伊豆湖から現在の状況説明。
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暦達からメールを受け取った余弦は仕事中で、苦戦して長引いているようで、何があっても余接だけで対処出来ると無視したようですが、伊豆湖はそうでない事を知っていたから、ヒーロー気取りで助けに来てあげたと。
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しかし、一方的に頼られるだけの関係は好まない、友達になろうと、有益な情報をもたらす前に3つお願いしたい事があると言います。
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1つ目は、紹介してほしい人間がいるとの事で、名前を挙げるのは、臥煙 駿河、今は神原 駿河と。
伊豆湖にとって、駿河は姪に当たるようですが、直接会いに行くと相当な悪印象を与える、臥煙家の血統はややこしいとの事。
2つ目は、余接がこの件にかんでしまった事で、任せていた仕事に多少支障が出てしまったと、片が付いたらそっちをちょっと手伝えと。
3つ目は、今となっては駿河の左手が必要なようで、仕事を手伝うように駿河に要請する事。
勿論、駿河の意志次第との事。
全て引き受け、取引成立。
忍の事が気になる暦ですが、街に戻るのは最悪の選択肢で、この場に居続けるべき、忍とのペアリングならすぐに回復出来ると伊豆湖。
忍が狙われているという考えも誤解で、400年前はそうだったようですが、今回は違うと。
今回狙われているのは、真宵。
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余接はこれを聞いて納得。
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余弦から少し聞いた事があったそうで、忍や暦の可能性もあったようですが、1番可能性が高いのは真宵と思っていたよう。
伊豆湖が言うには、暗闇は怪異以外の存在・非存在であり、倒す事も殺す事も食べる事も出来ない、理不尽で不条理。
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存在しない何か、怪異を消滅させる何かと。
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狙われる理由は、怪異の道を踏み外した怪異を狙うとの事で、人の道を踏み外した人は社会から排除されるのと同じように、怪異の道を踏み外した怪異は、超常的なパワーにより、世界から排除されるそう。
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400年前、忍は神を演じ、周りの人間が勝手に誤解しただけとはいえ、誤解を解く努力をしないのは嘘をついているのと同じで、神と騙したのが裁きの対象に。
逃れられたのは南極に大ジャンプした後、眷族作りという吸血鬼としての行動を取ったからで、それによって神という嘘が露見し、非存在の行動理由がなくなったよう。
結局、忍は裁きを受け、今の忍には狙われる理由がなく、安全と。
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ならば狙われるのは誰かと、伊豆湖は真宵に視線を向け、まずはその嘘寝を止めろと。
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真宵がついている嘘とは、今そこにいるという嘘と伊豆湖。
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本当は成仏しているはずなのに、今もここに居続けていると、真宵にそんなつもりはなくとも、誤解をされたらそれはもう嘘と。
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今の真宵は幽霊の幽霊みたいなもので、世界はそんなメタ構造を認めないと言います。
迷い牛である以上、人を迷わせなければいけないのに、それをしていない真宵。
暦は真宵と一緒にいて道に迷った事はなく、むしろ道を示してくれた事もあり、真宵がもう迷い牛ではなくなったとさえ見ていたようですが、そうではなく…
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真宵が狙われているという状況証拠もあり、真宵が意識を失っている時、寝ている時には追って来なかった事。
真宵が疲れて寝ている時が多かったから、暗闇は追って来れなかったよう。
そして、今は暦が道に迷っていて、迷い牛としての本分を果たしている状況である故に、暗闇は追って来ないと。
真宵は暦のおかげであんな事をしなくて済むようになったと、迷い牛としてこの先、人を迷わせる事は2度としたくないようで、消える事を覚悟。
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伊豆湖はそちらからの連絡を待つと携帯電話の番号を教えてあっさり帰り、真宵は暦に私に400年前の忍と同じ思いをさせるつもりか、その手を離して下さい、本当なら5月の母の日に成仏していたはずと…
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最後のお別れに不意打ちでキスをし、大好きでしたよと真宵。
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数ヶ月後、扇にその話を語る暦ですが、どうにもならない事はどうにもならず、真宵は成仏したよう。
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死者があるべき所に還る、これが現実ではありますが、何とも後味の悪い結果ですね…
黒幕を臭わせ、色々と思わせぶりな事を言う扇ですが、暦も疑いを持っており、真宵が消えた事を扇にだけ話し、どういう影響が出るかを見るつもり。
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