シャルルの名で皇族全員がペンドラゴンへ集まるようにという召集があるも、既にシャルルがルルーシュに弑逆されている可能性があると、応じないシュナイゼルは、やはりルルーシュこそが、自らと唯一、対等に打てる打ち手と、手応えのある勝負になりそうと予感。
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ナナリーとグリンダ騎士団との交流など、嵐の前の静けさという感じ。
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そして、シュナイゼルの読み通り、シャルルを弑逆したルルーシュが神聖ブリタニア帝国の第99代皇帝に即位し、居合わせた者をギアスで屈服させ、ナイトオブセブンのスザクは、ルルーシュの騎士として、ラウンズを超えるラウンズとして、ナイトオブゼロに就任。
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他のナイトオブラウンズはこれを黙認せず、ビスマルクの命でグリンダ騎士団を率いてシュナイゼルの護衛の任に付くノネットを残し、ビスマルク、ジノ、モニカ、ドロテアの4名は、直属部隊を率いて出陣。
ナナリーはシュナイゼルの思惑通り、ルルーシュと戦う決意。
シュナイゼルの他にもう1人だけ、シャルルの名での召集に応じなかった皇族がおり、それはマリーベル。
ロイヤル通信でルルーシュに連絡を取り、自らの意志でルルーシュの軍門に下り、自身と良く似た思考を持つマリーベルの考えを読んでいたルルーシュは、マリーベルにエリア24を中心とした東部進行軍の編成と指揮を任せ、それにふさわしい機体も用意してあると、手土産も。
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咲世子はシュナイゼルの話を聞き、ルルーシュに伝えるために逃げ出そうとしますが、ノネットが身の安全を保証しているにもかかわらず、止めに入ったオルドリン達にも銃口を向けてまで殺そうとする兵士達。
咲世子はオルドリンに救われ、フレイヤに否定的なオルドリンはまだどうするべきか結論を出せず、ルルーシュがダモクレスを止めてくれるかもという期待もあり、これ以上の手助けは出来ないが、見なかった事に出来ると、見過ごす事に。
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「コードギアス 反逆のルルーシュR2」では、機体すら登場せずに撃墜されたドロテア、モニカですが、ドロテアの機体はパロミデス、モニカの機体はフローレンス。
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フローレンスはオルフェウスに破壊されていますが、改修してそのまま専用機になったようで、モニカの機体は、結局、フローレンスなのですね。
第9世代のランスロット・アルビオンはスペックが違い過ぎ、当然の如くラウンズは瞬殺。
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名実と共に神聖ブリタニア帝国の支配者となったルルーシュは世界征服に動き出し、神聖ブリタニア帝国の首都・ペンドラゴンをフレイヤで消滅させたシュナイゼルには流石に賛同出来ないコーネリアは刃を向けるも、撃たれて倒れる事に。
咲世子を逃がした一件で、グリンダ騎士団は本体から孤立させられますが、ノネットの元にカノンからコーネリアを保護してほしいと頼み。
コーネリアを撃ったのがシュナイゼルと知り、キレるノネット。
この一件で、グリンダ騎士団はシュナイゼルと袂を分かつ事に。
シュナイゼルや愚かにもその傀儡となり下がった黒の騎士団とぶつかる事になりますが、シュナイゼルは結局はルルーシュに敗れ、ギアスによってその軍門に下り、ダモクレスもフレイヤもルルーシュの物となり、世界はルルーシュの手に落ちる事に。
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ルルーシュの手から逃れた残党は、ルルーシュのパレードの情報を得て、暗殺を狙いますが、マリーベルが統治するスペインで守られるダモクレスが、全世界を人質に取っているようなもので、大きな障害。
グリンダ騎士団とピースマークの混成部隊が、ダモクレスの無力化に動く事に。
こんな状況ではありますが、オルフェウスと兄妹の時間を育む事に。
遺跡で記憶を共有したオルドリンとオルフェウスですが、オルドリンの反応を見るに、マリーベルとやる事はしっかりとやっているようですね…
モテまくりのオルフェウスですが、オルフェウスを巡って火花を散らせる女性陣の中に、オルフェウスSIDEのノベルにしか登場していない、ネーハ・シャンカール、シュ・リーフォンまで絡ませるのは、唐突感があるでしょうか。
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マリーベルの戦いは、ルルーシュから供されたナイトギガフォートレスを改修したエルファバを駆るマリーベルが、圧倒的な力を見せつける事に。
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マリーベルの戦闘能力がかなりのものだとは、これまでの戦いで明らかでしたが、ナイトオブラウンズでも破格のスザクのシミュレーターの数値と同じオールSと、自らの騎士達よりも遥かに強かったよう。
マリーベルとオイアグロの思惑は、ルルーシュと同じく、自らが世界の憎しみを集めて、討たれる事。
オイアグロを降したオルフェウスは、エウリアの仇ながらも、復讐は終わったと止めまでは刺さず。
しかし、マリーベルの思惑通りに事を運びつつあるオルドリン。
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妹を親友の血で汚させはしないと、オルドリンにギアスで変身したオルフェウスがそれを行い、自らもマリーベルと運命を共にする事に。
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結局、オルフェウスが選んだのはマリーベルという事ですが、オルドリンは親友と兄を1度に失う事に。
オルドリンはマリーベルを討った英雄として祭り上げられ、グリンダ騎士団も抑止力として存続。
主人公のオルドリンこそ生き残りましたが、やはりバッドエンドと言って差し支えのない、悲劇の結末。
とは言え、「コードギアス 亡国のアキト」が風呂敷を大きく広げてしまうような結末だったのに対し、「コードギアス 反逆のルルーシュ」、「コードギアス 反逆のルルーシュR2」の世界観に沿った形で幕を閉じており、1番良く出来ているのが、「コードギアス 双貌のオズ」だと思います。
勿論、ダモクレスのブレイズルミナスを、ブレイズルミナスを展開した旗艦をぶつけるだけで破れるなら、ルルーシュもシュナイゼルとの戦いでやっていると思うので強引さはありますし、細かな点で気になる部分はありますけどね。
後は、南の善い魔女グリンダ、西の悪い魔女エルファバなど、随所にモチーフとして取り入れられていた、「オズの魔法使い」との絡みは、もう少しあっても良かったでしょうか。
そして、作者の東條チカさんのTwitterに『一部エピソードがダイジェスト気味になってしまったのが痛恨の極み。 もっと数字が良ければじっくり描けたかもしれないけれど、こればかりはどうしようもない。力及ばず、です。 トウキョウ決戦以降、とくにルルーシュ即位後は描き切れない描写が多々あった…』とあるように、打ち切り的な終わり方で、5巻はかなり駆け足で、あと1冊分位尺があれば、よりいいものになったと思うので、その点は残念。

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