翼との情報交換により、街で数ヶ月間に起こった事を正確に知る貝木。
少なくとも、ひたぎから聞くよりは事態を客観的に把握し、伊豆湖が何を利用としているかも理解。
貝木の印象では、キスショットが来たから街が霊的に乱れたのではなく、霊的に乱れていたからキスショットが引き寄せられたと見る方が正しそうと。
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翼も、伊豆湖はハッキリとは言わなかったけどそう見ているようだった、だから、北白蛇神社に新たな神を据えようとしたと肯定。
撫子と接点があるならどう見えたという貝木の質問には、気弱とか、内気とか、人見知りとか、大人しいとか、そういう印象は持たなかったと翼。
翼が撫子から受けた印象は、相手にされていない。
撫子の世界は徹底的に閉じていて、誰が何を言っても、その言葉は届かないと。
暦の事が好きだから暦とひたぎを殺すと言っているのも、今だから言える事だが、本当は誰も好きじゃないと思う、誰の事も見ていないと。
貝木も翼を慧眼と評価。
撫子の事も何とか助けたいと翼は言いますが、貝木は受けた依頼は撫子を騙す事だから、そいつを俺に期待するなよと。
勿論、翼もそれは分かっており、単なるわがままと。
そんな翼に、助けるという事が人間に戻すという事なら、今幸せそうだという事は一考しておけと伝えます。
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しかし、翼の考えは、本人が幸せだと思っているから幸せとはならないというもの。
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貝木は、撫子を騙した後の事は翼に丸投げ。
翼は失礼かもしれないがと、撫子をちゃんと騙してあげられますかと。
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貝木は容易いと太鼓判を押し、翼もそれ自体は心配していないようですが…
そして、メメの家族について聞きます。
家族なんていないという答えを貝木から聞いた後、姪のような子はと問いかけ。
すると、あいつには兄も弟も姉も妹もいない、元々天涯孤独と貝木。
扇なる存在は一体…
次に翼が話題にするのは、暦から聞いた撫子の部屋にある開かずのクローゼット。
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既にその中を確認済みの貝木ですが、不法侵入によるものなので、それには触れず。
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何か大切なものが入っていると考える翼ですが、貝木に言わせれば、何の役にも立たない下らないもの。
危うくそう言いかけてしまった貝木は、情報交換も終えて翼と別れます。
それからしばらくは、撫子の所に通う地味な日々。
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1月の半ばには、メメが拠点にしていた学習塾跡にも気まぐれで足を伸ばします。
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それ自体は建物もなくなっているので満足な結果は得られませんが、偶然、別の街で何年か前に知り合った、この街の人間だった沼地 蠟花という少女と再会し、いずれ、駿河に関わる時に役立ちそうな情報を得たよう。
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そして、いよいよ予定日の2月1日。
貝木が気にするのは、撫子を騙した後、暦が撫子に会いに行ったりしたら台無しという事で、ひたぎにとっても1番の懸念事項。
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北白蛇神社に向かう途中、余接による接触。
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あくまで、縁を切ったのは伊豆湖と余接。
会ったのは偶然で、ギリギリの土壇場になってその決断をひっくり返す事を期待していた、伊豆湖に逆らう報酬として300万円は安過ぎ、この業界で生きにくくなるよと。
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人の彼女が、昔の女がそんなに大事なのか、あなたらしくないと言い、貝木はあえて訂正しないが誤解があると。
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余接はらしくない訳でもないのかと、2年位前、結構大きな宗教団体を詐欺に引っ掛けて潰したと、真実はひたぎの母親が嵌められていた悪徳宗教団体を潰す為と、ひたぎが知るのとは別の真実があるよう。
結局、ひたぎの母親は系列の別の団体に移っただけで解決にならず、切り離すしかなかったと言う余接に対し、それを面白い見方と否定する貝木ですが、何やら不器用な生き方をしているようで、型通りの悪人ではないのでしょうか。
ひたぎの件も、母親を想う娘の心情が理解出来ずに失敗し、普通に考えれば成功するような事でも、こういう時に貝木が失敗してきたと余接。
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それでも、貝木は手を引くつもりはなく、北白蛇神社へ。
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撫子と対峙し、容易く撫子を誘導して、暦とひたぎと忍が昨日の夜、交通事故で亡くなったと伝える貝木。
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しかし、かかったと手応えを感じたはずの貝木の言葉に、「貝木さんも私を騙すんだね。」と、恐ろしい形相になる撫子。
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