忍から語られるのは、400年前、全盛期のキスショットが最初の眷族を作った時の話。
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日本を訪れた経緯は、人のいる地を求め、南極からの跳躍で偶然降り立った場所という事。
着地点が湖だった為、当時日照りで苦しんでいた周辺の集落に雨を降らせ、纏めて救う事に。
湖は何らかの信仰の対象として神の湖と呼ばれ、住民から雨乞いされており、奇跡を起こした瞬間をたまたま目撃されてしまった為、神にされてしまいます。
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気まぐれに居着き、時折雨を降らせてやったりもしますが、そんな生活は長続きはしなかったそう。
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吸血鬼という怪異として目撃しているのではないゆえ、南極で疲弊した存在力は回復せず。
そんな中で出会うのが、怪異殺しの妖刀・心渡と怪異生かしの妖刀・夢渡の所有者であった、1人目の眷族となる、怪異と戦う男・初代怪異殺し。
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キスショットは信仰の対象となっている故に退治しに来た訳ではなく、様子見で、その後も定期的に様子を見に来る初代怪異殺し。
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何度か、妖怪退治を手伝った事もあるとか。
問題となるのは吸血衝動もありますが、それ以前にキスショットという存在が怪異以前の負のエネルギーを集めてしまう事。
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怪異の生態系のバランスをごっそり崩してしまう故、一か所に留まってはならないという事を失念していたよう。
日本に来る前、全く人のいない南極にいたせいで、よくないものがそこに集まっている事にも全然気付かず。
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事件に気付いたのは近隣住民で、出かけたまま人が帰って来ないという、人が消えるという話。
初代怪異殺しとも話し合い、捜査した結果、証拠が出ないだけで、これは人間の犯罪なのじゃないかという事に。
しかし、誰もいなくなるまで近隣の住民が消えるという事が続きます。
周辺の集落をキスショットが巡った結果、分かったのは誰も残っておらず、境界線を引いたようにある一定の地域からは無事だったという事。
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その境界線は、キスショットを知っていたか否か。
そこでようやく気付くのは、随分と留まっていたのに、負のエネルギーが全く溜まっていないという事。
原因があるとするなら、キスショットが長居し過ぎた故、その負のエネルギーがどこかで何かを起したのかと思ったものの、そんな形跡はなく、それがおかしい異常事態。
初代怪異殺しからもたらされる新情報は、初代怪異殺しの部下達も消えたという話。
再度、初代怪異殺しと周辺の村を巡り、最後の家が無人な事を確認したそこに現れる、暗闇。
2人も飲まれ、神隠しの正体に遅まきながら気付くキスショット。
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4分の3程飲まれたキスショットですが、逃げるには4分の1程も残っていれば十分と、南極まで跳ぶキスショット。
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流石のキスショットもあんな風に身体を削られた事はなく、距離を取りたかったようですが、追っても来なかった為、そこまでする必要はなかったとか。
僅か1年程の滞在でそのまま日本を離れ、次に日本に来るのは半年前で、暦と出会う事に。
初代怪異殺しはほぼ全身が暗闇に飲まれたようですが、右手首が残り、暗闇に遭遇した脅威からくる孤独感もあり、眷族として蘇らせるキスショット。
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初代怪異殺しは目論み通りに生き返りはしたものの、暦程メンタルが強くはなく、混乱し、錯乱し、キスショットを化物と罵り、自分から太陽の下に飛び出して消えるという自殺をする事に。
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己の骨身で作った、妖刀・心渡を遺して…
今回は、淡々と忍が自分の昔語りをしていただけでしたね…
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