頼んだようですが…
…が、それでも全てが上手くいくという事にはなりそうにない感じ。
吾妻は日々人の命を救う決め手になったのは六太の的確な助言で、それだけでも十分評価に値する事、何故志望の月の訓練をさせないのかとバトラー室長に抗議。
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バトラー室長も本当の事を言えば、兄弟揃って月へ行かせてやりたいと思っている、兄弟で月に立てなかったエディとブライアンの無念も知っているからと。
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しかし、医師と相談して決めた事で、日々人に障害がある以上、六太が月の訓練を始めるという事は、日々人の焦りと不安を呼び、パニック障害治療の妨げになると。
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吾妻は逆だと考えますが、バトラー室長はそうではないようですね。
ゆえに、ISSのミッションを用意したり、それを断った六太をローバーの開発などに回したりしたよう。
そんな中、ローバーのプレゼンとなり、どうせ却下だがせっかくだからと吾妻を伴って向かいます。
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六太はこの改良案を気に入ってもらえ、実現可能と判断された場合、自分を月の訓練の参加を検討していただきたいと願う程に強気ですが、その案は相変わらず次回予告で盛大にネタバレしてくれますね…
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これまでは六太を引っ張ってくれていた日々人の存在が、当人達は知らずとも足枷になってしまっている訳ですが、打破出来るのか。
日々人がパニック障害を克服するか、六太がバトラー室長を心変りさせるしかない訳ですが…
「Mr.ヒビット」では、フレディはフレディ・ドッグ。
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犬のようですが、誰だか分からないぞ、これ。